特別に熱狂的なドリームシアター信者ではない。ヘヴィメタル以外のジャンルも好んで聴く。が、この作品は別格。訳詩を読みながら、体感する。言葉では言い表すことができない。まるで次元が違う芸術作品。

ドリームシアターのツボは、ポートノイのドラミングだとずっと思っていましたが、今回のペトルーシのギターソロは一皮むけた感のするすばらしい構成のものばかりです。特にThe Best Of Timesのエンディングのソロは、彼の最高傑作だと思いますし、古今東西のロックギターソロの中でも屈指の出来映えだと思います。これを聴くためだけに購入しても損はないと思いますよ。その証拠にYouTubeにコピー動画がたくさん出ています。

色々と意見はありますが「傑作」です。経済的に許すならば、３CDを買う事をお薦めします。聴いて先ず感じたのは「こいつら本当にRUSHが好きなんだな〜」という事です。私もRUSHはデヴュー時から「MOVING PICTURES」「EXIT...STAGE LEFT」までが大好きです。当時、全然来日してくれないのでバイトで金を貯めてアメリカMSGで「MOVING PICTURES TOUR」を観ました。思ったよりもヘヴィで大音量かつスケールの大きな生涯忘れられない素晴らしいコンサートでした（その後８４年　武道館は選曲、音響、スケール共に良くなかった）。話をDTに戻しますが、私は年齢もマイキー、ペトルーシ、マイヤングより少し上なので音楽的バックグラウンドは近いと思います。４曲目で今までの総括を行い、５，６曲目はRUSHへのオマージュです。CD2カバーには「うん！うん！」と頷いてしまいました。CD３はDTお得意のサービス精神満載インストシリーズのオフィシャル盤。良く考えてみれば、DTの異質性はMETALLICA,IRON MAIDENの影響も大だという事です（これが唯一無な個性なのです）。次のアルバムがどうなるか？非常に楽しみです。RUSHの「SIGNALS」みたいに今までのファンを見捨てる事はないと信じています。最後にラブリエは素晴らしいボーカリストです。彼の声にはオペラがバックグラウンドにあり、DTでは「楽器」の一部でもあるのです（一時期のZEPロバート　プラントと同様に）。日本盤未発売？の「TRUE SYMPHONIC ROCKESTRA」を聴けば、評論家に踊らされて最悪とか言ってる人達が愚かだと判ります。是非、聴いてみて下さい。 そんな事より次回作の前に、早く来日してくれ〜　待ちきれない〜

いつもの期待を裏切らない予想通りのDTのアルバムです。彼ら程自分達の立ち位置、ファンの求めている音楽を把握していて常に提供してくれるバンドは残念ながら今は本当に少なくなりました。彼らはファンを本当に大切にして毎回高品質な作品を常に提供してくれる素晴らしいバンドです。特に３枚組限定盤では、カバー、インストとファンが求めるマテリアルを提供してくれています。８９年のデビュー時からのマニアですが、彼らの音楽は良い意味で当時から全く変わっていません。突然変わってしまいファンを裏切ったELP、YES、GENESIS、GENTLE GIANT、PFM、FOCUS、MILES DAVIS（１９８１〜）、JOHN　MCLAUGHLIN、RUSH、METALLICA等とは違います。AC/DC、IRON MAIDEN、MASTODON、KING　CRIMSON、KEITH　JARRETTと同様にオールタイムフェバリット音楽家です。是非、小難しい事は考えずにDTの世界へ！！！

DT全盛期のライヴCDです。武道館公演という事で演奏は最高です。しかし、選曲が良くありません。致命的なのは「METROPOLIS PART.1」という最高傑作曲（超名曲）が完全演奏されなかった事です。やはり選曲が悪い。「TRAIN OF THOUGHT」というDT最高傑作を全曲演奏して欲しかった。それと「GLASS PRISON」「YTSE　JAM」「MIRROR」「LIE」「LEARNING　TO　LIVE」「TAKE　THE TIME」なども同様です。しかし、DTが２００４年が頂点だった事を知る事が出来る唯一の公式ライヴなので、CD、DVD両方を皆さん買いましょう！！DTはこれで終わってしまった〜

