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Review List of eroicka 

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  • 3 people agree with this review
     2013/08/13

    53年の1番と49年のヴィースバーデンライヴの4番という(ターラから出ている)比較的珍しい音源が安く入手でき、(決して回し者ではないが)、フルヴェンマニア道にこれから足を踏み入れる向きには重要なセットといえる。ターラとの音質の比較はしていないが、この安さは魅力的だ。52年の2番と49年の3番は、古くからEMIから出ている有名なライヴ音源なので、ファンとしてはダブり買いになるのだが。

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     2013/08/11

    ジャケットのバーンスタインの似顔絵?がなんか全然似ていないのが笑えるが、チープな装丁とは裏腹に演奏は折り紙付きだ。ピアノ協奏曲は1958年、交響曲は1959年のヨーロッパツアー直後のステレオ録音。どちらも凄みがある有名な演奏だ。

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     2013/08/11

    演奏スタイルが10年後の一連の録音とほぼ同様だが、若い情熱と閃きのある名演ばかり。一筆書きのライヴ的な迫力と柔軟さが印象的だ。NYPもミトロプーロスやロジンスキらが締め上げていた時代だけに、合奏力は60年代より遥かに高い。若手指揮者のアルバムということで商業的な需要の高い有名曲の多い録音の中で、比較的地味なシューマンの2番を取り上げたのが興味深い。シューマンの2番は最晩年、死の数か月前のPMF公演でも取り上げていただけに、よほど思い入れが深かったのであろう。音質はモノラル時代としては最上に近いもので自然な響きが素晴らしい。ヨーロッパのDeccaの楽器の音の分離は重視してもどこかくすんだ響きがする録音とは大違いだ。

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     2013/08/11

    まさに名曲決定盤。録音はステレオ初期だけにテープのヒスノイズはあるが、楽音は生々しく、演奏はやはりバーンスタインの十八番だけに、自由闊達で、若々しく粗削りな熱気にあふれる。自作も素晴らしいが、ガーシュインのノリの良さもは最高だ。DG録音にもスケールの大きさや演奏解釈の深化という特徴があり、合わせて聴かれたいと思う。

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     2013/08/11

    まさに名曲決定盤。録音はステレオ初期だけにテープのヒスノイズはあるが、楽音は生々しく、演奏はやはりバーンスタインの十八番だけに、自由闊達で、若々しく粗削りな熱気にあふれる。

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     2013/08/11

    ラプソディー・イン・ブルーは60年代の録音のほうが生き生きしており、曲のイメージに合っているが、個人的にはこちらの演奏もスケールの大きさはユニークで思い出深い。バーバーのアダージョもアパラチアの春などもバーンスタインの晩年様式でテンポを遅めにとり、こってりコテコテに情緒纏綿と歌い上げる演奏だ。明快で能天気なアメリカ音楽ととらえがちなこれらの曲が、実はその中に、現代人の憂鬱のようなものが根底に滲んでいるとさえ感じさせる。録音の良さは言うまでもなく、ファンならば、当然、新旧録音両方聴いてみるべきだ。

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     2013/08/11

    ラプソディー・イン・ブルーは60年代の録音のほうが生き生きしており、しっくりくるが、個人的にはこちらの演奏もスケールの大きさはユニークで思い出深い。バーバーのアダージョもアパラチアの春もバーンスタインの晩年様式でテンポを遅めにとり、情緒纏綿と歌い上げる演奏だ。録音の良さは言うまでもなく、ファンならば、当然、新旧録音両方聴いてみるべきだ。

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     2013/08/10

    往年のウィーンフィルの薫り高い響きを生かしたベートーヴェン。このころのベームはまだテンポが遅すぎることもなく、彼ならではの峻厳さもオケのまろやかな響きに中和され、節度といい快適な響きといい、申し分ない。カラヤン、クリュイタンスとベルリンフィル、バーンスタインとウィーンフィルなど廉価で手に入る優れたベートーヴェン交響曲全集は少なくないが、その中でも屈指のものだ。当然、ファーストチョイスにも好適だ。

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     2013/08/09

    中古LP店でたまに見かけるこのジャケットだけで購買意欲がそそられるが、同じ演奏をGramopoho2001やらUnited archiveレーベルなどで、もう2〜3種類持っているので…。演奏は文句なく堂々たるものだが、凄まじさは57年のトスカニーニ追悼演奏会、品格ではステレオセッション盤には敵わない。しかし、バランスの取れた躍動感と古典的フォルムはこの演奏と、SP時代の41年のNYPとの録音にある。いずれもアメリカにわたって、ユーロピアンスタイルを捨て去り、アメリカ流に染まった時期のもので、ワルター芸術の変遷を知る資料となろう。ちなみに、この辺は、宇野功芳先生のワルターの名盤駄盤というのに詳しい。

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  • 2 people agree with this review
     2013/08/09

