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Review List of ぬぬぬ 

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     2017/06/08

    HMVサイトに記載はないが、実際は番号なし遺作も含む57曲全集。作品68−4は補筆なしバージョン。マクレガー女史自身のライナーノートにピクチャーレベルと気合い入りまくりの状況。演奏も曲によって速めテンポとスローテンポが錯綜し、各曲彼女の創意工夫はかなり感じる。が、ルバートについてはあるものはあるが、ポーランド勢と比べて決まってなく、アクセントだけでただ弾いている感が漂うものも多々有り。予約しながら発売日から二週間手に入らない盤だったが、マズルカコレクターには面白味のある演奏ても、一般のファンには、苦労して入手してまでの程でもという感じ。

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     2017/04/03

    EMI原盤の他、以前スイスイェックリンなどで出ていたチューリッヒライヴのショパンノクターンやデッカから出ていたアンセルメとのシューマンまであり大変便利な箱と思ったので、過去の所有物を整理してスペースを少なくしようとして購入。たしかに、箱の厚さはEMIのICON7枚組より薄いが、中身はかつてのEMIシフラ箱のように封筒入りCDの蓋が全部糊付けされてはがしにくく、また中身はマスタリングは明瞭なものの、どこの原盤から取って来たのか、ショパンのエチュード作品25−5は頭が欠落(フェードイン)。またショパンワルツ集は、リパッティの工夫の録音順を無視して、無惨に番号順に並べられており、結局過去の所有物を売り払う訳に行かなくなってしまった。リパッティの人となりをまとめて聴きたい方には、激しくお薦め出来るのだが、リパッティにごだわりのある人にはちょっとねという感じ。

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     2016/07/30

    NIFC白盤のハラシェヴィッチの全集が物凄く良かったのでこれも期待はしていたが、期待以上のものがあった。ハラシェヴィッチと比較すると、テンポはよりじっくりした演奏で、速めの曲はルバートの振れ幅がマイルドなものの、遅めの曲となるとハラシェヴィッチ以上にこねくり回したルバート。ただ、ルバート量は違っても両者のやり方は類似なので、これがポーランドかと思った。ハラシェヴィッチの方がやや良く見えるが甲乙つけがたく、時と場合によって両者を聴き分ければ、とりあえず他のマズルカ全集はいらないという感じ。

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     2016/05/20

    シラジのフンガロトン他作やNIFC録音に比べると、残響多くモコモコしたような録音だが、そのソフト感が逆に安らぎと幸せさを感じさせる。即興曲の曲間のポーズもたっぷり取られ、落ち着いて心休まる仕上がりになっている。じっくり聴くには超オススメ。

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     2016/04/08

    フィオレンティーノと言うと、あのコンサートアーティスツから出ている演奏会用アレグロ他を愛聴していた。と言っても、ジョイス・ハットの偽録音で有名なレーベルなので、フィオレンティーノも本物か偽物かわからない状態。そんな中でこれを聴くと、確かにステレオでも超こもった音質で左右が合っているかどうかわからん状態のすさまじい録音状態という点ではコンサートアーティスツと共通。それなら前者は本物かと思ったりして。それはさておき、演奏の方はかなりのクセや多少の隙はあるが、闊達なパワープレーで聴いていてうれしくなって来る。ショパンのワルツ・ポロネーズ・練習曲が完全全曲等のラインナップもそそられ、悪録音に耐えられる方には極めてお薦め出来る。

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     2015/12/01

    全体的には中庸よりやや速めのテンポで音楽も流れていて好感が持てそうな感じがするが、くねるようなクセもののルバートが微妙。これを認めるか否かで好みははっきり分かれそう。

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     2015/11/05

    NIFCで同時に出たアルゲリッチやアントルモンは、良い演奏と思いながらも寄る年波には勝てぬという感を禁じえなかったが、これは断トツに素晴らしい。以前の録音と比べても、腰を落ち着けた雄弁さで優っている。夜想曲も同様で、浅田真央使用で有名な作品9−2でも、ライヴでの微かな傷を考慮しても引き込まれ度合いはこちらが上。この建材ぶりを目の当たりにすると、今後もまだまだ応援したくなってくる感が。

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     2015/10/25

    ジャニスと言うと、ラフマニノフとかアメリカものをイメージしてしまうが、意外にもベートーヴェンやシューベルトが素敵だ。ドイツ的演奏とは言い難いが、ひたむきさと端正さと推進力で惹かれる。マスタリングもまずまずだし、解説書もルーピンシュタインやクライバーンの箱と同様の豪華仕様。紙袋のオリジナルジャケットデザインも良い。ただ、オリジナル盤を重視したのか、CD一枚の収録時間が極端に少なく、おまけにラフマニノフ協奏曲1番とリストの死の舞踏は同じものが二つ入っているので、11CDと言いながら、実質五枚弱という所が何である。

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     2015/05/26

    以前のブリリアントの箱と比べて微妙にかぶる所はあり、むかつくほどモタモタしたマリアン・ミカの前奏曲変イ長調などもしっかり残っているが、デリャヴァンとかおニューな演奏も多く、ウラシンのマズルカも以前AVEXの箱で出ていたものとは別の新録音である。この二人が主な目当てであったが、デリャヴァンはもたれたりクセあり過ぎも全体的には標準。ウラシンも作品7−5を電気的にフェードアウトするとか悪趣味の所はあるが、独創性を発揮して頑張っていると思う。モラヴェッッツやワイルドはどっしりした好演だが過去別レベルから出ていてダフリなど、ショパンの旧来のファンからするとダブりが多くて頭の痛い所もあるだろう。ダブりの中では、サイモンのピアノと管弦楽の小品は1970年代の名演の久々の再登場で若い人にも聞いて欲しいと思うが、じゃ同時収録の協奏曲はここにはなく、箱のラインナップはなぜかクピークという所あたりがブリリアントクオリティか。ショパンおたくにはダブりかあってもとにかく買えだが、そうでもない人にはDGの箱やアシュケナージとかオールソン、そして最近のイタリアデッカのピエトロ・デ=マリアの方がいいかもという感じである。

