SACD

ブランデンブルク協奏曲第1番、第2番、第3番 リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団(シングルレイヤー)(限定盤)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGA9002
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤

商品説明

バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番〜第3番
カール・リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団


バッハ演奏に生涯をささげたといわれるカール・リヒターによるブランデンブルク協奏曲の第1番から第3番のSACD化。1967年のステレオ録音。モダン楽器小編成オーケストラによるキビキビとした力強いバッハ演奏が身上とされるカール・リヒターならではの名演揃いで、クレメント、バウマン、リンデ等、ソリストが非常に豪華なのも特筆されるところ。リヒター指揮によるハイテンションな進行の中にあって、随所で味わい豊かなソロを聴かせています。

【カール・リヒター】
求心的で峻厳、独特の迫力と高揚感をもったリヒターの演奏は、現在も多くのファンの心を掴んで離しません。
 ドレスデン十字架聖歌隊で少年時代を過ごし、ライプツィヒ音楽学校ではシュトラウベ、マウエルスベルガー、ラミンに師事、やがてトーマス教会のオルガニストを務めたという若き日のリヒターは、まさにバッハの伝統のど真ん中にいて多くを吸収していました。
 その後、ミュンヘンに移ったリヒターはオルガニストとして活躍する一方、バッハの合唱音楽の理想的な演奏への意欲が高まり、1951年、25歳のときにミュンヘン・バッハ合唱団を結成、やがてオーケストラにも理想を求めるようになり、1955年にミュンヘン・バッハ管弦楽団を組織します。このオケのメンバーはバイエルン放送響、ミュンヘン・フィル、バイエルン国立管の団員から選りすぐられたもので、合唱団同様、常設ではなかったものの、リヒターとの演奏会や録音の際には徹底したリハーサルがおこなわれ、理想に燃える指揮者の厳しい統率のもと、素晴らしく熱気に満ちた演奏を展開していました。(HMV)

【収録情報】
J.S.バッハ:
● ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV1046
 ヘルマン・バウマン(ホルン1)、ヴェルナー・マイエンドルフ(ホルン2)
 マンフレート・クレメント(オーボエ)、カール・コルビンガー(ファゴット)
 ハンスハインツ・シュネーベルガー(ヴァイオリン)、ヘトヴィヒ・ビルグラム(チェンバロ)

● ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV1047
 ピエール・ティボー(トランペット)、ハンス=マルティン・リンデ(ブロックフレーテ)
 マンフレート・クレメント(オーボエ)、ハンスハインツ・シュネーベルガー(ヴァイオリン)
 ヘトヴィヒ・ビルグラム(チェンバロ)

● ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048
 ヘトヴィヒ・ビルグラム(チェンバロ)

 ミュンヘン・バッハ管弦楽団
 カール・リヒター(指揮)

 録音時期:1967年1月
 録音方式:ステレオ(セッション)
 ※SACD対応プレイヤーでのみ再生できます。


「SACD〜SHM仕様」シリーズ第7弾!

原音に限りなく忠実な再生を可能にしたSuper Audio CDに、SHM素材を用いた高音質仕様。超高サンプリングレートによる圧倒的な高音質を特徴とするSACDは、1999年に規格化されて以来、再生に際しては専用のSACD対応プレイヤーが必要となるにも関わらず、熱心な音楽ユーザーからの支持を獲得してきました。 この度の製品開発においては、さらなる高音質を追及すべく、「新素材」と「原点回帰」をコンセプトに次の4点に取り組み、マスター音源に近いアナログ的な質感とスケール感を再現致しました。(ユニバーサルミュージック)

「SACD〜SHM仕様」特徴

1.透明性と流動性に優れる SHM(R)素材をボディに使用 → 透明性の高い液晶パネル用ポリカーボネート素材を採用することにより、レーザーが反射膜までの距離をより正確に往復できると共に、正確なピットを形成する為に必要な流動性にも優れています。

2.シングルレイヤー方式の採用により、音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保 → 現在主流のSACDレイヤーの上層にCDレイヤーを併せ持つハイブリッド型ではなく、SACD層のみを有するシングルレイヤー型を採用することで透過性を排除します。 これによって音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保しました。 尚、SACD対応再生機以外では再生できません。

3.圧縮なしで2ch音声を収録 → 全ての作品において非圧縮データの収録を可能にすべく、SACD層を2chに特化(一般的なSACDでは、約半分のサイズに可逆圧縮した音声を収録)。

4.最良のマスター音源を厳選 → 既存のDSDマスターから、新たにアナログテープをダイレクト・リマスタリングしたものまで、最良のマスター音源を厳選しています。

収録曲   

  • 01. ブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV1046 第1楽章: (without tempo indication)
  • 02. ブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV1046 第2楽章: Adagio
  • 03. ブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV1046 第3楽章: Allegro
  • 04. ブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV1046 第4楽章: Menuetto-Trio T-Polacca-Trio U
  • 05. ブランデンブルク協奏曲 第2番 ヘ長調 BWV1047 第1楽章: (without tempo indication)
  • 06. ブランデンブルク協奏曲 第2番 ヘ長調 BWV1047 第2楽章: Andante
  • 07. ブランデンブルク協奏曲 第2番 ヘ長調 BWV1047 第3楽章: Allegro assai
  • 08. ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048 第1楽章: (without tempo indication)
  • 09. ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048 第2楽章: Adagio
  • 10. ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048 第3楽章: Allegro

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驚くべき超高音質SACDの登場だ。本盤に...

投稿日:2011/03/06 (日)

驚くべき超高音質SACDの登場だ。本盤におさめられた演奏は、歴史的な名演だけに、これまで何度もリマスタリングを繰り返してきたほか、SHM−CD盤、SACDハイブリッド盤などが発売されてきたが、本盤の前には、いずれも太陽の前の星にようにその存在感がすっかりと霞んでしまった。それくらい、本盤の高音質の度合は突出していると言える。あらためて、シングルレイヤーSACD&SHM−CD仕様の威力を思い知った次第だ。高弦は艶やかに響くし、弦楽器や管楽器のそれぞれが鮮明に分離して聴こえるのは素晴らしいの一言。音場の豊かな広がりや深い奥行きは、とても1967年の録音とは思えないほどだ。特に、第2番の第1楽章及び第3楽章のトランペットのブリリアントや響きや、第3番の第2楽章のチェンバロの重心の低いずっしりとした響きには、完全にノックアウトされてしまった。演奏も、正に歴史的な名演。リヒターならではの重量感溢れる低音をベースとした、独特の緊張感を伴った切れ味鋭いリズム感や各楽器の躍動感は、ブランデンブルク協奏曲を、本盤の録音当時に主流であったいわゆる大指揮者による重厚かつ壮麗な演奏様式(それも名演ではあるが)から解き放ち、新鮮な息吹を吹き込むことに成功したことを高く評価したい。もっとも、現代においては、ピリオド楽器を使用した古楽器奏法が主流の同曲であり、本盤も既に演奏様式としては古い部類に入るが、軽妙浮薄な演奏が流行する中においては、現代においてもなお十分に存在感を発揮している至高の名演であると考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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