モーツァルト：荘厳ミサ曲、マイル：テ・デウム　ハウク＆インゴルシュタット・グルジア室内管、マイル合唱団

モーツァルト：荘厳ミサ曲、マイル：テ・デウム

『荘厳ミサ曲ハ長調』・・・マイル[1763-1845]は1802年にこの曲を書き写した時に「モーツァルト作」と表紙に記しました。この作品が本当にヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルト[1756-1791]、あるいは彼の父親レオポルドの作品であるのかは永遠の謎になってしまいましたが、いずれにしても、この曲がマイルによって上演された時には聴衆から大絶賛を浴びたのです。
　一方、マイル自身による祝祭的なテ・デウムは、1805年のミラノ大聖堂で行われたナポレオンの戴冠式のために書かれたもので、マイールの伝記作家ジローラモ・カルビは、この曲を傑作と宣言したほどの魅力的な作品です。（ナクソス・ジャパン）

【収録情報】
・モーツァルト：荘厳ミサ曲ハ長調 K C1.20（偽作）
　（キリエ/グローリア/クレド/サンクトゥス/ベネディクトゥス/アニュス・デイ）
・マイル：テ・デウム ニ長調
　（テ・デウム/サンクトゥス/主の栄光/ほまれに輝く/願わくは、尊き血も/われら日々/主よ、われ御身に）
　プリスカ・エセル＝シュトライト（ソプラノ）
　メリット・オスターマン（アルト）
　アンドレアス・ヒルトライター（テノール）
　イェルク・シュナイダー（テノール）
　ロベルト・メルヴァルト（バス）、他
　ジモン・マイル合唱団
　インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団
　フランツ・ハウク（オルガン、指揮）

　録音時期：2007年9月29日-10月1日
　録音場所：インゴルシュタット、アザム教会
　録音方式：デジタル（セッション）