モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ、幻想曲、アンダンテと変奏曲、シューベルト:幻想曲 ペライア、ルプー

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697858112
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

SONY CLASSICAL ORIGINALS
ペライア&ルプー/モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ


1781年、モーツァルトのウィーンでの最初の年に作曲された、2台のピアノのための唯一の完成されたソナタ。当時、モーツァルトの弟子だったヨゼフィーネ・フォン・アウエルンハンマー家の演奏会のために作曲され、同年11月23日に彼女とモーツァルトによって初演されました。アウエルンハンマー嬢のピアノの才能はすぐれていて、このソナタのほか、同年に作曲した6曲のヴァイオリン・ソナタ(K. 296, 376〜380)を彼女に献呈していました。この後もモーツァルトは彼女とたびたび共演しており、彼女はすぐれた女流ピアニストとして名声をえており、モーツァルトの作品の出版でも出版社に協力していました。
 モーツァルト研究で有名なA.アインシュタインが「オペラ・ブッファの理想的な序曲」であり「比類ない傑作」と語っているように、明るい生気がみなぎっている第1楽章から華麗なロンドまで、2台のピアノのための理想的な作品なのです。
 特にモーツァルトの演奏に定評がある天性のリリシスト、マレイ・ペライアとルーマニア出身の名ピアニスト、ラドゥ・ルプーによるモーツァルト、シューベルトのデュオを収録。至難な演奏技巧が要求され、彼らの見事なタッチによって効果を挙げています。(SONY)

【収録情報】
・モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448
・モーツァルト:幻想曲ヘ短調 K.608
・モーツァルト:4手のためのアンダンテと5つの変奏曲ト長調K.501
・シューベルト:幻想曲へ短調 D.970, Op.103

 マレイ・ペライア(ピアノ)
 ラドゥ・ルプー(ピアノ)
 録音時期:1984年6月(サフォーク)、1990年6月(ロンドン)
 録音方式:デジタル(セッション)


SONY CLASSICAL ORIGINALS
ソニー・クラシカルによる新たなミッドプライス・シリーズ。「SONY CLASSICAL MASTERS」と合わせて、ソニー・クラシカルのメイン・リイシュー・シリーズとなります。
 100年以上の歴史を誇るアメリカ発の老舗クラシック・レーベル、SONY CLASSICALとRCA RED SEAL両レーベルの誇る豊富なカタログの中で、アナログLP時代の録音を中心に誰しもが認める決定的名盤・名演を選りすぐり、続々と発売いたします。

・テルデック・スタジオで長年クラシック・エンジニアを経験。そしてSoundmirror社でLiving Stereo SACDシリーズのマスタリングを行った名サウンド・エンジニア、フィリップ・ネデル氏が立ち上げたベルリン・b-sharpスタジオでマスタリング。
・最新DSDマスタリングとSBM(スーパー・ビット・マッピング)を併用、通常CD再生に最適になるような音質信号処理を行うことにより、名盤が新鮮なサウンドで蘇ります。
・初出時のアートワーク・デザイン使用。解説には初出時のライナーノーツを掲載。
・盤面にはLP時代のレーベル・デザインを再現予定。
・通常のプラスチックCDケース仕様での発売となります。紙ジャケ仕様ではございません。
・オリジナルLP発売時収録曲に、別盤の曲を追加したタイトルもあります。その場合、オリジナルLPアートワークに曲名を追加している場合があります。(SONY)

収録曲   

  • 01. Sonata in D Major for Two Pianos, K. 448
  • 02. Fantasia in F minor for Mechanical Organ, K.608, An Organ Piece for a Clock
  • 03. Andante & Variations (5) in G Major for Piano 4-Hands, K.501
  • 04. I. Allegro Con Spirito
  • 05. II. Andante
  • 06. III. Allegro Molto
  • 07. Fantasia in F minor for Piano, Four Hands, D. 940 (Op. 103)
  • 08. I. Allegro Ritenuto
  • 09. II. Andante
  • 10. III. Allegro Ritenuto
  • 11. Andante
  • 12. Variation I
  • 13. Variation II
  • 14. Variation III
  • 15. Variation IV
  • 16. Variation V

ユーザーレビュー

総合評価

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20本の指が紡ぎ出した音楽宇宙に浮かぶ一個...

投稿日:2018/03/29 (木)

20本の指が紡ぎ出した音楽宇宙に浮かぶ一個の繭玉となってしまうとは ピアノの音と響に抱かれて充足感に似た感情が寄せ来る モーツァルトの25歳のソナタ 30歳の変奏曲 35歳の幻想曲と年代を踏む面白さ ニ長調のソナタとト長調の変奏曲が冒頭と掉尾を”喜楽”の光で照らす モーツァルトだけが書き得た音楽がもたらす愉悦と静謐 無音の宇宙を高速で飛び去る恍惚と孤独にも似て果て無き自由を感じる 同時にそれは無限の慄きを宿す 中にシューベルトの幻想曲 D.940と並んで幻想曲 K.608を置く 2曲とも両者が最期を迎える年に書かれた曲 しかもどちらもへ短調と興味深い 死は突然襲ったが不思議にも”哀感”がまつわりつく シューベルトには怒りにも通ずる熱情の噴出が伴う モーツァルトの原曲は機械オルガンのための音楽であり 出版に際して連弾譜に書き直している 原曲とは趣を大きく違えているが バッハとヘンデルへの傾倒から対位法が用いられている ピアノ版によってコントラプンクトは明確に聴き取れるようになった これは稀にみる逸品と言おう あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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 モーツァルト、シューベルトによる(4手...

投稿日:2013/12/29 (日)

 モーツァルト、シューベルトによる(4手、2台のための)ピアノ連弾の最良の組み合わせで聴けるのが嬉しい。しかもルプーとペライアという組み合わせだから結果は言わずもがな。   しゃかりきに息をそろえて演奏する雰囲気はなく、手から手に音符を静かに受け渡ししているような自然で細やかな息遣いが良い。 私の好きな曲、シューベルトの幻想曲D940が目的で買ったようなものだが、思っていたよりも更に素晴しい演奏。哀しく切ない詩が静かに語られる、2人の間で対話し、慰めあうかのように弾き継がれていく。  モーツァルトのソナタK448なども2人のピアニストの外向きな効果重視の演奏は全くない。「演奏」というより「対話」と表現してもいいような内向きな雰囲気がたまらない。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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