ムソルグスキー(1839-1881)

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CD

ムソルグスキー:『展覧会の絵』、ラヴェル:組曲『マ・メール・ロワ』 インマゼール&アニマ・エテルナ(日本語解説付)

ムソルグスキー(1839-1881)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ZZT343
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ムソルグスキー/ラヴェル編:展覧会の絵、ラヴェル:組曲『マ・メール・ロワ』
インマゼール&アニマ・エテルナ

日本語解説付き

「古楽器演奏」が20世紀を探りつつあるのは、もはや当たり前。ならばなぜ、今までこの傑作を古楽器で世に問える鬼才がいなかったのか。
あらゆる刺激を込めて鬼才インマゼールの探求と挑戦は続く・・・
春の話題をさらうこと間違いなし、超・注目盤!

F-X.ロト指揮するレ・シエクルの『春の祭典』ピリオド解釈が話題を呼んだのは、この作品の初演100周年記念年のこと。そう、時代は今や21世紀。20世紀は「前世紀」であり、あらためて問い返すべき未知の世界。世紀前半には録音物も残っているとはいえ、とくにオーケストラの音、ステージ上で演奏されていた響きを鮮明に収録できる時代ではなく、作曲家たちが思い描いていたであろう響きを徹底的に分析・検証し、古楽器演奏のノウハウを生かして当時の響きを探るということが、もっとなされてもよいはずなのです。
 こうしたことにいちはやく気づいていた異才のひとりが、古楽大国ベルギー屈指のピリオド楽器オーケストラ、アニマ・エテルナ・ブリュッヘを率いるジョス・ヴァン・インマゼール。フォルテピアノ奏者として頭角をあらわし、モーツァルトのピアノ協奏曲の古楽器録音もかなり早くから体系的に行っていたうえ、シューベルトの『冬の旅』やドビュッシーのピアノ曲など「当時の楽器」での演奏があまりなされていなかった分野にどんどん切り込んでゆき、Zig-Zag Territoires レーベルに来てからもチャイコフスキー、リスト、プーランクと、ロマン派後期以降のオーケストラ世界をどんどんピリオド楽器で検証・再提案しつづけてきたこの驚くべき古楽器系指揮者が、新たに問う新譜で手がけたのはなんと、ムソルグスキーの『展覧会の絵』、ラヴェル編曲版!
 ラヴェルがこの作品を編曲したのは1922年、今とはいろいろな点でオーケストラの演奏習慣が違っていた頃でもありますが、インマゼールは常日頃から古楽器演奏で共演を続けているオーケストラの俊才たち(欧州古楽界きっての多忙な面々ばかり!)とじっくり作品解釈を突き詰めていったようで、使用楽器に関する銘記はないものの、冒頭のトランペットから明らかに何か古色蒼然、確かな知見に基づいて楽器選択がなされているであろうことを強く感じさせる響きが聴こえてきます。そして「只者ではない!」という確信は、だれしも『こびと』にさしかかったあたりで痛烈に感じると思います。のそっと独特のリズム感、不気味なまでのオーケストラの共感・・・解釈が周知徹底されているであろう統一感で、驚くべきサウンドが次から次へとくりだされるさまは、まさにこの異才ならではの音作り! ヴィブラートの使い方、絶妙なパッションの盛り上げ方、聴きどころがいたるところにあります。併録の『マ・メール・ロワ』のえもいわれぬ不思議な優美さも一聴に値するもの。指揮者自ら執筆にあたった解説の全訳付、この春いちばんの注目盤です!(Mercury)

【収録情報】
・ラヴェル:組曲『マ・メール・ロワ』
・ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲『展覧会の絵』

 アニマ・エテルナ・ブリュッヘ
 ジョス・ヴァン・インマゼール(指揮)

 録音時期:2013年1月17,19日
 録音場所:ブリュッヘ、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル)

内容詳細

ラヴェルの管弦楽編曲の手腕をあらためて堪能させられるカップリング&好録音。スコアに仕込まれたエキゾチックな仕掛けが、音の混沌の中から次々と立ち上ってきて、スリリングな立体感に包みこまれる、アトモスフェリックな音楽体験。初演時の楽器、サウンドの再現。言うは易いが、これはリアルだ。★(田)(CDジャーナル データベースより)

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