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Mahler (1860-1911)

CD Gustav Mahler: Symphony No.2 Resurrection

Gustav Mahler: Symphony No.2 Resurrection

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Showing 1 - 15 of 20 items

  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  21/January/2019

    大野がモネ劇場の監督になった時の記念演奏会の記録だった 都響に戻って五年 さらに今新国立劇場の監督になった これからが彼の本領発揮だろう 久しぶりにこのディスクに邂逅した 聴き直した どうしたんだろう 哀しい マーラーが泣いている 高らかにラッパが鳴り テュッティが轟音を響かせる 分かりやすい(陳腐な)メロディーが綿綿と連なる楽曲の道を歩きながら 峰に登り 谷に下りしながら 沸沸とわき出る寂寥のあぶくに身内が埋まっていく 息苦しいほどの淋しさ悲しさはどこから来るのだろう 聴いているのが苦しく辛い この深い喪失感と分厚い閉塞感に息が止まりそうだ 大野とモネ劇場管はマーラーの真影を抉り出した この痛みを嫌う向きは多いだろう それはこれまでの多くのレビューに刻印されている そしていつもの事だがヒトは見たいものしか見ないし聞きたいものしか聴かない マーラーの孤独は掬われない これもいつもの事だが わたしは涙の中で居ても立ってもいられなくなる マーラーの悲愴を通って生きる勇気をもらう 聴いてよかった 本当にマーラーを愛するなら あなたも如何 

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  • ★★★★★ 

    Seago  |  東京都  |  不明  |  15/September/2014

    レビューを見てずっと気になっていました。ときどき思い出して購入しようと思うと品切れであることが多く、在庫有りの時にようやく3年越しくらいで購入しました。関心がマーラーから離れていたこともあり、しばらくお蔵入り。ようやく3連休で家内が出張で久しぶりに独り身で時間ができ、聞いてみました。正直ビックリしました。メータ/WPなど2番は特に世に知られた名盤も多く、さんざん聞いてきたつもりですが、音楽で「目から鱗が落ちる」珍しい経験をしました。おそらく大野さんは長い時間をかけて楽譜を読み込み、しかもオケとこれでもかと練習を重ねたのでしょう。これまでの爆演ではつぶれていて聞き取れなかった音がディスクのここかしこから聞こえてくるのです。改めて主音部がこういうメロディーだったのか、マーラーという人は随分泣かせるフレーズをこれでもかと散りばめているのだな、やはりロマン派の到達点なのだということが思い知らされました。他のレビューワーの方が、複数名、バランスに欠くと指摘されています。確かにそう思われる点もあります。しかし。この曲の指標的演奏として特筆に値すると思います。大野の2番を聞いた後で、他の演奏を聞くのが楽しみになりそうです。一度は聞いてみる価値があること間違いなしです。

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  • ★★★★★ 

    バストロン  |  神奈川県  |  不明  |  24/December/2013

     「復活」の名演盤にこの録音を挙げた評論や記事はあまり見ないが、これはすばらしい演奏だ。率直で柔軟な進行、集中力の途切れない弱音部と、力強さとゆとりの両立した強音部(「爆音」という感じはしない。)。オーケストラの音は和声感に富み、リズムには弾力性があり、引き込まれるような響きがする。独唱者の二人は自然な発声とイントネーションですこぶる聞きやすい。合唱の扱いもうまく、十分な存在感を示しながらオーケストラとよく調和している。指揮者は全体を見通しつつ、細部まで神経を行き届かせて緻密な音響をつくり、最後には劇性あるクライマックスを築き、決然と曲を終える。録音は空気感抜群で奥行きが感じられる。その割にホールトーンが感じられないのは、会場を埋めた聴衆のためだろう。ライブ録音で避けがたい演奏の傷もあまりない。指揮者、オーケストラ、声楽全体の雰囲気とまとまりがよく、注文をつけたい気持ちが起きない。繰り返し聞きたくなる名演だ。

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  • ★★☆☆☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  02/May/2012

    聴いていて、聴覚を吸い寄せられる部分も多々あるので、おそらく良い指揮をしているのだろう。しかし録音の貧弱さと、室内楽かと思わせるようなおとなしいオケの無迫力にはゲンナリさせられた。魅力がないわけではない演奏だが、復活の名演がいくらでも蔓延る昨今において、この先ずっとカタログに残るようなCDではないように思える。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  25/July/2011