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     2015/05/26

    半分近くは知っている録音だったが、全体的にいかにもゼルキンらしい演奏。残念なのはスタジオ録音の21番ソナタの音が無茶苦茶ひずみっぽいこと。これよりも、モノラルのレリークや楽興の時の方が格段に聞きやすいというのが皮肉っぽくあった。ライヴの21番はテープ雑音やハムみたいのは多少あるが、ピアノの音はスタジオセッションよりはるかに良く、演奏の流れも上。最後の大々的拍手も納得。これとレリークを聞くだけでも、この箱を持つ価値は十二分あるように思われる。

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     2015/03/01

    解説にもあったが、確かにこれは観客ノイズの一致からしても、1988年に出たHUNTのHUNTCD555と同一である。HUNT盤はモノとは書いていないものの、併録ロッシ指揮伊RAI響の2番(1968モノ)より圧倒的に音が良く何だかなぁと思ったが、その時疑似ステレオっぽかった音が、今回はテープのヒスノイズも鮮やかになったものの真ステレオの音となり、ピアノの音もEMIスタジオ盤よりある意味繊細。25年前はスタジオ盤より推進力のある演奏くらいの印象が無かったが、マスタリングで感銘度が非常に増加するとはびっくりだ。

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     2014/03/14

    アルゲリッチ独特の音楽の流れとスピード感はあるが、ショパコン優勝時前後の奔放なブッ叩き感はなく、語尾はモーツァルトらしくデモーニッシュにまとめられている。いわゆるモーツァルト弾きの演奏とは趣向は違うが、それほどはずれている訳ではなく、音楽として非常に気持ち良く、最近のアルゲリッチよりもある意味わくわく聴ける。モノラル録音だが、特に協奏曲は音の状態も悪くなく、マークのバックもわくわく感を強調している。これがドレミ第一巻ということなら、以後のシリーズが非常に期待出来ると思われる。

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     2014/01/15

    顧聖嬰のことについては輸入会社の説明ではいつなぜ死んだかの記述はされてない。どういう悲劇的死だったかは検索すれば出てくるであろう。演奏はどの曲も平均ペースでまじめでひたむきに弾くという感じ。鋭さや切れはないし、細かいパッセージは怪しいが、技巧が下手とまでは言えない。この特性から、速い小品よりも大曲の方が何となく引き込まれてしまう感じがする。個人的にはソナタがベストで次が幻想ポロネーズかという所。録音はその頃のラジオのモノ録音を疑似ステレオっぽくした感じ。前奏曲や練習曲等はこれにひずみが入る。万人には薦めないが、じっくり聴いているとそそられる所のある演奏と思う。最大の問題は装丁で、外見はこの写真通りのデジパックで中には写真満載のオール中国語解説が張り付いているが、大きさは何と18センチ四方、ずっしり重いが厚紙製で、厚紙の穴に盤をはめ込んでいる。ピクチャーレベルの盤を取り出そうとしてもなかなか取り出せず、いったん取り出すともとの穴には非常に入りにくいという超迷惑ジャケット。HMVがなせデカい箱で送って来たのかといぶかしがったが、理由はこれだった。予約していて七月発売とのはずがちょうど半年待たされたし、もしやこれが中国クオリティ?

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     2013/11/01

    東芝EMI時代はマルクジンスキーと称していたが、スペルを見るとlに斜め線が入っているので、ポーランド読みでこれが正しい発音である。この中ではマズルカ集が抜群に素晴らしい。大昔野村光一氏構成のNHKFMの夜番組「大作曲家の時間ショパン」でルービンシュタイン、コルトー、ホロヴィッツなどの列強を押しのけて、テーマ曲に採用されたのが彼の作品24−4。これと作品30−3は特に粘りある独特のルバートが強烈で、ショパンファンには是非聞いて欲しい一品である。彼の芸風は巨匠風でパワータイプなので、指回りの速度と切れはイマイチの所があるが、それに目をつぶればポロネーズや他のショパンも相当すばらしい。後年ポーランド国営放送にも再録音はあるが、これと比べるとかなり淡白であるので、このボックスの時点がベストだったかも。マズルカ・ワルツ等は既出であるが、マスタリングが生々しくなっているので、ダブった方でも買いと思われる。チャイコ以下他の演奏も音質は時代なり以上でがっちりした普通に素晴らしい演奏だが、ショパンと比べるとオマケの感も。内容は大満足だが、旧来のファンからすると箱や盤面のWマークを見ると、相当わびしい感じを受けることだけは否定できない。

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     2013/09/19

    友社のウィーン原典版の校訂をしているティリモの全集。当然あの赤い楽譜準拠である。真っ向から取り組んで好感が持てる割に聴いた後イマイチ残らないとか、未完のソナタの補完作曲については個人的にはバドゥラ=スコダ(ヘンレ版第三巻)
    よりは好まないところはあるものの、ホ短調D769a断片など他の全集では絶対聴けないものもあり、資料的価値は相当高いと思われる。ただ、初出時は値段こそバラで一枚1500円程度だったものの、まとまって流通しておらず苦労して全巻集めたものがこの値段で出されると、なんだかなぁと思ったりもする。

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