キンクスのアルバムはどれもいいけど、自分もたくろうさん同様にこれだね。学生時代必死にコピーもしてたし

このデラックス・エディションってのは、なんか研究資料みたいになっちゃって、オリジナル盤の親しみやすさが薄れてしまった感じがする。寅さんの映画を正座させられて観させられてるみたいな気になる。 俺は９８年に出たアップグレード盤のＣＤで十分。

このアルバムは全体のトーンが一定していて本当に素晴らしい。 シニカルさと真摯な態度は同居しうるんだなあ。優しく且つ容赦ない。 捨て曲などありません。全曲すみずみまで感動的です。

渋さと荒っぽさが同居しててなんともいえない雰囲気が漂っている｡ｸｾになります｡

ﾚｲ・ﾃﾞｨｳﾞｨｽ先生のｽｳｨｰﾄなﾒﾛﾃﾞｨには毎度のことﾄﾛけます。やっぱりﾀｲﾄﾙ曲が好き。でもM3もｲｲなぁ。いや、全部だ(笑)

完成度高すぎ。捨て曲などない。個人的にキンクスの作品の中でビレッジグリーンと並んで最高傑作だと思う。

15や16がボーナストラックとして入ったことで、さらに強力になりましたね。13を聴くとロンドンで夕日を見たくなります。KINKSを聴くならまずはこれから！

picture book が入ってないよ。片手落ち。

彼らの作品はどれも素晴らしいものばかりですが、僕はｺﾚ。ｿﾌﾄなﾎﾟｯﾌﾟｽも好きだけど荒削りなﾛｯｸﾝﾛｰﾙ・ﾃｲｽﾄも欲しい人にｵｽｽﾒ。M7はｶﾞﾚｰｼﾞっぽい頃のTHE PRETTY THINGSもｶﾊﾞｰしてました。

彼らの作品の中でも個人的に最も愛聴度の高い作品。それまでのﾄｰﾀﾙ･ｱﾙﾊﾞﾑと違い彼らのﾙｰﾂを見つめ直したような内容は、ﾛﾝﾄﾞﾝの牧歌的な風景が目に浮かぶ。