デビューから彼らの熱狂的ファンでしたが今はもう全く興味がありません。 このアルバムと「LIVE AT BUDOKAN」が最高傑作です。特にこのアルバムは捨て曲なし、曲順も完璧です。彼らはもう２００４年に燃え尽きてしまいました。彼らのファンの大半の方が最高傑作だと言っている「IMAGES AND WORDS」ももちろん素晴らしいアルバムですが、あのアルバムには｛ANOTHER DAY}という最悪なポップソングが入っている為に個人的には好きではありません。まずはこのアルバムを最初に聴く事をお薦めします。

個人的にはDream Theaterの最高傑作と断言したい。彼らの人気がうなぎのぼりだった頃に満を持してリリースされた作品であったが、前作の持つ端正で様式美的な世界から後退した感があり、発売当初はあまり高く評価されなかった。しかしながら、今聴いても全く感動は変わらない。エッジの効いた曲の数々、緊張感ある展開、パーフェクトな演奏技術、クオリティーの高い録音と、彼らのファンでなくても思わず唸ってしまうこと間違いなしの名盤である。ＳＭＭ−ＣＤはリマスターされているのだろうか？だとすれば買い替えは止むを得ないが・・・。

長尺の曲が多い中、以前にもましてパワフルな印象を受けます。特に�Eはジョーダンの音の種類が多く、イントロのジョンのクリアーもきれいで、幅広い音楽性を感じます。僕は１５年来のファンで、このバンドの変化をずっと見てきましたが、どれ一つとして無駄な変化ではなかったんだなと思います。さまざまなメディアでその変化などに、否定的な意見が飛び交っていたりしますが、僕はそう思いません！！もともとプログレ色が強かったり、ヘビーだったり、バラードでドラマティックだったり、またそれらが融合していたり、いろいろな曲を作ってきた彼ら。今回も前作もその変化や挑戦の一部にすぎないのでしょう。全てをふまえたうえで聞くと、彼らのさまざまな内面や歴史を感じます。カバー曲を堂々とリリースするあたりも彼らっぽいですね。これからも彼らの曲、一曲一曲を大切に聞き込んでいこうと思います。

彼らの熱烈なファンではないけれど、素直に良い作品だと感じました。オリジナル曲も勿論良かったのだけれど、カバー曲の選曲が楽しかったし、先達へのリスペクトが十分に感じ取れる演奏ぶりもとても微笑ましく、素晴らしいと思います。The Rover を最後まで演奏（勿論ボーカル入りで）してほしかったのは、私だけでしょうか？

何で普通のハードケースでリリースしてくれないんだろう？扱いにくくて仕方ない！しかも、同時期にSHM-CDがリリースされているのに何でこっちもその仕様にしてくれないんだろう？前作にいたっては、発売後2年でデジタルリマスター盤が出るなんて早すぎる。今作も自作が発売されるときにまたデジタルリマスターされるのだろうか？あと、Disc Threeはあまり意味がないのでは？ボーカルがいまいちだから、インストで堪能しろって意味なのかな？前作の様にDVD付けてくれた方がよかった。 愚痴はこれくらいにして、内容だが、さすがはDream theaterである。彼らをデビュー時から応援しているが、駄作は一切ない。もちろん、他の意見にもあるように、マンネリ感は否めないが、長尺の曲の中にも様々なフックがあり、実際ほどの長さを感じさせない。特に�@、�Dはここ最近の中でもかなりの佳作。今作では、メンバーのプライベートな内容が歌詞の内容になっているので、ファンタジックな内容のそれよりかは、幾分分かりやすく良い。