SACD

交響曲全集(第00番〜第9番) クリスティアーン・ティーレマン&ウィーン・フィル(11SACD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC10437
組み枚数
:
11
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤, ハイブリッド

商品説明


ティーレマンとウィーン・フィルによるブルックナー全集完成

ドイツ音楽の世界的巨匠として人気の高いクリスティアーン・ティーレマンとウィーン・フィルによる『ブルックナー:交響曲全集』が完成。2024年の作曲者生誕200年を記念するプロジェクトで、ウィーン・フィルがひとりの指揮者で完成させた初のブルックナー全集です。11曲のうち5曲が今回初発売。
 2019年の第2番を皮切りに2022年の第9番まで4年間をかけて、ウィーンのムジークフェラインとザルツブルク音楽祭で、ヘ短調と第0番を含む全11曲が収録(第3番、第1番、ヘ短調、第0番はコロナ下の無観客演奏)。ヘ短調と第0番はウィーン・フィル初演奏、第1番は晩年のウィーン稿を採用しています。ティーレマンはウィーン・フィルの持つブルックナー演奏の伝統に寄り添い、豊潤かつ濃厚なサウンドを生かした流麗な解釈を披露。作品の構造を浮き彫りにする対向配置も効果満点です。
 日本盤のみハイブリット・ディスクでの発売。オリジナルマスターからのDSDリマスターはベルリンの「b-sharp」スタジオが担っています。(メーカー資料より)


【収録情報】
ブルックナー:交響曲全集


Disc1
● 交響曲(第00番)ヘ短調 WAB99
 原典版(新全集X 1973年出版)/ノーヴァク校訂
 録音:2021年3月27,28日 ウィーン、ムジークフェラインザ−ル

Disc2
● 交響曲第1番ハ短調 WAB101
 1891年第2稿(ウィーン稿 新全集I/2 1980年出版)/ノーヴァク校訂
 録音:2021年4月12-14日 ウィーン、ムジークフェラインザ−ル

Disc3
● 交響曲第0番ニ短調 WAB100(無効)
 原典版(新全集XI 1968年出版)/ノーヴァク校訂
 録音:2021年3月27,28日 ウィーン、ムジークフェラインザ−ル

Disc4
● 交響曲第2番ハ短調 WAB102
 1877年第2稿(新全集新版II/2 2007年出版)/キャラガン校訂
 録音:2019年4月25-28日 ウィーン、ムジークフェラインザ−ル

Disc5
● 交響曲第3番ニ短調 WAB103
 1877年第2稿(新全集III/2 1981年出版)/ノーヴァク校訂
[収録]2020年11月27-29日 ウィーン、ムジークフェラインザール

Disc6
● 交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』
 1878/80年稿(旧全集 Band 4 1936年出版)/ハース校訂
 録音:2020年8月19-22日 ザルツブルク、祝祭大劇場

Disc7
● 交響曲第5番変ロ長調 WAB105
 原典版(新全集V 1951年出版)/ノーヴァク校訂
 録音:2022年3月5-7日 ウィーン、ムジークフェラインザ−ル

Disc8
● 交響曲第6番イ長調 WAB106
 原典版(新全集VI 1952年出版)/ノーヴァク校訂
 録音:2022年4月30日、5月1,2日 ウィーン、ムジークフェラインザ−ル

Disc9
● 交響曲第7番ホ長調 WAB107
 原典版(旧全集 Band 7 1944年出版)/ハース校訂
 録音:2021年8月1,3日 ザルツブルク、祝祭大劇場

Disc10
● 交響曲第8番ハ短調 WAB108
 1887/1890年第2稿(旧全集 Band 8 1939年出版)/ハース校訂
 録音:2019年10月5,13日 ウィーン、ムジークフェラインザール

Disc11
● 交響曲第9番ニ短調 WAB109
 原典版(新全集IX 1951年出版)/ノーヴァク校訂
 録音:2022年7月28,30日 ザルツブルク、祝祭大劇場

 初発売(Disc1, Disc2, Disc3, Disc8, Disc9)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 クリスティアーン・ティーレマン
(指揮)

