Mozart: Wind Concertos
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タテキ32 | 大阪府 | 不明 | 26/October/2015
オーマンディは音楽の精神的な内容を軽視ないしは無視して派手でゴジャースな色彩で塗りたくって省みない安物の指揮者、そんな風に言われ続け、我国のクラシック音楽好きはそのように洗脳され、その呪縛は今も残っているようである。彼の本格的な曲の録音で、私が厚くて陰翳を無視したステンレスな響きに悩まされた、などということは一度もない。このモーッアルト、オケが殊更出しゃばっているというような所があるように思えないし、独奏オケ共々、瑞々しく叙情的であり、音楽そのものの美しさをオーソドクスに何の衒いもなく表現しているとしか思えない。彼等の音はなるほど流麗で美しい、そして濁りや澱みがない。そこのところが陰翳がない等という先入観に絡め捕らえられてしまうのではなかろうか。彼等のその濁りのない美しい響きを虚心坦懐に聞けば、その美しさの中に音楽そのものの持つ鮮烈で細やかな色合いが流れているのが感じられるはずである。考えても見て欲しい。彼は優れた独奏者の伴奏を多く録音しているが、彼の伴奏がそんなにチープなものであれば、いくら何でも、ほいほいと独奏者が共演してくるようなことがあろうか。確か、アイザック・スターンはオーマンディに対する評価の低さを嘆いていたはずである。虚心坦懐にオーマンディを聞こうではないか。7 people agree with this review
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りん | 愛知県 | 不明 | 11/October/2009
1991年にソニーの輸入盤(SM3K 47215)で出たきり長らく入手困難となっていた、このコンビによるモーツァルト協奏曲集の国内発売盤です。 評価は分かれるでしょうが、雄弁なオーケストラと当時のフィラデルフィア管弦楽団の首席奏者のソロ(フルートのウィリアム=キンケイドは特に貴重!)が楽しめる好盤。 ちなみに、ホルン協奏曲第1番の2楽章はM.ジョーンズがナチュラル・ホルンを吹いており、ヴァルヴ・ホルンとナチュラル・ホルンとの音色の違いを楽しむのもまた一興かと。6 people agree with this review
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