CD 輸入盤

ゴルトベルク変奏曲 ヴィキングル・オラフソン(ピアノ)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4864553
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


「クラシック音楽に新しい生命を与える」
大人気ピアニストによるバッハ演奏、待望のニュー・アルバム


現代最も批評家に絶賛され、総再生回数6億回越えという異例のストリーミング回数を誇るクラシック・アーティストで、アイスランドのピアニスト、ヴィキングル・オラフソンによる待望のニュー・アルバムがドイツ・グラモフォンよりリリースされます。演奏しているのは鍵盤楽器の代表的な作品のひとつ、ヨハン・セバスティアン・バッハの『ゴルトベルク変奏曲』。その個性的な解釈、芸術的なヴィジョン、感情の交流で、オラフソンはここ数年クラシック音楽界で批評家から称えられ、その真価を認められてきました。よく知られたクラシックのレパートリーでも隠れた珠玉の作品などでも、彼の現代的な演奏は、クラシック音楽の熱心なファンを魅了しつつ、一方でより広範囲の聴衆も惹きつけています。
 アルバムのリリースに合わせて『ゴルトベルク変奏曲』を演奏する世界ツアーが一年を通して行われます。ロンドンのサウスバンク・センター、ニューヨークのカーネギー・ホール、ウィーン・コンツェルトハウス、フィラルモニ・ド・パリなど著名なコンサート・ホールで、そして12月の日本ツアーでも全国6公演で『ゴルトベルク変奏曲』を演奏し、オラフソンの魅力ある芸術性が披露されます。
 オラフソンはドイツ・グラモフォンから、『フィリップ・グラス:ピアノ・ワークス』(2017年)、『バッハ』(2018年)、『ドビュッシー―ラモー』(2020年)、『モーツァルト&コンテンポラリーズ』(2021年)、『フロム・アファー』(2022年)などのアルバムをリリースしています。
 現代最も人気のあるアーティストのひとりとして数々の賞も受賞しています。「BBCミュージック・マガジン賞」(Album of the Year)(2019年)、「グラモフォン・マガジン賞」(Artist of the Year)(2019年)、「ロルフ・ショック賞」(音楽部門)(2022年)、「CoScan’s International Nordic Person of the Year」(2023年)など。
「ヴィキングル・オラフソンはクラシック音楽に新しい生命を与えている」〜エコノミスト誌
「クラシック・ピアノ界のニュー・スーパースター」〜デイリー・テレグラフ』紙

「ゴルトベルク変奏曲は、これまでに書かれた鍵盤音楽の中で最もヴィルトゥオーソ的なもので、驚くほど見事な対位法の使い方、崇高な詩的表現、複雑な思索、深い哀感が無数に含まれています。シンプルで優美なアリアという質素な和声の枠組みの上に築かれた30の変奏曲の中で、バッハは限られた素材を、後にも先にもない無限の多様性に変えてみせています。バッハこそが、最高の鍵盤楽器ヴィルトゥオーソであると思います」〜ヴィキングル・オラフソン(輸入元情報)

【収録情報】
● J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988

 ヴィキングル・オラフソン
(ピアノ)

 録音時期:2023年4月
 録音場所:レイキャヴィク
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 *ミントパック仕様

ユーザーレビュー

総合評価

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Bachファンの「あるある」で、Goldberg変奏...

