SACD 輸入盤

交響曲第9番 シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC693
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ブルックナー:交響曲第9番
シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル


一連のブルックナー・シリーズでめざましい成果を披露し続けているシモーネ・ヤング&ハンブルク・フィルのコンビが、今度は交響曲第9番をレコーディングしました。
 完成した3つの楽章でけでもブルックナー作品の最高峰と目されるに十分な巨大で手の込んだ構造と深遠な楽想には、シモーネ・ヤングの情報量の多いスタイルは相性が良いと思われるだけに演奏内容も期待できます。(HMV)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB109

 第1楽章:Feierlich, misterioso 荘重に、神秘的に [24:32]
 第2楽章:Scherzo. Bewegt, lebhaft - Trio. Schnell スケルツォ。軽く軽快に−トリオ。急速に [11:50]
 第3楽章:Adagio. Langsam, feierlich アダージョ。遅く、荘重に [22:36]

 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
 シモーネ・ヤング(指揮)

 録音時期:2014年10月25-27日
 録音場所:ハンブルク、ライスハレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 Recording Producer, digital Editing, 5.0 Mix & Mastering: Jens Schunemann
 Recording Engineer: Christian Feldgen
 SACD Authoring: Ingo Schmidt-Lucas, Cybele AV Studios
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

【プロフィール】
シモーネ(シモーン)・ヤングは、1961年3月2日、オーストラリアのシドニーに生まれ、そこでピアノと作曲を学びました。貝殻を形どった外観で名高いシドニー・オペラ(ハウス)でアシスタントを務めていた1985年、急病の指揮者に変わり、わずか数時間という予告で見事に代役を務め、センセーショナルなデビューを果たしました。
 その後奨学金を得てヨーロッパに留学、ケルン市歌劇場でコレペティ、アシスタント、専属指揮者を務め、パリではダニエル・バレンボイムのアシスタントとしてパトリス・シェローの演出による伝説的なベルク『ヴォツェック』の上演にも携わり、バイロイト音楽祭の『ニーベルングの指環』のアシスタントなどもこなしてその実力を蓄えていきます。
 1993年から1995年まで、ベルリン州立歌劇場の専属指揮者を務めるとともに、その間に世界各地の名門歌劇場に客演して短期間のうちに名声を築き上げました。それには1993年、ウィーン国立歌劇場での『ラ・ボエーム』公演で、女性として初めて歌劇場管弦楽団を指揮したこと、パリ・バスティーユ・オペラ、コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラ、フィレンツェ五月祭、バイエルンとハンブルクの州立歌劇場が含まれます。
 また、コンサート指揮者としてもシュターツカペレ・ベルリン、ミュンヘン・フィル、ハンブルク・フィル、ニューヨーク・フィルなどの指揮台に招かれていますが、1997年には、ウィーン・フィルを2005年11月、ウィーン楽友協会で156年の歴史上はじめて振ったことでも世界的な話題になりました。1999年から2002年までベルゲン・フィルの首席指揮者、2001年から2003年までシドニーとメルボルンのオーストラリア・オペラの首席指揮者兼芸術監督を務め、2005年からハンブルク州立歌劇場のインテンダント兼フィルハーモニーの音楽総監督(GMD)に就任し、精力的な活動を繰り広げています。
 わが国でも1997年と2003年にNHK交響楽団に客演指揮して、好評を博しています。また2006年にはハンブルク高等音楽演劇院の教授に就任し、後進の指導にもあたっています。

内容詳細

何か癒やされるブルックナーとでも言ったら良いだろうか。神々しい響きにこうべをたれるというよりも、温かく包み込むような音に聴き手が慰撫されるよう。両端楽章はテンポもいくらか速めなのも特色。今までにはなかった演奏として一聴をお勧めしたい。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. Bruckner: Symphony No. 9, WAB109: I. Feierlich, misterioso [24:32]
  • 02. II. Scherzo. Bewegt, lebhaft - Trio. Schnell [11:50]
  • 03. III. Adagio. Langsam, feierlich [22:36]

ユーザーレビュー

総合評価

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SACD 5.0ch盤のレビューです。 演奏、録...

投稿日:2021/03/20 (土)

SACD 5.0ch盤のレビューです。 演奏、録音ともに、まず良いです。 ヴァイオリン対抗配置が楽しい。第1楽章第2主題に独自の味つけがあって、面白いと思います。1楽章再現部手前、ティンパニの連打が残るところ、もう少しティンパニの音量上げても良いかも。1楽章コーダ、3楽章クライマックスも、もう一息、壮絶な響き、タメ、迫力が欲しい。3楽章の弦楽コラール、対抗配置を生かして、まだ良くできそうな気がします。 これからの更なる素晴らしい演奏に期待したく、星1つ減らします。

TM さん | 神奈川県 | 不明

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正直9番に関しては如何にシモーネ女史でも...

投稿日:2015/12/06 (日)

正直9番に関しては如何にシモーネ女史でもなかなかんどいのではと思っていたが、全くの杞憂であった。流石です。全体を貫く音色は実に優しい。ドラマチックにメリハリをガンガンつけるのではなく、なんとも滑らかで慈愛に満ちた響きだ。一方でブルックナーの荘厳さや圧倒感が失われているわけではない。良い。せっかくならテ・デウムも付けてくれたら嬉しいが、そりゃ贅沢ですか。

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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