SACD

マーラー:さすらう若人の歌、ヴォルフ:歌曲集 フィッシャー=ディースカウ、フルトヴェングラー指揮、シュヴァルツコップ(24ビット・リマスター限定盤)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOGE11024
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

マーラー:さすらう若人の歌、ヴォルフ:歌曲集
フルトヴェングラー、フィッシャー=ディースカウ、シュヴァルツコップ


アビー・ロード・スタジオによる最新リマスター音源をSACDハイブリッド盤で!
フルトヴェングラー生誕125年企画 期間生産限定盤 デジパック仕様

【収録情報】
1. マーラー:さすらう若人の歌

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 フィルハーモニア管弦楽団
 録音時期:1952年6月24日
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:モノラル(セッション)

2. ヴォルフ:歌曲集(22曲)

 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 録音時期:1953年8月12日
 録音場所:ザルツブルク、モーツァルテウム
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮:1、ピアノ:2)

 96Hz/24Bitデジタル・リマスタリング
 SACD Hybrid
 CD MONO/ SACD MONO


『フルトヴェングラー名盤デジタル・リマスター・カタログ SACD(hybrid) シリーズ』
アビー・ロード・スタジオが総力を挙げて取り組んだ、最高の音質を貴方に。
制作にあたってのマスター素材は、EMIグループのメインともいうべきアビー・ロード・スタジオにてその管理するオリジナル素材、出来る限り良好な状態の素材から、全アイテムとも本発売のためにあらためてリマスタリングを敢行

音楽演奏によって「何を」表現するかに専心した音楽家といわれるフルトヴェングラーの演奏記録をリマスタリングするのにあたり、基本的なポリシーとして、不必要なクリック・ノイズは除去しながらも、楽音と録音会場全体の音響をできるかぎり忠実に再現するべく取り組むことをアビー・ロード・スタジオのスタッフと確認、96Hz/24Bitでデジタル・リマスタリングを実施。
 また、演奏芸術の再現という観点から素材が残されている音源に関しては、楽章間の音響も再現することにより、巨匠の音楽への取り組み姿勢をより具体的に窺う可能性を広げ、音楽的な繋がりがより自然に聞き取れる収録を目指しました。
 サイモン・ギブソンをはじめ、イアン・ジョーンズ、アンディ・ウォルター、アラン・ラムゼイ、と経験豊富なエンジニアによるアビー・ロード・スタジオでの最新リマスター音源。『バイロイトの第9』では演奏開始前の聴衆の拍手や、フルトヴェングラーからコンマスにかけられたコメント部分などが取り込まれ、『ベートーヴェン7番』では、60年の経年にも関わらず良好な状態の新たに確認された録音セッションのアナログ・テープが、世界初の素材として使用されるなど着目点も多く、音の仕上がりに注目が集まっています。(EMI)

内容詳細

20世紀を代表するリート歌手であるフィッシャー=ディースカウのマーラーと、ソプラノ歌手のシュワルツコップによるヴォルフをカップリング。二人の美しい歌声はもちろん、ヴォルフでのフルトヴェングラーのピアノ伴奏も聴きもの。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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古臭さが全く感じられない…まずはこの点が...

投稿日:2011/10/31 (月)

古臭さが全く感じられない…まずはこの点が凄い!ここに収められた音は,流行り廃り,時代背景,そんなものに関係なく,永遠普遍の魅力を撒き散らしている。確固たる名声・スタイルを確立していた巨人フルトヴェングラーをバックに,まだまだこれからの若き二人が,決してその場限りに終わらない永遠普遍の名演を成し遂げた。音質向上,目覚しい。が,その音質向上さえ忘れさせてしまうほどの,記録である。

masato さん | 新潟県 | 不明

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本盤には、フルトヴェングラーのレパートリ...

投稿日:2011/06/04 (土)

本盤には、フルトヴェングラーのレパートリーとしてはきわめて珍しい歌曲集がおさめられている。マーラーのさすらう若人の歌と、マーラーと同年生まれで、歌曲に劇的で深い要素を導入したことで知られる後期ロマン派の作曲家、ヴォルフの歌曲集の組み合わせだ。このように、フルトヴェングラーにとってなじみが薄い楽曲においても、そのスケールの大きい芸術はいささかも揺るぐことはない。さすらう若人の歌はスタジオ録音、ヴォルフの歌曲集はライヴ録音(拍手入り)であるが、荘重なインテンポでいささかも急ぐことなく音楽の歩みを進めていっており、楽曲の心眼を抉り出していくような彫の深さは、深沈とした情感を湛えていて実に感動的だ。マーラーのさすらう若人の歌については、ワルターやバーンスタインによる名演が、本録音の後に登場してくることになり、本演奏のような演奏様式は時代の波に取り残されていくことになったが、それでもこのような深みのある人間のドラマとも評すべき奥行きのある名演は、人間関係やその絆が希薄になりつつある現代においてこそ、なおその存在意義は高いものと言わざるを得ないだろう。フィッシャー・ディースカウは、その後も同曲を何度も録音しているが、本盤が随一の名唱と言えるのではないだろうか。というのも、後年の歌唱では巧さが全面に出てしまいがちであると言えるからである(それでも、十分に堪能させてくれるので、文句がつけようがないのだが)が、本演奏では、巧さよりも人間味や情感の豊かさが全面に出てきており、フルトヴェングラーの人間のドラマの構築に大きく貢献しているのを忘れてはならない。ヴォルフも素晴らしい名演だ。ここでのフルトヴェングラーのピアノは、さすらう若人の歌における指揮ぶりと何ら変わりがないと言えるところであり、深沈とした奥行きのある演奏は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な凄みのある音楽の醸成に成功していると言える。シュヴァルツコップの歌唱も、フルトヴェングラーの凄みのあるピアノ演奏に一歩も引けを取っておらず、このような至高・至純の名演に大きく貢献していると言っても過言ではあるまい。音質は、今般のSACD化によって、既発CDとは次元が異なる良好な音質に生まれ変わったと言える。特に、フィッシャー・ディースカウやシュヴァルツコップの息遣いまで聴こえるような声楽の鮮明さには大変驚かされた。いずれにしても、このような歴史的な名演を、現在望み得る最高の高音質SACDで味わうことができることを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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2枚組で収録に余裕が出来そうなので、ヴォ...

投稿日:2011/04/10 (日)

2枚組で収録に余裕が出来そうなので、ヴォルフのリサイタルは、チェトラ盤のように拍手もすべてカットすることなく収録してほしい! 解説書が単に挟まれいるだけでどこかにいってしまいそうな第1回、第2回のデジパックが改善されることを祈る。

ドンナー さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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