楽しいなあ。はまるなあ。シンプルでややチープなロックンロールとバラードにみえて実は凝った作り。どれもいい曲ばかり。キンクスのアルバムは数枚しか聞いたことはないが、名曲「思い出のダンス」が入っているこのアルバムが特に気に入っている。聞き進むうちにどんどん面白くなるのもキンクスならでは。

OneForTheRoadのDVDを持っていなかったのでこのUS版を購入。DVDは国内プレーヤーで再生OK。モノ音源とステレオマルチを収録。２枚のベスト盤はSACDでなく通常のCD。完全紙パッケージで3枚のディスクを袋とじの部分に挿入。2枚のCDのブックレットが付属。 もしこの3枚のうちどれか2枚を持っていないなら、単体で買うよりもかなりお買い得だと思う。 ただ、ディスク１の12曲目1：52頃に瞬間的に音が途切れる。これは製造ミスなのか？内容的には十分すばらしい。

ピクチャーレコードを購入。モノラルミックスでした。音源はCD３枚組みのモノマスターを使っていると推測。非常に良い音で、昔のピクチャー盤と違いスクラッチノイズは無縁。内容は言わずもがなのキンクスの名盤。今回は内容でなく盤質と音質について評価しておきます。

オペラなんて言葉が入っているから、何となく敬遠している人にはとにかく聞いて欲しい名盤。オペラなんかではなく、キンクスのセンス溢れるポップ・ロックサウンドがぎっしり詰まっていてとても楽しい作品ですよ。この頃は、一時の難解さを捨てて極めて分かりやすくなっているので、先入観を捨てて聞いてみよう！

アルバムを全部揃えて聞き狂っているファンには全く不要かと思うけど、時々ベスト盤でザザーっと聞きたくなる時もあるから面白いね。そういえば、デイブ・デイヴィスの病気はどうしたんだろう？脳梗塞では、再起は難しいのだろうか。早く元気になって新作を出して欲しい！若しくは未発表曲満載のＢＯＸでもいいぞー!!

不思議と日本では、火がつかなかったキンクス。売り込み方が違っていたのかな？かく言う私も、良さを理解したのは最近なのだけど。ビートルズやストーンズだけでなくキンクスもフーも聴かなくちゃ、ブリティッシュ・ロックは語れない!!

これまた、とてもひねくれた歌が多いのですが、名盤です。しかし、ジャケのセンスの無さは何とかならないもんかなー。ジャケ買いする私には、ちょっと買う気が失せるのですよ。でも、内容は非常にハイレベルな作品。レイのシニカルな視点での詩とメロ・サウンドがいい感じ。ローラなんて曲は日本語で歌われた暁には…それがヒットするイギリスは奥が深いね。

一曲目のMilk Cow Bluesがかっこよすぎて二曲目以降に進めない。それぐらいかっこいいと思う。

今では、こんなに音の悪いライブには出会うこともないけど、コンサートの熱気をしっかりと伝えてくれているから、良しとしよう。おまけにモノとステレオ両方が収められているので２倍楽しめるし！初期の若さに任せて突っ走る彼らの魅力を余すことなく堪能できる作品ですよ!!音の悪さには目をつぶろう!!

昔は、キンクスのアルバムはみんな音質が悪くてねー、とてもじゃないけどじっくり聞く気にならなかったものだけど、今では非常にいい音になって最高!!　音質が改善されても、あの時代の臨場感だとか雰囲気はそのまま伝えてくれているからＯＫ。しかし、ＷＨＯもそうだけど日本では何故人気が出なかったのだろう？ビートルズやストーンズに匹敵する最重要ロックバンドですよね。などと言う私も。虜になったのはここ10年だから、大きなことは言えないけどっ！