CD

Violin Sonata, 1, 2, 3, : Hetzel(Vn)H.deutsch(P)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PCCL00175
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

VPOの顔であったヘッツェルの最初で最後のソロ・アルバム。長年アンサンブルで活躍していた人らしく、ヴァイオリンとピアノが主従関係にならず、あくまでもデュオとしての音楽が奏される。自然で抑制された室内楽本来の楽しみがここにはある。(哉)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
8
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
(楽譜を読めない私が言うのは不謹慎かもし...

投稿日:2013/01/22 (火)

(楽譜を読めない私が言うのは不謹慎かもしれないが)何もしない、楽譜をただ音にあらわす…。当たり前のようなことが一番難しい。それがごく自然にこのCDから聴くことができる。余計な飾りもないしこれ見よがしのひけらかしもないのにこの落ち着きは一体何だろう。  普通の白米が普通にうまい、滋味深いブラームスのデュオを聴きたい方にお勧め。ヴァイオリンは柔らかに音を紡いでいく。H.ドイチュによる温もりのあるベーゼンドルファーのピアノの音がヴァイオリンをひきたてる素晴らしい二重奏。  私が買ったのは93年だからSACDの音質はレビューできません。でもSACDでなくても音楽の良さは伝わるはず。

うーつん さん | 東京都 | 不明

2
★
★
★
★
★
ヘッツェルはレヴァインとバルトーク・ヴァ...

投稿日:2012/10/17 (水)

ヘッツェルはレヴァインとバルトーク・ヴァイオリン協奏曲を共演する予定だったが不慮の事故で実現できなかった。それだけに「ソリストとしてのレコーディングをかたくなに拒んできた」というのは意外。NIMBUSのバルトーク作品集で、コンチェルトの独奏をしていたのはヘッツェルだったと記憶するし、グラモフォンにはレヴァイン(ここではピアノを担当)を含む仲間と組んだシューベルトからプーランクに至るアンサンブルのCDが何枚か出ている。さらにアルヒーフのバッハの作品にも参加していたし…まあ、前振りはこのくらいにして、この演奏だが、夢見心地の様な淡い憧憬から、身もだえるような内面の葛藤、シュトゥルム・ウント・ドランクを彷彿とさせる情熱…ブラームスの持つ様々な要素を見事に過不足なく表現していて素晴らしい。とにかくヘッツエルの音色が美しく、聞き惚れてしまう。ドイツュのピアノも負けず劣らず美しく、さらに雄弁で、絶妙なアンサンブルを醸し出している。録音も最優秀。言うことなし。

盤捨印 さん | 東京都 | 不明

2
★
★
★
★
★
余計な自己主張の一切ない枯淡のブラームス...

投稿日:2011/04/27 (水)

余計な自己主張の一切ない枯淡のブラームスだと思う、ムターのような自己主張のある演奏にも正直惹かれるが、おりにふれ棚から取り出すのはこのディスクだ。ブラームスの室内楽はソリスト的要素よりもアンサンブル的要素が必要だと思うが、これはヘッツェルが誰よりも解っていたのだと思う、だからこそ最初の(そして最期の…)録音にこの作品を選んだのだと思います。

papageno さん | 東京都 | 不明

4

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

プロフィール詳細へ

ブラームス(1833-1897)に関連するトピックス

室内楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品