SACD

『ダフニスとクロエ』全曲、ラ・ヴァルス フィリップ・ジョルダン&パリ・オペラ座管弦楽団

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS13055
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明


ラヴェル『ダフニスとクロエ』全曲、『ラ・ヴァルス』
フィリップ・ジョルダン&パリ・オペラ座管弦楽団


現在ヨーロッパで注目を集めている指揮者、フィリップ・ジョルダンは、2009年よりパリ・オペラ座管弦楽団の音楽監督を務めており、『アルプス交響曲』や『春の祭典、牧神、ボレロ』、『ニーベルングの指環』管弦楽曲集、『フィガロの結婚』全曲、『ペレアスとメリザンド』全曲などすでにいくつかのCDや映像作品をリリースしており、優れた成果を示してきました。なお、このパリ・オペラ座管弦楽団(Orchestre de l'Opéra national de Paris)は、パリ国立歌劇場管弦楽団、パリ国立オペラ座管弦楽団、パリ・バスティーユ歌劇場管弦楽団、パリ・バスティーユ管弦楽団などとも呼ばれていますが、ここでは旧来からの呼称に従い、パリ・オペラ座管弦楽団と表記しておきます。
 今回はパリ・オペラ座管弦楽団がオペラと並んで専門領域としているバレエ音楽のアルバムということで、オーケストラの持ち味である舞踊音楽への柔軟な適性と、色彩豊かな美しい響きを満喫できるものと思われますし、ラヴェルの『ダフニスとクロエ』と『ラ・ヴァルス』といえば、管弦楽の機能美も要求されるだけに、ジョルダンならではの演奏会レパートリーとしての楽しさの追及も期待できそうです。

【ジョルダン・プロフィール】
プロ・デビュー20年のベテラン指揮者、フィリップ・ジョルダンは、1974年に名指揮者アルミン・ジョルダンの息子としてチューリヒに誕生。幼少期からヴァイオリンとピアノを習い始め、16歳からはチューリヒ音楽院で理論やピアノを学んでおり、さらにジェフリー・テイトがシャトレ座でおこなった『ニーベルングの指環』全曲上演でアシスタントをつとめるなどして早くから経験を積んでいます(ちなみにそのジェフリー・テイトは、ブーレーズがバイロイトで『ニーベルングの指環』を全曲上演した際のアシスタントでもありました)。
 フィリップ・ジョルダンのプロとしてのキャリアは、1994年、南ドイツのウルム州立劇場カペルマイスターとして始まり、翌年のブリュッセルのモネ劇場客演を皮切りに、パリ、ウィーン、ドレスデン、ジェネーヴの劇場にも出演しています。
 その後、2001年にグラーツ歌劇場の首席指揮者となり、2009年にはパリ・オペラ座の音楽監督に就任、その間、英米のオペラハウスにもデビューして名声を世界的なものとし、パリ・オペラ座での実績も着々と積み上げて、現在では2018年までの契約延長が決まっているといいますから、その人気にはかなりのものがありますし、さらに2014年からはウィーン交響楽団首席指揮者も兼務ということで、欧州での評価はきわめて高いものと考えられます。(HMV)

【収録情報】
● ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』全曲
● ラヴェル:『ラ・ヴァルス』

 パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
 フィリップ・ジョルダン(指揮)

 SACD Hybrid

内容詳細

真のフレンチ・サウンド。過去のアンサンブルの粗雑さは微塵も感じさせないオーケストラの響き。各楽器のアンサンブルの綾が大きなうねりとなって押し寄せてくるさまは実に絵画的であり繊細。2009年来音楽監督としてオペラ座を率いてきた“アルミンの息子”の実力は伊達ではなかった。★(田)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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通常盤を購入しましたが期待したほどの音質...

投稿日:2016/06/30 (木)

通常盤を購入しましたが期待したほどの音質、演奏では無かったですね。 過去の名演盤と比してもアンセルメ、デュトワ、マルティノン、マゼール、クリュイタンス、バーンスタイン等に肩を並べうる魅力は感じなかったです。 この程度でアカデミー賞が受賞出来るなんて賞自体の選定疑わしさが増します。

ライブ男 さん | 静岡県 | 不明

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ラヴェルが「3部からなる合唱付き舞踊交響...

投稿日:2016/02/14 (日)

ラヴェルが「3部からなる合唱付き舞踊交響曲」という意味の副題をつけたそうだが、たしかにハイブリッドな魅力に溢れており、フィリップ・ジョルダンの演奏はそれを表現したものと思う。ただ、疑問な点もある。たとえば「ニンフのゆっくりとした神秘的な踊り」のトレモロは、モントゥーやブーレーズのような表現の方がしっくりくる。ジョルダン盤はザワザワと聞こえすぎだと思う。録音は良いが、超優秀というところまではいかない。EP:Alain Lanceron、P&E: Jean-Martial Golazである。

colourmeister さん | 愛知県 | 不明

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昨年の6月にバスティーユでこのコンビによ...

投稿日:2015/03/05 (木)

昨年の6月にバスティーユでこのコンビによる実演を聞いて、ジョルダンは本当に凄い指揮者だと驚いた記憶が鮮明に残っています。これがCDになるとは本当に楽しみです。

coolbeat さん | 東京都 | 不明

3

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