ピーター・バーンスタイン、ブラッド・メルドー、クリスチャン・マクブライド、グレゴリー・ハッチンソン 20年来の盟友が再集結したNYオールスターライヴ


ご購入はこちら

ピーター・バーンスタイン、ブラッド・メルドー、クリスチャン・マクブライド、グレッグ・ハッチンソン 1994年『Signs of Life』の面々が20年振りに結集


ピーター・バーンスタイン、ブラッド・メルドー、クリスチャン・マクブライド、そしてグレッグ・ハッチンソン・・・なんとも豪華でそうそうたる顔ぶれによるアルバム。しかし、これこそ、90年代の話題作『Signs of Life』のメンバー。

90年代、NYに生まれた新しいムーヴメントをキャッチしていたオランダのCriss Crossが、このメンバーで録音。クロスオーバーの勢いがやや下火になって、NYの新しいアコースティック・ジャズのムーヴメントが生まれようとしていたその時に録音され、1995年にリリース。『Signs of Life』はブラッド・メルドーの参加も目を引き、当時から話題になったものでした。

本作はまさに、そのメンバーが20年振りに再結集し、ライヴ演奏を繰り広げた記録。そんないきさつだけでも期待をそそってやみません。

20年の間には、メンバーそれぞれにドラマがあったというもの。ブラッド・メルドーにとっては、デビュー作のリリースが95年で、Art of The Trioでの作品リリースはその後のこと。クリスチャン・マクブライドのデビュー作は94年。つまり『Signs of Life』とは、この世代のメンバーにとってまさしく原点的な年の演奏を記録した記念碑的な作品ともいえるのです。




主人公ピーター・バーンスタインにとっては、『Signs of Life』は2作目の作品。その演奏は、メルドー、マクブライドと比較すると、スタイルを変化させることなく、ジャズの王道に軸足をしっかりおいてきた印象。本作も基本はストレート・アヘッドな路線を貫きます。しかし、演奏は20年の間に深く変化していることをこのアルバムが証明。『Si gns of Li fe』では、ある種同世代のオールスターセッションに聴こえるところがありましたが、録り直しも効かないライヴの場で演奏は鮮やかそのもの。

クリスチャン・マクブライドのグルーヴ感あふれる骨太な4ビートを刻むベース、しなやかなシンバルとパワフルさを兼ね備えたハッチンソンのドラム、ストレートに演奏することで底しれない実力を感じさせるメルドー。そして、シングルトーンを中心に全てに書かれた譜面でもあるかのようなメロディアスなソロを繰り広げていくピーター・バーンスタイン。そこには、90年代、やや地味めにデビューした世代の明らかな自信に満ちた表現あり、今やシーンにとって中堅となった世代の気概に満ちた演奏があります。

ライヴということもあって、2曲を除いて全てが10分以上の演奏。しかし長尺な印象は一切ありません。ちなみに、オープニングと4曲目は、『Signs of Life』からの楽曲。20年の時を経て同じ曲を演奏し、作品として収録されているのも興味深いところです。

レコーディングは、Smokeではなく、ジャズ・アット・リンカーン・センターにて。NYという場で、ミュージシャンとして堂々と活動し、渡ってきたメンバー4人の演奏。ジャズという歴史のマイルストーンとも言うべき、2017年注目のリリースです。

収録曲


CD1
01. Blues for Bulgaria
02. Hidden Pockets
03. Dragonfly
04. Jive Coffee
05. Pannonica

CD2
01. Useless Metaphor
02. Let Loose
03. All Too Real
04. Resplendor
05. Crepuscule with Nellie / We See
06. Cupcake

Peter Bernstein (g)
Brad Mehldau (p)
Christian McBride (b)
Gregory Hutchinson (ds)




関連情報

SMOKE SESSIONS 最新リリース 
ニューヨーク名門ジャズクラブ「SMOKE JAZZ CLUB」白熱のライヴセッションをパッケージ。SMOKE SESSIONS RECORDS最新リリース&カタログ作品をご紹介。
46件中 1-46件を表示
※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

チェックした商品をまとめて

チェックした商品をまとめて