CD 輸入盤

ローマ三部作 アルトゥーロ・トスカニーニ&NBC交響楽団(平林直哉復刻)

レスピーギ(1879-1936)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2299
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


永遠の名盤、トスカニーニのレスピーギ『ローマ3部作』、最新リマスターで登場!
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ


【このCDの復刻者より】
「永遠の名盤、トスカニーニ指揮、NBC交響楽団によるレスピーギの『ローマ3部作』は当シリーズでも2016年にGS-2143として発売しました。今回は高品質のテープを使用した2トラック、38センチのオープンリール・テープを新規に取り寄せ、マスタリングの全工程をプロ用の機器で行い、最善を尽くしました。本編も目の覚めるような音ですが、短いながらも最後のリハーサルも聴き物です。
 解説書にはサミュエル・アンテックの著した「This was TOSCANINI」(The Vanguard Press)の一部を翻訳して掲載しています。アンテックは1937年から1954年までNBC交響楽団のヴァイオリニストとして活躍しており、その内容はトスカニーニの身近にいた人でなければ書けない、まことに鮮烈で生々しい証言です。これを読むと、この『ローマ3部作』の演奏がますます好きになってしまいます。」(平林直哉)

【収録情報】
レスピーギ:
1. 交響詩『ローマの松』
2. 交響詩『ローマの噴水』
3. 交響詩『ローマの祭り』

4. リハーサル風景(『ローマの噴水』より)

 NBC交響楽団
 アルトゥーロ・トスカニーニ
(指揮)

 録音時期:1953年3月17日(1)、1951年12月17日(2)、1949年12月12日(3)、1950年(4)
 録音場所:ニューヨーク、カーネギー・ホール(1-3)
 録音方式:モノラル(録音セッション)
 使用音源:
 1-3:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
 4:Morgan Records(1 MOR A001)

 国内製作
 日本語帯・解説付き

内容詳細

有名なトスカニーニのローマ三部作。前回と異なり、本作は高品質の2トラ38のテープを新たに取り寄せ、マスタリングの全工程をプロ用機器で行なって音の鮮度を増した。解説書に当時の団員の生々しい証言を収録。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
トスカニーニとレスピーギは時代的にも同国...

投稿日:2010/06/27 (日)

トスカニーニとレスピーギは時代的にも同国人であることからも当然親交があり本盤に納められたローマ三部作の各初演にも大半関わってきておりこの本盤演奏はモノラルながら(私はLPで一部聴いていました・・・)以前から評価の高いものであります。どの曲もモノラル独特の雰囲気も含めてその迫力が凄いこととトスカニーニのNBCSOアンサンブルコントロールの精緻さに今更ながら舌を巻く始末であります。先ず「ローマの松」は1953年録音で演奏タイムは@2’35A6’36B6’48C4’53、お馴染の第1楽章のスタートからしたこの曲は第2楽章の底から突き上げるような轟き・蠢きそして特にアンサンブル精緻な第3楽章やクライマックスに位置づけられた第4楽章では容赦ないティンパニーの伴うインテンポでの凄さには曲が終わって暫く呆然とします。「ローマの噴水」は1951年録音@3’52A2’45B3’07C5’23なのですが第1楽章の静けさにもトスカニーニのコントロールの上手さが窺えます。いきなりの管での強奏で始まる第2楽章・・・次第に当然盛り上がるのですが決して乱れはしません。第3楽章凱歌的な処もよく整理されており最終楽章は遠くでの鐘なりいろいろな小当たりの打楽器は正しく黄昏的噴水ですね。一番何かと賑やかな「ローマの松」(1949年録音@4’48A6’55B7’08C4’47)での勢いにも単に「勢い」だけではなく底に流れる緊迫感が聴き読み取れます。第1楽章の凄い祭りの始まりと悲しみの行進との対比の絶妙さは聴き物、鐘なども混じっての山作りの上手い第2楽章そして第3楽章では跳ねる弦を管の旋律が縫って行きソロ弦が官能的に魅了します。活発な最終楽章では歌う処と踊る処が最後渾然一体となり決して力任せでなく説得力ある演奏であることを改めて認識させてくれます。ともすれば一様的演奏の印象を持っていたトスカニーニの存在感に脱帽! ローマ三部作ではいろいろな仕様盤があり夫々楽しみでもありますがこと演奏だけは最高と思って間違いないでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

4

レスピーギ(1879-1936)に関連するトピックス

管弦楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品