長年ジャズから離れていた私を再びその世界に引き戻した憎きアルバム。ただ何となく「女性のジャズ・ピアノって、どんなんだろう」とほとんどジャケ買いで入手したが、軽快な一曲目からはまってしまった。おかげで次から次へとジャズのＣＤを購入して部屋中に溢れさせる羽目になった。本当に憎んでも憎み切れないアルバムだ。

今作は個人的に超おすすめしたい作品です。編成は基本トリオ編成にエレクトリックジャズギターが加わったカルテット編成です。山中千尋さんデビュー15周年記念作品ということで力が入ってます。オーディオクオリティも素晴らしい！是非聴いてみてください。間違いなくいいですよ♪

　山中千尋さんの新しいアルバムは、生誕120年を迎えたジョージ・ガーシュインと同100年を迎えたレオナルド・バーンスタインを中心に、クラッシックをアレンジしただけでなく、オリジナル曲も合わせて音楽と演奏の喜びに満ちている。「レギュラー・メンバー」とも言える脇義典（b）とJohn Davis（ds）の両氏とのトリオ作品だ。 　冒頭のオリジナル曲がカッコいい。続く「乙女の祈り」では、フェンダー・ローズの演奏が素敵だ。ミュージカル映画「ウェスト・サイド物語」中の名曲「マンボ」もある。交響楽団との共演で何度も聞いた「Rhapsody In Blue」が収録されたのも嬉しい。 　サン・サーンスの「白鳥」のピアノ・ソロも山中さんの魅力が詰まっている。 　ガーシュインのオペラ「ポギーとベス」は、ピアノがしっとりと音を刻む。武満徹のイメージとは違ってポップな10曲目は、特に聴きもの。そして聞き慣れた「ハンガリー舞曲」は、テンポよく演奏される。そもそもノリノリな曲なのだ。 　猛暑だけれど、冷房をかけ、何度でも聴きたくなる。LP盤もでないかなあ？

星5つです。日々聴いて、とても満たされます。

ピアノの技術だけでなく、サウンド、アレンジなど音楽性でも国際レベルで名盤といえる作品。

クインテットですか。キャリアを積むごとに保守的になっていくようですね。50年代にタイムスリップした感じ。演奏家として着実にステップアップしています。その分、澤野時代のコンポーザー志向は薄れているような気がします。彼女の意志なのか、ブルーノートの意向なのか、この先も楽しみです

ジャズピアニスト山中千尋によるビートルズのトリビュート集。１曲目から華麗で流れるようなピアノタッチが美しく激しい。ビートルズの楽曲をここまで大胆に解釈しアレンジしたのは見事

日本人が本場でJAZZを演奏した作品。 聴いてみる価値ありです！！

beatlesへの思い入れで発表されたアルバムいうよりは、中央アジア系の音を取り入れ、新しいことにチャレンジしているアルバムである。 ピアノの演奏も非常にテクニカルで、山中ワールド炸裂である。 このところの彼女の作品では、最高傑作と目される。 現代日本の最高の女性ピアニストの言える。 ぜひ１聴をお勧めする。

待望の新作が本日届いて、さっそくゴキゲンに聴いています。 Beatlesへのトリビュート盤ですが、さすがに千尋さん、新鮮なアプローチといつものアグレッシブなパフォーマンスにしびれます。 私の盤はスタジオ演奏の3曲のDVD付きですが、これがまた、イイ演奏です。 本音を言うと、CDのフェイドアウトしてしまう曲にフラストレーションが少しあるのですが、DVDの演奏には脱帽しました。