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Sym, 33, 36, 38, 39, 40, Serenade, 13, Oboe Concerto, Etc: E.kleiber / Vpo Bpo Cologne Rso Skb Lpo

Mozart (1756-1791)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
MR2434
Number of Discs
:
3
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

モーツァルト交響曲第33・36・38・39・40番、ほか
エーリヒ・クライバー&VPO、BPO、SKB、LPO、ほか


その盛名に比して録音が極端に少ないエーリヒ・クライバーのモーツァルトを集成した好企画盤。門下でもあった近衛秀麿は、『フルトヴェングラーのモーツァルトは額縁に入っている感じ、クライバーのモーツァルトは生き生きしてまことに素晴らしいものだった』と評しております。戦後ヨーロッパに復帰してからの演奏がほとんどなのも嬉しい限りで、フレージングの自由さ、自在なテンポ変化、特に効果的な加速は瑞々しい色気に満ちております。第33番、第36番など、やはりカルロスに与えた影響は大きいようです。(MEMORIES)

【収録情報】
● 交響曲第33番
 ケルン放送交響楽団
 録音:1953年11月23日

● 交響曲第36番『リンツ』
 シュターツカペレ・ベルリン
 録音:1954年11月12日(モノラル/ライヴ)

● 交響曲第38番『プラハ』
 ウィーン・フィルハーモニー
 録音:1929年2月(モノラル/セッション)

● 交響曲第39番
 ケルン放送交響楽団
 録音:1956年1月20日(モノラル/ライヴ)

● 交響曲第40番
 ロンドン・フィルハーモニー
 録音:1949年4月(モノラル/セッション)

● オーボエ協奏曲
 ケルン放送交響楽団
 ローター・ファーバー
 録音:1956年1月20日(モノラル/ライヴ)

● ドイツ舞曲より4曲
 ケルン放送交響楽団
 録音:1956年1月20日(モノラル/ライヴ)

● アイネ・クライネ・ナハトムジーク
 ベルリン・フィルハーモニー
 録音:1934年5月(モノラル/セッション)

 エーリヒ・クライバー(指揮)

Customer Reviews

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一般的に、エーリヒ・クライバーはドイツ正...

投稿日:2021/11/15 (月)

一般的に、エーリヒ・クライバーはドイツ正統派の系列に属すると思われているが、なるほどたしかに、大指揮者であることは、疑う余地はない。しかしいわゆる、『巨匠タイプ』の指揮者ではない。このモーツァルト演奏を聴いた感じでは、早めのテンポで、メリハリがあって、きびきびしている。このウキウキワクワクするような演奏は、まるで舞踏会のような感じだ。息子のカルロスも、第33番と第36番のライブ録音を遺しているが、ある評論家は、『あれは指揮してるのではなくて、踊っているのだ。』と評した。同じことが、父エーリヒにも言えるのではないだろうか。エーリヒ・クライバーについては、正規録音が名声の割には少なく、そのせいか評論家もほとんどコメントを残していないため、評価されてきていないといういきさつがあるものの、最近のライブ復刻などが増えてきた事情を鑑みれば、もっと評価されてきてもいいのではないかと、個人的に思う。何れにしても、独自の、『舞踏するモーツァルト』的な、軽快で、しゃれっ気のある、楽しい演奏だと、私めは思う。なお、エーリヒは、奇しくも敬愛してやまないモーツァルト生誕200年の記念すべき日(1956年1月27日)に、チューリヒで急死したことを、つけ加えておく。 このCDに収録されている、交響曲第39番とオーボエ協奏曲は、亡くなる7日前(1月20日)のライブである。このライブは録音が古く、聞き苦しい感じがあったり、ポルタメンタルな弦の響きが古めかしくて、万人向きの演奏とは言えない。その点は、留意する必要があるだろう。エーリヒは、オペラ演奏には定評があって、演技指導をしていたほどの、入れ込みようだったと、ゲオル九・ショルティは述べている。もっと言えば、モーツァルト演奏に関しては、ワルターやベーム並みに評価されても、よろしいのでは?

ジョージFNAQ さん | 京都府 | 不明

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