ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ヴァイオリン・ソナタ全集 オイストラフ、オボーリン(4CD) 

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4684062
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(4CD)
オイストラフ(vn)オボーリン(p)
1962年ステレオ録音。数あるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集の中でも、ヴァイオリン演奏の際立った魅力という点でいまだにトップ・レヴェルにある優れた演奏。各国のレコード賞を数多く受賞したことでも知られる名盤中の名盤でもあります。
 オイストラフ(David Fyodorovich Oistrakh,1908-1974)の完璧なテクニックは、激しい部分でも叙情的な部分でも常に高度な完成度を示しており、その気品ある美しい歌い回しと、独特の幅広い美音がもたらす音楽の圧倒的なヴォリューム感は、まさに「大家の風格」という形容のふさわしいものです。
 こうしたアプローチで作品に触れると、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタは、有名な『クロイツェル・ソナタ』や『春』だけでなく、10曲すべてが魅力的な傑作であることを改めて痛感させられます。
 ピアノのレフ・オボーリン(Lev Nikolaevic Oborin,1907-1974)は、アシュケナージの師としても知られるロシアのピアニストで、オイストラフとの共演は数多く、ここでもオイストラフの豊麗なヴァイオリン演奏のスタイルを極力生かすべく、端正な伴奏を聴かせてくれています。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
・ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
・ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
・ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
・ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 Op.23
・ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』
・ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
・ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
・ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
・ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』
・ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96

ダヴィッド・オイストラフ(vn)
レフ・オボーリン(p)
1962年、パリ、シャン・デュ・モンド

収録曲   

ディスク   1

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1

  • 01. 1. Allegro con brio 6:18
  • 02. 2. Tema con Variazioni. Andante con moto 7:25
  • 03. 3. Rondo. Allegro 5:08

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2

  • 04. 1. Allegro vivace 6:55
  • 05. 2. Andante più tosto. Allegretto 6:03
  • 06. 3. Allegro piacévole 5:07

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3

  • 07. 1. Allegro con spirito 5:54
  • 08. 2. Adagio con molta espressione 6:57
  • 09. 3. Rondo. Allegro molto 4:10

ディスク   2

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 Op.23

  • 01. 1. Presto 5:40
  • 02. 2. Andante scherzoso più Allegretto 6:29
  • 03. 3. Allegro molto 6:08

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』

  • 04. 1. Allegro 10:14
  • 05. 2. Adagio molto espressivo 6:05
  • 06. 3. Scherzo & Trio. Allegro molto 1:19
  • 07. 4. Rondo. Allegro ma non troppo 7:06

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1

  • 08. 1. Allegro 6:13
  • 09. 2. Adagio molto espressivo 7:40
  • 10. 3. Allegretto con variazioni I - VI 8:12

すべての収録曲を見る >

総合評価

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ベートーベンのバイオリンソナタ全集の最高...

投稿日:2020/02/05 (水)

ベートーベンのバイオリンソナタ全集の最高演奏だと思います。 これだけの緊張感が全曲にわたり、最初から最後まで弛緩することなく継続しているのですから少し聴いていて疲れた場合もありましたが、それが演奏終了後には何とも快適な疲れと思われました。 ステレオ初期の残響がやや乏しいモノラル的録音が更に緊張感を深めています。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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私の持っているCDの中では、オイストラフ&...

投稿日:2011/04/22 (金)

私の持っているCDの中では、オイストラフ&オボーリンがもっとも好きな演奏です。ここでのオイストラフは、決して細かなニュアンスとか多彩な音色を縦横させるような演奏ではありませんが、全10曲、作品を巨視的な視点から堅牢に作り上げることで、曲の良さとうまくブレンドした感じ。結果、多くの人がベートーヴェンに求める「大作曲家の偉大な作品」というイメージに合致したように思えます。ピアノのオボーリンは、彼の他のCDを聴く限り、この演奏が一世一代の名演奏だったようです。

尾崎豊ファン さん | 山形県 | 不明

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LにヴァイオリンRにピアノと明瞭な録音。1...

投稿日:2010/10/11 (月)

LにヴァイオリンRにピアノと明瞭な録音。1番2楽章冒頭など音像定位の乱れもあるが全体として録音に不満はない。普及クラスのヘッドフォンでは確かにヴァイオリンの音が貧弱に聴こえるが、中級(総額約30万円)以上のステレオ装置ではそれなりに美しく聴こえる。特筆すべきはオボーリンのピアノ。第一回ショパンコンクール優勝者の名に恥じない寸分の隙も見せない驚くべき名演。伴奏ピアニストとの水準の違いを見せつける。全曲通じてオボーリンが主導権を握っている。オイストラフもオボーリンとの息をぴたりと合わせている。他に録音の少ないオボーリンの真価を伝える貴重な録音。もっとも「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」なのだからピアノがヘボでは話にならないわけで。入手して決して損はありません。

充介 さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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