    20年近い昔、ADESかASTREEか何か、フランスのレーベルから出ていたのを買って持っているが、フランスの明るいオケの響きが楽天的なブラームスとなっている。これが1番や4番なら違和感が出ようが、これはこれでユニークで満足できる。さすがに要所では、ミトロプーロスやロジンスキに鍛えられた絶頂期のNYPのようにはいかず、客演故の生ぬるさは否めないが、最終楽章の燃焼ぶりはさすがだ。モーツアルトもNYPのものと造形は同じだが、明るい響きに独自の魅力がある。音質はこの年代のものとしてはNYでの放送局の録音よりかなり聴きやすい。正規ライセンス発売っということで、音質がどれだけよくなっているか、確かめてから改めて買いたいと思っているところだ。

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     2013/08/09

    ティーレマンの「お気に入りのワーグナー演奏」を収めたというアルバム。フルヴェンのローマ録音以外は、ユニヴァーサル系の音源なので、選択の幅が意外に狭く、彼が推しているのも、こちらがイメージしているようなフルヴェンやベームらのトリスタン、ベームの指輪やクナのパルジファルではなく、カラヤンやブーレーズを推しているのが、やや驚きであった。もっとも、ティーレマンによるDGのワーグナー録音のカタログぐらいに思えば、素晴らしいアンソロジーともいえ、違和感はないのだろう。どうせなら、カラヤンの指輪でなく、ティーレマンの指輪の抜粋にしたら売れるのではないだろうか。ティーレマンは歌劇場のたたきあげだけにオペラ的手腕を重視した人選だったのかもしれないが、それではカルロス・クライバーが意味不明だし、コンセプトが中途半端な感じが否めないと個人的には思ったのだが。

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     2013/08/07

    有名な55年録音のゴールドベルク変奏曲のほか、パルティータ全集やフーガの技法、インベンションとシンフォニアなどが収められている。しかも6枚組2000円前後で。解説などはないとしても、LP時代なら1万円は超えていただろう。グールドの代表的録音であるゴールドベルクは勿論目玉だが、このセットで特におすすめなのはパルティータだ。たとえば、リパッティやアルゲリッチ、シフらのモダンなピアノの表現力を駆使して自分の感性や心情を切々と訴える演奏と比べると、グールドの表現は個性的とはいっても基本は禁欲的だ。禁欲がすぎて物足りないかもしれないが、その古典性こそがグールドの真骨頂だ。続編が出るそうだが、値が張りすぎて大全集を買えなかった者としては、今後、続編の後のさらなるシリーズ化を強く期待したい。

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     2013/08/07

    アメリカのオケらしい派手なサウンドがこれらの曲のスペクタクルが雰囲気にあっている。「惑星」は昔優秀録音として名高かったが、それだけでなく、演奏も素晴らしい。いかにも若いメータらしく、奇をてらわずストレートに大曲に挑んでいく熱さがよい。「ツァラトゥストラ」は79年のNYPとの録音のほうが情熱と熟した解釈の調和という点で一歩リードしているが、若々しい気迫は捨てがたい。60年代〜70年代のアナログ録音だが、Deccaらしく情報量の多い音質は時代を感じさせず素晴らしい。国内廉価盤でそれぞれ1枚ずつ持っているが、広く聴いてもらうためにもぜひ再発売が待たれる。

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     2013/08/07

    昔のメータらしく、深刻さや深みは全くないが、衒いなく情熱をぶつけるエネルギッシュな演奏だ。「英雄の生涯」はテンポはきりっとやや速めで、グラマラスで明るいアメリカのオケの響きがマッチしている。コープランドのこの曲は不勉強のせいであまり馴染みがないので、何とも言えないが、曲想にあっているとは思うし、グレゴリー・ペックの語りが格調高い。Deccaらしくやや分離が良すぎるきらいはあるが、60年代のものとは思えぬ明晰な録音だ。

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     2013/08/06

    フルトヴェングラーが非ナチ政策に伴う演奏禁止措置を解かれ、復帰したころの演奏。同時期に残した数々のライヴの凄まじさに比べれば、慎重な演奏の運びは平板さが否めないが、往年のウィーンフィルの独特のサウンドは味わえる。ある意味、端正な造形の中に、激しいパッションを内包した、一種バランスが取れた演奏で、フルヴェンの演奏でなければ、悪く言われることもなかったのかもしれない。朝比奈隆のブラ1を聴くと、第1楽章や第4楽章の冒頭をはじめとしてこのSP盤に似ている表現が見られるような気がする。朝比奈翁はフルトヴェングラーの影響も受けているが、かれのブラームス解釈のルーツには、ひょっとしたら、このSP盤の存在があるのかもしれない。この録音に関しては、本家のEMIの復刻はノイズカットのために音楽を漂白させてしまった全くの駄作だが、Testamentレーベルの復刻は音楽の情報量を損なわず、ノイズを低減できており、PREISER盤など同様、完成度が高い。

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