CD

交響曲第2番『復活』 大野和士

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS11561
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

大野和士のマーラー『復活』ライヴ録音!
1960年生まれ。東京藝術大学で指揮を遠藤雅古氏に師事。
1986年9月からバイエルン州立歌劇場で、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ジュセッペ・パターネに師事。 1987年、アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールで第1位を受賞。
1988年、ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任(1990年〜1996年まで同楽団音楽監督兼首席指揮者)。
1989年、松村賞受賞。 1990年、東京都交響楽団指揮者(1992年まで)。
1992年、東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者(1999年まで)。オペラ・コンチェルタンテ・シリーズを自らプロデュースし、日本では演奏される機会が少ない作品を一貫して取り上げ、サリエリ:『音楽が先か言葉が先か』、ツェムリンスキー:『フィレンツェの悲劇』、ヒンデミットの三部作、プロコフィエフ:『炎の天使』、ショスタコーヴィチ:『ムツェンスク郡のマクベス夫人』、シュレーカー:『はるかなる響き』など、取り上げられる機会の少ない作品を上演し、ヒンデミットの三部作は1995年文化庁芸術祭賞大賞を受賞。
1992年、ザグレブ・フィル日本ツアー。文化庁芸術選奨文部大臣新人賞受賞。
1993年、第1回渡邉暁雄音楽基金音楽賞受賞。
1996年9月、バーデン州立歌劇場カールスルーエ音楽総監督(GMD)に就任(2002年まで)。『ニーベルングの指輪』など、ワーグナー作品を多数上演。
1997年、第7回出光音楽大賞受賞。
1999年、ベルギー王立歌劇場(通称:モネ劇場)のガラ・コンサートを指揮して、楽員、聴衆の圧倒的支持を受け、アントニオ・パッパーノの後任決定。クロアチア共和国文化勲章受賞。
2002年、第1回斎藤秀雄メモリアル基金賞受賞。同年8月、ベルギー王立歌劇場音楽監督に就任。
客演活動も盛んで、これまでに、ボストン響、シアトル響、北ドイツ放送響、フランクフルト放送響、チェコ・フィル、BBC響、ボーンマス響、リヨン管、フィンランド放送響、イェーテボリ響、ロイヤル・ストックホルム・フィル、フランス国立放送フィル、トゥールーズ市立管、リール管、ベルリン・コーミッシェオーパー管、スロヴェニア・フィル、 BBCフィル、アルスター管、デンマーク放送響、ボルドー・アキテーヌ管など世界のオーケストラを多数指揮しています。


内容詳細

空前の大ブームも一巡した後のマーラー演奏の姿と、言葉の良質な意味でのグローバル化が進むクラシック演奏の姿を重ね合わせてのプロジェクションをライヴというメディアでウィットネスしたければ、これは最適な録音となろう。凝縮された“今”が聴ける。(田)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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大野がモネ劇場の監督になった時の記念演奏...

投稿日:2019/01/21 (月)

大野がモネ劇場の監督になった時の記念演奏会の記録だった 都響に戻って五年 さらに今新国立劇場の監督になった これからが彼の本領発揮だろう 久しぶりにこのディスクに邂逅した 聴き直した どうしたんだろう 哀しい マーラーが泣いている 高らかにラッパが鳴り テュッティが轟音を響かせる 分かりやすい(陳腐な)メロディーが綿綿と連なる楽曲の道を歩きながら 峰に登り 谷に下りしながら 沸沸とわき出る寂寥のあぶくに身内が埋まっていく 息苦しいほどの淋しさ悲しさはどこから来るのだろう 聴いているのが苦しく辛い この深い喪失感と分厚い閉塞感に息が止まりそうだ 大野とモネ劇場管はマーラーの真影を抉り出した この痛みを嫌う向きは多いだろう それはこれまでの多くのレビューに刻印されている そしていつもの事だがヒトは見たいものしか見ないし聞きたいものしか聴かない マーラーの孤独は掬われない これもいつもの事だが わたしは涙の中で居ても立ってもいられなくなる マーラーの悲愴を通って生きる勇気をもらう 聴いてよかった 本当にマーラーを愛するなら あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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レビューを見てずっと気になっていました。...

投稿日:2014/09/15 (月)

レビューを見てずっと気になっていました。ときどき思い出して購入しようと思うと品切れであることが多く、在庫有りの時にようやく3年越しくらいで購入しました。関心がマーラーから離れていたこともあり、しばらくお蔵入り。ようやく3連休で家内が出張で久しぶりに独り身で時間ができ、聞いてみました。正直ビックリしました。メータ/WPなど2番は特に世に知られた名盤も多く、さんざん聞いてきたつもりですが、音楽で「目から鱗が落ちる」珍しい経験をしました。おそらく大野さんは長い時間をかけて楽譜を読み込み、しかもオケとこれでもかと練習を重ねたのでしょう。これまでの爆演ではつぶれていて聞き取れなかった音がディスクのここかしこから聞こえてくるのです。改めて主音部がこういうメロディーだったのか、マーラーという人は随分泣かせるフレーズをこれでもかと散りばめているのだな、やはりロマン派の到達点なのだということが思い知らされました。他のレビューワーの方が、複数名、バランスに欠くと指摘されています。確かにそう思われる点もあります。しかし。この曲の指標的演奏として特筆に値すると思います。大野の2番を聞いた後で、他の演奏を聞くのが楽しみになりそうです。一度は聞いてみる価値があること間違いなしです。

Seago さん | 東京都 | 不明

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 「復活」の名演盤にこの録音を挙げた評論...

投稿日:2013/12/24 (火)

 「復活」の名演盤にこの録音を挙げた評論や記事はあまり見ないが、これはすばらしい演奏だ。率直で柔軟な進行、集中力の途切れない弱音部と、力強さとゆとりの両立した強音部(「爆音」という感じはしない。)。オーケストラの音は和声感に富み、リズムには弾力性があり、引き込まれるような響きがする。独唱者の二人は自然な発声とイントネーションですこぶる聞きやすい。合唱の扱いもうまく、十分な存在感を示しながらオーケストラとよく調和している。指揮者は全体を見通しつつ、細部まで神経を行き届かせて緻密な音響をつくり、最後には劇性あるクライマックスを築き、決然と曲を終える。録音は空気感抜群で奥行きが感じられる。その割にホールトーンが感じられないのは、会場を埋めた聴衆のためだろう。ライブ録音で避けがたい演奏の傷もあまりない。指揮者、オーケストラ、声楽全体の雰囲気とまとまりがよく、注文をつけたい気持ちが起きない。繰り返し聞きたくなる名演だ。

バストロン さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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