CD 輸入盤

交響曲第8番 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル(1944)(平林直哉復刻)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2111
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

フルトヴェングラーのブルックナー交響曲第8番(VPO,1944)
記念すべき世界初出LPより復刻!


【制作者より】
拙著『フルトヴェングラーを追って』(青弓社)でも触れている通り、1968年にイギリス・ユニコーン・レーベルが設立された際、フルトヴェングラー夫人からユニコーンの関係者に2つのテープが手渡されました。それらは、ブルックナーの交響曲第8番とベートーヴェンの同第3番「英雄」(ともに1944年、ウィーン・フィル)で、これをもとにのちにLPが作成されました。「英雄」は1953年に発売されたウラニア盤と同一演奏ですが、ブルックナーの方はこのユニコーン盤が世界初発売です。その記念すべきLPの中でも最初期にプレスされ、最も音質が安定していると言われるもの(深緑色のレーベル)を復刻の素材としました。
 解説書には1947年にウィーンの文筆家F.ヴィルトガンスによって書かれた「フルトヴェングラーおよびその他の人々」の邦訳を掲載しています。第二次大戦後、フルトヴェングラーをはじめ、ナチスとの関係を取りざたされた音楽家は裁判にかけられました。その後、彼らの多くは1947年前後に無罪が確定し、間もなくウィーンの楽壇にも復帰を果たします。ところが、ヴィルトガンスの論評によると、当時のウィーンにはこうした復帰を必ずしも歓迎しない意見も根強かったと伝えています。戦後の余韻が色濃く残っていた頃の、貴重な文献のひとつと言えるでしょう。
 なお、本演奏では第3楽章の一部にカットはあるものの、全曲にわたって「ハース版」に準拠していますので、他の多くのディスクと同じく「ハース版」と表記しています。(平林直哉)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1944年10月17日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(放送用録音/マグネトフォン・コンサート)
 使用音源: Unicorn (U.K.) UNIC-109/10

総合評価

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復刻の音質はあまりいいとは思いませんが、...

投稿日:2009/05/23 (土)

復刻の音質はあまりいいとは思いませんが、鳴っていた音が本当に素晴らしい音だったことはわかります。演奏もフルトヴェングラーのブルックナーでは最高のもの。当時のヴィーン・フィルのすごさも実感できます。

Theta さん | AUSTRALIA | 不明

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わがままを言えばキリがありませんが、音質...

投稿日:2009/05/07 (木)

わがままを言えばキリがありませんが、音質的な面では全く期待せずに購入したのですが、44年ライヴにしては音質は素晴らしい部類のものと思います。「8番好き」の人間にとっては合格点でしょう。

ray さん | 愛知県 | 不明

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フルヴェンのブル8は、戦中戦後、数回の演...

投稿日:2009/05/06 (水)

フルヴェンのブル8は、戦中戦後、数回の演奏のものがCDで聴くことができますが、やはり、全盛期は戦中ではなかったかと思います。しかも、最も力を入れていた8番。言葉にはできないこの例えようのない感動。ほかの盤とは比較になりません。

kebuschevsky さん | 岐阜県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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