CD 輸入盤

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番、第2番、パルティータ第1番 ファウスト

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC902124
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

イザベル・ファウスト
圧倒的な音色。ただならぬバッハ。
待望の無伴奏完結編!


イザベル・ファウスト、待望のバッハの完結編の登場です。第1弾となる無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番、第3番、ソナタ第3番(HMC902059)は世界中で絶賛され、その後も、ブラームスの協奏曲と六重奏曲(HMC902075)というカップリングで魅せた比類なきアンサンブル、そしてアバド指揮モーツァルト管とのベートーヴェン&ベルク協奏曲(HMC902105)の神がかり的な美しい演奏のディスクで私たちをたのしませてくれました。さらに来日公演も高評価だっただけに、期待が高まります!
 聴き手の耳と心に焼きつく強烈な美しさを放つファウストの音。重力を感じさせない、しかし軽いというわけでは決してない、実に不思議な弓使いから生み出される彼女の音色は、一度聴いたら忘れられないもの。今回のバッハでも、銘器ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティー」の特徴でもある美しい音色、彼女自身「レーザーのようにまっすぐで、宙を射る光の線のようにまばゆい」と述べる音色で、聴き手の心にまっすぐに響いてくるバッハを聴かせてくれます。
 ソナタ第1番第1曲アダージョ冒頭の、平衡感覚にすぐれた、持続する緊張感はファウストならでは。ただこの緊張感というのが、聴き手を金縛りにさせるような強烈なものとはまた違った、ファウスト独特の不思議な緊張感なのですが、冒頭からファウストの世界にぐいぐい引き込まれてしまいます。パルティータ第1番1曲目のアルマンドは、アルマンドが舞曲であることを痛感させる浮遊感あるリズムに乗って、淡々と奏でられます。4曲目ドゥーブルの無窮動では、細かな音符が一部の隙もなく急速にくるくると押し寄せてきて、その遠心力で一種の無重力状態が生じているような、不思議な世界が広がります。ソナタ第2番の終曲アレグロでは、ファウストのかっこよさが炸裂しています。イザベル・ファウストという演奏家、そしてこの素晴らしい音色を秘めた「スリーピング・ビューティー」という楽器、両者が最高の状態で出会い、ただならぬバッハの世界を創りあげています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
J.S.バッハ:
・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV.1001
・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV.1003

 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 使用楽器:1704年製ストラディヴァリス『スリーピング・ビューティー』

 録音時期:2011年8月、9月
 録音方式:ステレオ(デジタル)

収録曲   

  • 01. I. Adagio (Sonata I in G minor, BWV 1001)
  • 02. II. Fuga. Allegro
  • 03. III. Siciliana
  • 04. IV. Presto
  • 05. I. Allemande (Partita I in B minor, BWV 1002)
  • 06. II. Double
  • 07. III. Corrente
  • 08. IV. Double
  • 09. V. Sarabande
  • 10. VI. Double
  • 11. VII. Tempo Di Borea
  • 12. VIII. Double
  • 13. I. Grave (Sonata II in A minor, BWV 1003)
  • 14. II. Fuga
  • 15. III. Andante
  • 16. IV. Allegro

ユーザーレビュー

総合評価

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無伴奏ソナタはたくさんアルバムがあります...

投稿日:2021/02/27 (土)

無伴奏ソナタはたくさんアルバムがありますが、意外とピリオドアプローチの名演は少ないので、そういう意味でもこのアルバムは貴重だと思います。煌びやかな無伴奏ソナタも好きですが、この盤のいぶし銀的な音色にも大いに癒されます。

kam さん | 大阪府 | 不明

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自然であるとともに厳しいバッハ。Mido...

投稿日:2016/06/13 (月)

自然であるとともに厳しいバッハ。Midoriさんが、日本人の技巧と、軟水系のバッハとすると、独墺本流を背負った、硬水系のバッハ。凄い集中力。聴いていて疲れてしまうほど。もうバッハには必須となってしまった古楽奏法をやはり取り入れたロシア系ムローヴァ(少し柔らかめ、これで完璧だと、思った)も、イブラギモヴァ(これも集中、徹底、若いが舌を巻く、より硬い)を凌ぐスケールと細やかさを併せ持つ。現状は、Midoriさんを好んで聴いている・・・。しかし、この処のファウストさんは、企画と言い、凄い、抜きんでている。。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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第1巻とあわせて購入、一気に聴いた。感想...

投稿日:2013/12/07 (土)

第1巻とあわせて購入、一気に聴いた。感想は第1巻のレビューに書かせていただいたので参照いただきたい。こちらの盤も第1巻同様に素晴しい。でも、感動の嵐!という感じではなかった。じわーっと聴く喜びが込み上げてくるような種類のものだ。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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