投稿日:2023/12/10 (日)

Bachファンの「あるある」で、Goldberg変奏曲のCDは人並みに数えきれない位貯まってしまいましたが(笑)、このアルバムを聴いた時はちょっとびっくりしました。演奏者について何の知識もなく聴いたのですが、これほどにGouldの55年盤に生き写しの演奏も稀かと思います。経歴をみると1984年生まれ、誕生した時にはすでにGouldは他界しており、演奏者自身のGouldについてのコメントも見当たらないので、おそらく直接的な模倣等ではないと思うのですが、それにしては演奏のテンポ、リズム、フレージング、声部間のバランスすべてが、あの世界で最も有名となったGouldの旧盤そのままです。もちろん現代のGoldberg演奏でGouldの影響を多少なりとも受けていないものを探す方が難しいでしょうが、ここまでの影響はちょっと珍しい(しかも新盤でなく旧盤の影響!)。近年、日本を含めた非西欧世界の奏者によるGoldbergはどんどん増えており、そういった演奏には己の音楽的背景を強烈に演奏に刻み込まれることも多く、そこがまたこの類例をみない包容力を持った作品の魅力でもあるわけですが、このオラフソンの演奏に接すると、西欧世界においては未だにGouldの影響は強烈で、それが無意識にこの若い奏者の演奏に表れてしまったのかな、と想像します。自分たちBachファンのようにGouldと共に生きてきたとさえ言える人種にとって、未だにこれだけの強烈なGouldの影響下にある演奏に出会うことはもちろん不快ではなく、むしろ懐かしさで快適ですらありますが、一方でGouldの語法にどこまでも忠実な演奏からは、基本的にGouldの演奏から見えるのと同じ世界しか見えてこないので、その意味で意外性からやや遠い演奏であるのも事実です(演奏の先が完全に想像できてしまうから)。演奏者が自分の音楽的背景をこの作品にぶつけることで、Goldberg変奏曲がまるで違った様相を呈し、様々な世界の音楽体験を開示してくれるような感動はここには求められません。かろうじて楽曲の最後、第29、30返送において、ようやくこの奏者の自我の開放がみられるように思われ、今後この作品を幾度も幾度も演奏されていくにつれ、従来の影響にとどまらない違った演奏がなされることを期待したいと思います。ちなみにピアノ演奏の質としては(録音の優秀さもありますが)全く濁りのない正確無比な素晴らしい腕前で、この一点では現代ピアノによるGoldberg中でも疑いなくトップクラス、ちょっと並ぶもののない技術であると思います。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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DGの125周年演奏会に行った時にパンフを購...

投稿日:2023/11/10 (金)

DGの125周年演奏会に行った時にパンフを購入した。パンフは演奏会の案内とDGの誇る演奏家の写真集みたいな内容だった。この写真集を見るとDGが誰に重きをおいているのかわかる気がした。パンフ冒頭は演奏会の趣旨からして、小澤とムターの2ショット。物故者にはモノクロで1ページがあてがわれ、ホロヴィッツ・バーンスタイン・アバド・カラヤンだった。多数掲載されている現存演奏家の中で、カラー2ページ丸々あてがわれて、別格扱いが2人いた。その2人とはネルソンスとオラフソンだ。まぁ、ネルソンスはなんとなくわかるが、我々が思うよりオラフソンに対する評価はずっと高いようだ。今回のジャケ写もシンプルなれどいかにもDGっぽいではないか。見ていて嬉しくなる。 さて演奏だが、一言で言えば、究極のいいとこ取りである。冒頭ゆっくり、第一変奏快速。二元論的ではあるが、とにかく音が明確で綺麗。不必要なレガートも思わせぶりの表情もない。聴いていて「オラフソンの狙いは、ピアノでのHIPだな」と勝手に納得した。ただ、全てのリピートは実施しているものの、最後のアリアだけ省略しているのが個人的には嬉しくない。また、最後の一音も前打音抜き。人と同じことはしない、というオラフソンなりの意思表示だろうが、そこまで頑なじゃなくても良いんじゃないかな。 でも、この演奏を聴いて、もういつまでもグールドではないな、と私は思った。新しい世代ではベアトリーチェ・ラナもジョン・ロンドーもオラフソンも本当によく考えて自分を表現している。若いと言ってもオラフソン39歳。これからもっと期待しますよ。まずは来月の実演が楽しみだ。適度の響きの上に骨格が明白なこの演奏、私にはDGの特別扱いが頷けた。

てつ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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