CD 輸入盤

交響曲第8番 パーヴォ・ヤルヴィ&チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALPHA987
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


パーヴォ・ヤルヴィ、ブルックナー交響曲第8番を再録音!

パーヴォ・ヤルヴィとチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団によるブルックナー後期3大交響曲の第2弾として、フランクフルト放送響との全集録音から10年ぶりの再録音となる第8番が登場。約15年ぶりの再録音となった前回の第7番では全ての楽章においてテンポが速くなっているのが特徴でしたが、第8番では逆に全楽章で遅くなっており、特に第4楽章では2分30秒を超える差が生じています。しかしながら演奏は、むしろより引き締まった印象を与えるもので、たいへん力強く聴きごたえのある出来栄え。またホールの特性もあってか各パートのフレーズが際立ち、見通しのよい録音であることも良い結果をもたらしているといえるでしょう。
 今回もヴァイオリンを両翼、左奥にコントラバスという弦の配置を採用していますが、金管楽器については、前回第7番で右に独立して配置したワーグナー・チューバはホルンと持ち替えとなるために左へ集約、その代わりバス・チューバ(シンカポール交響楽団の夏目友樹がエキストラ参加)をティンパニ隣の最上段ほぼ中央に配してワーグナー・チューバとのアンサンブルに親和性を持たせ、その右にトロンボーン、さらに右にトランペットという、やや特殊な配置となりました。中央に低音金管楽器が置かれることで得られる安定感に加え、第1楽章クライマックスではトランペットとホルンによるリズム動機が左右から鳴り響くという効果も得られています。
 パーヴォの拘りが大きな実を結んだブルックナー・シリーズ、今後発売予定の第9番にも期待が大きく膨らむところです。(輸入元情報)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108
(ノーヴァク版 第2稿、1890)

 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ
(指揮)

 録音時期:2022年9月
 録音場所:チューリッヒ、トーンハレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 収録時間:81分


【パーヴォ・ヤルヴィ指揮ブルックナー:交響曲第8番/演奏タイミングの比較】
・2012年 フランクフルト放送交響楽団:I. 15分36秒/II. 13分18秒/III. 25分35秒/IV. 21分55秒
・2022年 チューリッヒ・トーンハレ管:I. 16分29秒/II. 13分33秒/III. 26分52秒/IV. 24分39秒


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私はヤルヴィを何度も実演で聴いたが、彼の...

投稿日:2024/01/23 (火)

私はヤルヴィを何度も実演で聴いたが、彼の良い時はどちらかと言うとスタイリッシュで、楽団を気持ち良く鳴らすような、そう言う時だと思っている。基本的にインテンポを墨守し、濃厚な表情づけをあえて拒否する。良く言えば曲に語らせる演奏である。しかし、ブルックナーはそれだけではダメじゃないかな。もちろん曲は素晴らしいが、演奏する側もビシッと芯がないとつまらなくなる。今回ヤルヴィの再録音、その意味で期待したが・・・。結果はいつもと同じ感想。曲への共感が薄い。また、何故か知らないが、やたらポルタメントを多用する。ノヴァーク版の楽譜を見たが、どこにもそんな形跡はない。これはブルックナーに合わないと思う。もちろん演奏技術は高いし、それなりの作り込みはあるのだが。ヤルヴィは大指揮者なのに、本当に私とは相性が悪いんだよなぁ・・

てつ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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