最近、デニーレイン「アルティメイト コレクション〜スプレディング マイ ウイングス」を聴いたのですがガッカリ‥‥やっぱりポールだから「LONDON TOWN」は凄いのだと認識を持ちました。デニーの資質を十二分に出させたアルバムであり、これこそウィングスの名品。

ウィングスがもっともノッていた時期かつベストなメンバーだった頃に行なわれたツアーの模様を収めたライブ盤。「心のラヴソング」におけるﾎﾟｰﾙのベースはある意味異常。神業としか言いようがない。

(1)(2)(3)(6)で充分。ビートルズを振り返り、ここまでのソロの幾つかの曲の完成度に比べても驚く程の物はありません。ただ、此の時点までのウィングスとしたら、１番タイトに纏まったアルバムだった。と言えます。ポールの才能ってこれで誉め称えるようなものじゃない……と感じますけどね。

なぜ、この名盤、当時は、売れなかったのでしょうか？今、聴いてみると、なかなか素晴らしいサウンドなのに。「ＧｅｔｔｉｎｇＣｌｏｓｅｒ」ライブで一度、聴いてみたい曲です。このアルバム、「Ｒａｍ」の次に、好きなアルバムです。

勢いで作ったようなｱﾙﾊﾞﾑ。俺は好き。てか、この次からはあんまり好きじゃない。 ﾎﾟｰﾙはｼﾝﾌﾟﾙなﾔﾂがｲｲと思います。　ﾌｪｲﾊﾞﾘｯﾄはﾗﾌﾞｲｽﾞｽﾄﾚﾝｼﾞ、ﾄｩﾓﾛｳ。

「With a little luck」と「London town」の２曲で買う価値あり。

「Listen To What Tha Man Said」は本当にPOPです。ポール史上No.1じゃないでしょうか。アルバムの収録曲はどれも佳曲揃いで、デニーが歌う「Spirits Of Ancient Erypt」やジミーVo.の「Medicine Jar」もいいアクセントになってます。ポールのソロではなくWingsというバンドとしての名作ですね。

もしかしたらWINGSはこのアルバムから入門するのが1番なのかもしれません。 WINGS最強のメンバーによる最高な演奏の数々。素晴らしいです。

バンド　オン　ザ　ランやヴィーナス　アンド　マーズもええけどこれはもっとええで〜〜。・・・て事で ，ポールの音楽的幅の広さを改めて認識させてくれた名盤！！何も言わず聴け！！！！

いいアルバムです。でもなんでこんな変てこなジャケットなんでしょう？