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Beethoven (1770-1827)

CD Beethoven Symphony No.3(1952), Schubert Symphony No.8(1950): Furtwangler / Vienna Philharmonic Transfer from Breitklang LP

Beethoven Symphony No.3(1952), Schubert Symphony No.8(1950): Furtwangler / Vienna Philharmonic Transfer from Breitklang LP

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  • ★★★★★ 

    馬羅  |  愛知県  |  不明  |  11/July/2012

    実はT店のレビューで書いたのですが、参考までに個人的な考えを書きます。オタケンの太田様からご丁寧に返答していただいた通り、1,2楽章と3,4楽章では、左右の定位が違います。私の装置では、1,2楽章でヘッドフォンの左右を入れ替えることで、平林復刻と同じ定位が得られます。あくまでも推測ですが、原盤のテストカッティングの際にエンジニアが左右を間違えた可能性があります。市販カッティングでは、修正されているでしょう。手持ちの国内盤LPとは比較していませんが、平林復刻は、国内市販オープンリールテープなので、たぶん市販LPと同じはずです。ニセステなので、定位についてうるさく言ってもしかたないですが、音についてもかなり違います。平林復刻は、テープがTDKのノーマルテープで、発売元の東芝は他社のHFテープよりも音が自然だと主張していましたが(確かに、その音にファンも多かった)、その分ヒスノイズが多めで、ややナローレンジです。また、TDKのテープのくせで高音はさらさらと爽やかですが、低音の厚みにはやや欠ける面があります。全体には、ノイズが少なく聴きやすいですが、音像が小さくまとまって力強さが後退する感じがします。それに対して、LP復刻の本盤は、スクラッチノイズやゴーストがありますが(ヘッドフォンで判るレベル、我が家の小型スピーカー再生では、よほどの大音量にしなければ気にならない程度)、音の拡がりがかつてのLPの記憶よりもずっとよく、音の力強さも素晴らしいです(特に高弦の伸び)。さらに、フィナーレのホルンの咆哮は、ぐっと眼前に迫ってくる感じです。個人的に、どちらがよいとは言えず、疲れた時は、平林盤を聴き、体力のある時は、オタケン盤を聴いています。フルヴェンの他のエロイカの録音では、フィナーレのティンパニの強打が凄いですが、私はホルンの咆哮が聴きたいので、このニセステ盤をベストと考えています。初めて聴いたのが、昔のクリスタルピックアップで、定位がむちゃくちゃでサラウンドでホルンが鳴り響き度肝を抜かれた体験が強烈なので、ホルンの力強さという点でオタケン盤こそが自分のイメージに一番近いと言えます。

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  • ★★★★★ 

    まっこ  |  千葉県  |  不明  |  21/June/2012

    OTAKENさんとGRANDSLAMさん、特にフルトヴェングラーに関しては互いに張り合っている感じ。このニセステシリーズはOTAKENさんが元祖でありその音のよさに感動しました。ただし英雄に関してはGRANDSLAMさんに先を越されたため苦労されているのでは。自分も英雄はGRANDSLAMを買いました。元のLPが違うのでたぶん音質は違うと思いますが聞き比べのために買うほどの経済力は無いので・・・もし聞き比べた方がいらしたら是非情報を流して下さい。

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  • ★★★★★ 

    独居人  |  東京都  |  不明  |  30/May/2012

    エロイカの出だしのトゥッティのリアルさに仰天した。 ムジークフェラインザール特有の長い残響の中に身を置いていると巨匠の実演とは斯くの如きであったかと妄想さえしてしまう。 むろんの事、電気的な処理の結果ではあるが、アンビエントという単語さえ浮かんでくるほどだ。 エロイカ、未完成共に強奏部の迫力は凄まじく、対して弱奏部の丁寧さ、念入りさはいつも通りである。 一点の曇りもない演奏、録音状態である。 数々の苦難を乗り越えた晩年の巨匠の明鏡止水の心境が見て取れる。 音質は高音から低音までフラットな印象だ。 静音部に若干のヒスノイズ、ハムノイズ、プチノイズは感じるが、ほとんど板起こしという事実を忘るほど良好な状態である。 OTAKENさんのこの一枚にかける熱き想いが伝わってくる次第である。

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