 SACD Hybrid

 [ユニテル]
 レコーディング・プロデューサー:アーレント・プローマン
 バランス・エンジニア:ペーター・ヘッカー

 [ORF]
 レコーディング・プロデューサー:
 フリーリアン・ローゼンシュタイナー(ヘ短調、第0番、第1番〜第3番、第5番、第6番、第9番)
 ミヒャエル・ブレース(第6番)
 レコーディング・エンジニア:
 クリスティアン・ゴルツ(ヘ短調・第0番・第1番・第3番・第5番・第6番・第9番)、
 マルティン・ライトナー(第2番)

 マスタリング・エンジニア:
 マルティン・キストナー(b-sharpミュージック&メディア・ソリューションズ)

 完全生産限定盤
 日本盤のみハイブリッド・ディスク
 厚紙三方背箱
 別冊解説書

【アーティストプロフィール】
クリスティアーン・ティーレマン 1959年ベルリン生まれ。シュテルン音楽院で学び、カラヤンのアシスタントに。ベルリン・ドイツ・オペラ音楽総監督、ミュンヘン・フィル音楽監督を経て、2012年〜シュターツカペレ・ドレスデン首席指揮者。ワーグナー、シュトラウス、ブルックナーを中心とするドイツ音楽では巨匠的存在。(メーカー資料より)


内容詳細

BPOとの全集に次ぐVPOとの全集で、VPOにとっては、一人の指揮者による初めての全集となる。分売で出ていた録音に、未発売の5曲を加えたものだ。ティーレマンはVPOの美質を十二分に引き出している。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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ウィーンフィルが全曲同じ指揮者でブルック...

投稿日:2024/03/20 (水)

ウィーンフィルが全曲同じ指揮者でブルックナーの全集を完成させたのはこれが史上初。しかも00番に0番も含めた全曲盤。今やブルックナー全集がたくさんある時代になったが、これはその中でもはっきりとした価値がある。演奏についてもあまり特殊なことをやらず、多くのファンがウィーンフィルに期待するのはこういう演奏でしょうみたいな王道真っ直ぐ。予想通りとはいえ、普通に、これは5つ星以外はつけられません、という演奏でした。ただ、中の紙ケースとか色ムラがあったのでこのデザインでやるならもうちょっと印刷も丁寧にして欲しかった。せっかくの高級感がちょっと台無し。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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既に5番までのCD5枚を購入しているので、こ...

投稿日:2023/10/12 (木)

既に5番までのCD5枚を購入しているので、この全集を購入しないと国内盤で全曲揃えられないのは困ってしまう。輸入盤を買えば揃えられると判断しているのかも知れないが、メーカーの姿勢が問われるような販売戦略どうしたものだろうと思う。へ短調や0番、1番がどのように演奏されるかは興味があるのだが。1番はCD時代になってあまり録音されていないウィーン稿と言うのも貴重な音源だと思う。スケルツォのダカーポがどのタイミングどうなっているのかは実演を聴いた訳ではないので不明。2番は第1楽章のコーダの前半部分を省略している。最近全集が発売されたネルソンスも同様。ネルソンスは第2楽章のミサ曲の動機を演奏しているとされる部分も省略しているが、ティレーマンは省略せずに演奏している。これらの省略はノヴァーク版の楽譜にも記載されていて省略して演奏しても良いようになっている(反復記号ではない)。古くはカラヤンや朝比奈などもそうしていて、むしろ省略せずにすべてを演奏している方がレアな演奏と言う状態になっている。エディションはギャラガンとなっているが、よく知られている1872年の1稿のギャラガン版ではなく、1877年のノヴァーク版の単純なミスを校正したギャラガン版の2稿となているようだ。実質はノヴァーク版と同じ。7番もCD時代に録音が少ないハース版を使用しているようだが、ティレーマンは4番で改訂版の影響でシンバルを使用している場面があるので、7番も純正ハース版ではなく、ティンパニーやシンバルを追加しているかも知れない。3番の2稿はハイティンクとの録音があるので、そちらとの聴き比べが可能である。

またたび度々 さん | 宮城県 | 不明

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リリースされた6枚は全て購入してきたが、...

投稿日:2023/08/01 (火)

リリースされた6枚は全て購入してきたが、ユーザーのこと考えてるんかいな?これで全集がバジェットプライスならまだしも。演奏はなかなかだが、どういう意図でこうしたリリースになったか、全く理解できない。チクルスをコンプリートする楽しみすら奪ってまで得たいものってなんだ?アバドやテンシュテットやバーンスタインのマーラー・チクルスを集めた時のワクワク感が懐かしい。レーベルには猛省を望む。

クリングゾール さん | 静岡県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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