CD

Sym, 40, 41, : Muti / Vpo

Mozart (1756-1791)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCD2117
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

デッカ定盤50タイトル
旧PHILIPS音源の中からベストセラー・アイテム50タイトルをセレクト、デッカ・ロゴで再発売。

【収録情報】
モーツァルト:
1.交響曲 第40番 ト短調K.550
2.交響曲 第41番 ハ長調K.551『ジュピター』
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:リッカルド・ムーティ

 録音:1991年10月17,18日(1)、1993年6月24-26日、ウィーン、ムジークフェラインザール(デジタル)

Track List   

Customer Reviews

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当盤でのムティーの解釈は、近年多い贅肉を...

投稿日:2010/08/05 (木)

当盤でのムティーの解釈は、近年多い贅肉を削ぎ落としたモーツアルト演奏とは異なっている。同じVPOを振ったレヴァインと同曲録音と比べると、それは一目瞭然となっている。つまりロマン派作品を振る時の要素を所々に採用している。その顕著な例が第3楽章の解釈。ムティーの演奏時間はレヴァインより短いのだが、レヴァインが快速でメヌエットを演奏し、ダカーポ時も反復を実行しているのに対して、ムティーは中庸なテンポで激的な側面を強調する。ダカーポ時には反復を省略してロマン派交響曲の演奏の慣習に倣っている。41番最後のジュピター音形は壮麗な演奏になっていて、まるでモーツアルトの全交響曲のフィナーレを描いているようだ。40番の悲鳴のような終楽章も展開部以降が反復されていて、悲鳴が強調されている。モーツアルトに対する好みは人それぞれ分かれるところだが、この手の演奏を好む人には是非聴いてほしい。初回発売時は40番と41番は別のCDであったことを考えると、非常にお得な価格になっている。

kura-ota さん | 不明 | 不明

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