モーツァルト(1756-1791)

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SACD

ピアノ協奏曲第20番、第21番 田部京子、下野竜也&紀尾井シンフォニエッタ東京

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COGQ60
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第21番
田部京子、下野竜也&紀尾井シンフォニエッタ


今年2012年が、リサイタル・デビュー20周年、来年2013年がCDデビュー20周年と、2年にわたるアニバーサリー・イヤーとなる田部京子。前作の『ブラームス:後期ピアノ作品集』もレコード芸術:特選盤に選出され、その評価をより確固たるものとしています。
 今作、モーツァルトのコンチェルト・プログラムは、真摯な音楽性で若手のホープと目され、田部が最も信頼する派指揮者の一人、下野竜也率いる、紀尾井シンフォニエッタとの共演。会場は、田部が教鞭を執る上野学園の石橋メモリアルホールで、その優れた響きは『ブラームス:後期ピアノ作品集』ですでに証明済み。かくも最高の布陣で臨むことになった収録はファンの期待を裏切らない見事な仕上がりとなりました。
 田部の演奏は、いつもながらの隅々まで目配せの行き届いた丁寧な演奏ながらも、テンポの緩急を思い切ってとる等ロマンティックな楽興に心奪われる瞬間が多いことに驚かされます。このような特質は、第20番でベートーヴェン作のカデンツァを採用していることにも伺われますが、第21番で披露されている田部自作のカデンツァに、より色濃く現れています。
 昨今、(古楽アプローチに代表されるような)「オーセンティック志向の演奏でなければモーツァルトにあらず」という風潮の中、ロマンの香り豊かな音楽でありながらモーツァルトの古典的清潔さを失わない田部の演奏は流石というしかありません。「古楽か、モダンか」と一方に偏るのではなく、両者が麗しく手を結ぶ音楽の可能性を突き詰めた、美しさだけでなく厳しく芸術探求する姿勢をも聴き手に感じさせる演奏といえます。(日本コロムビア)

【収録情報】
モーツァルト:
・ピアノ協奏曲第20番二短調 K.466
・ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467

 田部京子(ピアノ)
 紀尾井シンフォニエッタ東京
 下野竜也(指揮)

 録音時期:2012年3月13-15日
 録音場所:東京、上野学園石橋メモリアルホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 SACD Hybrid

【田部京子】
東京芸術大学附属音楽高校入学後、田村宏氏に師事。高校在学中、第53回日本音楽コンクールに最年少で第1位に輝き注目を集めた。東京芸術大学に進学後、文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルリン芸術大学に留学、クラウス・ヘルビッヒ氏に師事。エピナール国際ピアノコンクール第1位、シュナーベルコンクール第1位、ミュンヘン国際音楽コンクール(ARD)第3位、ショパン国際ピアノコンクール最優秀演奏賞など、輝かしい成績を収めている。
 これまでに、バイエルン放送響、モスクワ・フィル、ワルシャワ・フィル、バルセロナ市立管、ポーランド放送響、バンベルグ響、サンノゼ響、リンツ・ブルックナー管、ローザンヌ室内管、ヴュルテンベルグ室内管、マンチェスター・カメラータ室内管、フランツ・リスト室内管、ウィーン木管アンサンブル、カルミナ四重奏団ほか多数共演。また、アルバン・ベルク四重奏団などから共演者として指名されるなど、世界のトップ・アーティストからも厚い信頼をよせられている。(日本コロムビア)

内容詳細

何とも気品にあふれたモーツァルト。田部のソロは物静かに必要なことだけを語るような落ち着きがあり、非常に味わいがある。下野の伴奏も透明でふくよかな響きを大切にしたもので、たいへんにすがすがしい。優れた音質とともに、最近では出色の演奏として推す。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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田部さんらしい演奏ですが、全体としては何...

投稿日:2020/07/26 (日)

田部さんらしい演奏ですが、全体としては何か物足りない気がします。オケの響きが暗い感じで、ピアノとのコントラストも不明確です。音質的に田部さんのピアノと合い過ぎてしまっているのかもしれません。あるいは録音のせいかもしれません。23番の盤を聞いたあとだからか、そのように感じました。でも田部さんだから★5。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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ピアノはとても良い、さすがです。 私にと...

投稿日:2018/08/20 (月)

ピアノはとても良い、さすがです。 私にとって残念だったのはオーケストラ。 おそらく優雅で上品な演奏を指向したのでしょう、しかしその裏返しでモーツァルト独特のわくわく感がありませんでした。 角のとれたリズム、レガートを強調したメロディ。特に21番の演奏は物足りず、ピアノとオケの「対比」を感じられませんでした。

goodpap さん | 千葉県 | 不明

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心地良い気分にさせてくれる、ピアノ、オー...

投稿日:2016/06/19 (日)

心地良い気分にさせてくれる、ピアノ、オーケストラ(指揮)も充実のモーツアルト。古楽とかモダンとか、越えていて、そんなことはどうでもよくなる。現代日本の名演奏として世界に広く紹介して欲しいと思う位。流石、田部さん、下野さん、紀尾井シンフォニエッタ。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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