    大野さん、オペラハウスにて大変すばらしい活躍をされているのを、以前テレビで拝見しました。さてこの「復活」、オペラで活躍中のレヴァインやゲルギエフの「復活」になんだか傾向が似ているのに気がついて、実はちょっと愕然。というのもこれら二人の「復活」は大音響志向の爆演系で、正直私は酷評しております。大野さんのこのディスクでも、フィナーレに至って超強烈な音響が轟き、若干辟易したのであります。シンフォニー慣れしている指揮者だとこんな感じにはならないのが多いなあ〜。バーンスタインもテンシュテットも、強烈系演奏と言われながらここまでにはならない。一種の構成感やバランス感が働いているのではないかな?大野さんは第1楽章(問題提起だと思いますが)が物足りない。あとに行くほど盛り上がるというパターンで、オペラならそれでもいいけど、シンフォニーには個人的には違和感がある造りです。オケや声楽陣は立派。特に声楽は合唱がよい出来。録音は優秀ですが、低域楽器がブースターがかかっているかと思うほどじんじん響いてきてやや不自然。全体の出来は結構だと思うのですが、いくつもの問題点を感じたのも事実なので、とりあえず書いておきます。

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  • ★★★☆☆ 

    しょう  |  愛知県  |  不明  |  07/May/2010

    レビューにつられて購入した者です。前半のアゴーギクは自分にはちょっと戸惑いました。結構粘着。爆音好きですか?とありましたが、録音が良いせいか、結構な爆音でした^^;;。えー!?レビューと違う・・・。指揮者への期待度が大きいのかな?

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  • ★★★★☆ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  24/April/2010

    皆さんのレビューに乗せられて?つい購入。でもええですねえ、この指揮者!ラストのティンパニの強打、嬉しいですわ!合唱もきれいで、ライブというのも嬉しい。この値段ならOKですわ。

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  • ★★★★★ 

    たけちゃん  |  福島県  |  不明  |  15/December/2009

    全国100万人のマーラーファンの皆様、いつまでこの演奏を「隠れ名盤」として埋もれたままにしておくおつもりでしょうか。皆様の不見識にはただただ失望の他ございません。「そんなに爆音&轟音マーラーがお好きですか?」全国1000万人のマーラーファンの皆様方、いい加減目を覚まして下さい。

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  • ★★★★☆ 

    ぽっちゃま  |  大阪府  |  不明  |  25/September/2009

    全体的にオーソドックスな演奏ながら、随所に従来埋もれていた楽器が映え抜きの音を奏でており、驚きとともに感動する名演といえよう。灰汁がないので長く付き合えそうですが、飛び切りの感動を求める方には向きません。

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城  |  不明  |  13/December/2008

    最後の合唱「よみがえるだろう、わが心よ」。そうだ、こういう音楽だ、と叫びたい。繊細さ、溢れる歌心、美しいなぁ。合唱の響き、実に良い。アルトソロ、美声!バーンスタイン盤のルートヴィヒよりずっと素敵だ。語りかけるような弦楽器の表情も素晴らしい。いざというときの迫力もある。これまで聴いてきた復活の中で、最も感激しました。ノイマン新盤、小澤新盤に並ぶ私の復活ベスト3となりました。

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  • ★★★★★ 

    竹トンボ  |  福岡  |  不明  |  18/December/2006

    非常に柔軟性のある演奏で、同じスコアから良くもここまで色彩豊かな表現を可能にしたなという感じがした。名の通った人だったら間違えなく1,2を争うくらいの名盤になっている筈だ。

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  • ★★★★★ 

    パパゲーノ  |  長崎  |  不明  |  13/October/2006

    精緻なのに、歌が自然に流れていく。 これは凄いことだ。 初めて聴きましたが、大野さんは心を感じさせる人ですね。当たり前のようで、これがなかなかいない。

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  • ★★★★★ 

    ボネットさん。。。  |  横浜  |  不明  |  28/March/2005

    昨年末のテレビで井上道義氏が「もはや大野君ではなくマエストロ大野」という趣旨の発言をしていたが,その発言を裏付ける1枚だと思う。 今年,凱旋公演が予定されているが,そのうち「シェヘラザード」を聴きたいのだが,どうしても日程の都合がつかない。。。ああ,残念!

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  • ★★★★★ 

    桐嶋屋勝造  |  愛知県碧南市  |  不明  |  22/January/2005

    あるサイトに載っていた批評を読んだら、小澤&サイトウキネン以上と評してありました。ラトル&VPO(CDでなくNHK−FMで以前放送されたもの、1999年8月29日 ザルツブルグでの演奏)クラスと僕は思っています。

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  • ★★★★★ 

    桐嶋屋勝造  |  愛知県碧南市  |  不明  |  14/November/2004

    緻密で繊細な感覚に満ちており素晴らしく美しい演奏です。第3楽章の中間部は特に美しいです。また、終楽章の前半部は冗長な印象になりがちな危険なところですが神経の行き届いた堂々とした表現で、後半から素晴らしいエンディングに見事に導いています。大野さんの今後の活躍が非常に楽しみです。

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