知る人が少なくなったジュリーの全盛期確かあれは、 60年代であろうか、レビューした霧のロンドンブリッジで、アメリカンポップスを知ったと思う。彼女のちょっと物憂いようなハスキーな歌い方と、女性シンガーナンバーワンのプロポーションにめまいを受けた。 其の後アーサーキットやサラボーンと言った黒人シンガー達の全盛期を迎え、ジュリーの歌声も聞かれなくなったがこのCDはいける”

「クライ・ミ・ア・リヴァー」の大ヒットで知られるジュリー・ロンドンの日本盤初の美麗なブックレット付き５枚組CDボックス。 コンスタントにオリジナルアルバムのCD化もされているので彼女のファンなら今更ボックスなんてと思われるかもしれないが、ファンならばこそ手許に置いておきたくなるような商品かもしれない。 全１００曲なら４枚組で価格設定を８０００円くらいにしてもらいたかった。

言葉にならない。このレコードに出逢うために今まで生きてきたんだとしか言えない。 一生もののレコード。

いいねぇ!ジュリーのベスト盤｡夜のアイテムとしても最適だしね｡得に女性ボーカルファンには聞いてもらいたい一枚です!

「Julie Is Her Name」でお気に入りになって聴いたら大正解。夜聴くにはピッタリの曲ばかり１２曲、バックもしっかりお膳立てしてくれて言うことなし。�C・�Hなどもけっして二番煎じではなくジュリーの個性で負けてません。ボーカルものは苦手という人にぜひ聴いてほしい。

１曲目の「クライ〜」からラストまでしっとり聴かせる好盤。前半のギター、バーニー・ケッセルのちょっと抑えたサポートぶりにも好感が持てる。どちらの録音もギター＆ベースのみでジュリーの歌が際だつ絶好のフォーマットといえるだろう。