TOP > Music CD・DVD > Classical > Tchaikovsky (1840-1893) > Symphonies Nos.4, 5, 6 : Karl Bohm / London Symphony Orchestra (2CD)

Tchaikovsky (1840-1893)

CD Symphonies Nos.4, 5, 6 : Karl Bohm / London Symphony Orchestra (2CD)

Symphonies Nos.4, 5, 6 : Karl Bohm / London Symphony Orchestra (2CD)

Customer Reviews

Showing 4 star reviews > Read all customer reviews

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 6 of 6 items

  • ★★★★☆ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  22/May/2020

    楽しめました。 オケもベームの要望に応えた熱演です。 余程のプロでない限り、ジャケットを隠して聴いていただいた時、「これはロシア・スラブ系以外の演奏者のものだ」と断言できる方がは少ないと思います。 日本のクラシックCDファンは、評論家の悪影響を受けすぎて、どうも看板で判断する傾向がありすぎます。 但し、残念なことに、高齢からくる疲れとコントロール不足は私にもわかってしまいました。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  05/October/2011

    「ベームの晩年は鈍重」という印象が強いですが、決してそんなことはありません。 確かにスタイリッシュな演奏ではありませんが、HMVレビューにもある通りソナタ形式を重視したドイツ的なアプローチにより輪郭線のはっきりした重厚な響きになっています。 この解釈は下のレビューにもある通り、カラヤンやムラヴィンスキーのようにロシア的なアプローチをとった演奏家とは一線を隔したもので、とくに「悲愴」はロマンチズム的ではなく、新古典主義的なブラームスの4番の延長上にあるような印象を受けます。 ベームは自分のキャリアの中にチャイコフスキーのレパートリーが無いことを非常に気にしていたようで、DGに対して再三、このチャイコフスキー後期の3作品の録音を希望していたようです。しかし、DG側はベームのチャイコフスキーは売れないと判断していたようで、まして同時期にカラヤンもこの3作品をDGに録音していたので、ベームの出番は無かったようです。それでも再三に渡ってDGに交渉し、ようやくこの時期に名誉会長に就任したロンドン響に白羽の矢が立ったという話しです(ベームがこの録音のために就任したとも言われている)。 本当は独墺のオケと録音したかったのでしょうね、、、 しかし、この演奏についてはロンドン響を起用したのが功を奏しているのかもしれません。 もしもこれが独墺系のオケであれば重厚さを増し、ややもすると鈍重になった可能性は十分に考えられます。 聴けば聴くほど味が出る演奏です。

    10 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  30/August/2009

    謎の多い演奏。71年のチェコフィルとの凄絶な名演ライブ(4番)は誰が聴いても「真摯なベーム」そのものだ。それから6年、基本はドイツ的、LSOは美しく(特に管)、ロシア的演奏とは異なる美を感じさせる所も多いが、時にデフォルメされたようなテンポ(の変化)、表情に驚く。効果を狙った?。ベームはこの「ポピュラーな名曲」の録音を自ら望み、実演でも間々ウィーンやロンドン取上げているが「リラックスムード」との記事も当時眼にした。意識は他流試合?(70年代のVPOライブではチェコフィルスタイルのものもあるらしい)。興味は尽きない。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    shinsaqu  |  山口県  |  不明  |  10/December/2008

    「懐かしい」レビューが多くてなんだか微笑ましいですね。かく言う私もベームのチャイコとの出会いはレコードでした。結局当時はsym.4しか聴かなかったのですが、懐かしさから今回このCDを購入し感銘を受けたのがsym.6です。特に四楽章では情念どろどろの演奏からは知りえなかった美しさを感じました。チャイコフスキーが「苦悩」を音楽にするために、どれだけ巧緻に管弦楽を織り成したかが、この演奏からまざまざと聴き取れます。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    Nice  |  名古屋市  |  不明  |  16/June/2006

    ああ、懐かしい。中学のころレコード屋でLP新譜デモでかかっていたのを曲が気になって「片面ばかり」を何度も「立ち聞き」していたのを、思い出します。ソ連ロシア系演奏が好きで、長い間その演奏に慣れ親しんだ耳になってしまっていたが、あらためてベームの頑固なまでの楽曲への忠実な演奏が、いま非常に新鮮に響きます。まさに「正しい演奏」。美しさやエネルギーなどのその楽曲が元来持っている魅力を、過度に演出することなく細部にわたり丹精に磨き上げることによって、燻し銀のごとく見事に浮き立たせる「ベームの神業」に、このCD復活で再会

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    タンノイ愛好家  |  京都府  |  不明  |  21/April/2006

    チャイコフスキーへの苦手意識を変えてくれた演奏。特に5番は遅いテンポの説得力がすばらしいと思う。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 6 of 6 items