バッハ、C.P.E.(1714-1788)

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SHM-CD

ヴュルテンベルク・ソナタ集 キース・ジャレット(ピアノ)(2CD)

バッハ、C.P.E.(1714-1788)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCE2104
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明


1994年に自宅スタジオで録音した心洗われるソナタ集

キース・ジャレットが1994年に自宅スタジオで録音していたC.P.E.バッハの『ヴュルテンベルク・ソナタ集』が録音から30年の時を経て陽の目を見ることに。
 スタンダーズ・トリオの伝説のブルーノート・ニューヨークでのライヴ・レコーディングのわずか1ヵ月前の録音。(メーカー資料より)

【収録情報】
C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集

Disc1

● ソナタ第1番イ短調
● ソナタ第2番変イ長調
● ソナタ第3番ホ短調

Disc2
● ソナタ第4番変ロ長調
● ソナタ第5番変ホ長調
● ソナタ第6番ロ短調

 キース・ジャレット(ピアノ)

 録音時期:1994年5月14-18日
 録音場所:ケイヴライト・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

ジャズ・ピアノのトップランナーでありながらクラシック作品も多数遺しているキース・ジャレット。94年に米・ニュージャージーのスタジオで録音されていたソロ演奏が2023年に初リリース。ほのかなプライベート感がたまらない。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. ソナタ 第1番 イ短調 Moderato
  • 02. ソナタ 第1番 イ短調 Andante
  • 03. ソナタ 第1番 イ短調 Allegro assai
  • 04. ソナタ 第2番 変イ長調 Un poco allegro
  • 05. ソナタ 第2番 変イ長調 Adagio
  • 06. ソナタ 第2番 変イ長調 Allegro
  • 07. ソナタ 第3番 ホ短調 Allegro
  • 08. ソナタ 第3番 ホ短調 Adagio
  • 09. ソナタ 第3番 ホ短調 Vivace

ディスク   2

  • 01. ソナタ 第4番 変ロ長調 Un poco allegro
  • 02. ソナタ 第4番 変ロ長調 Andante
  • 03. ソナタ 第4番 変ロ長調 Allegro
  • 04. ソナタ 第5番 変ホ長調 Allegro
  • 05. ソナタ 第5番 変ホ長調 Adagio
  • 06. ソナタ 第5番 変ホ長調 Allegro assai
  • 07. ソナタ 第6番 ロ短調 Moderato
  • 08. ソナタ 第6番 ロ短調 Adagio non molto
  • 09. ソナタ 第6番 ロ短調 Allegro

ユーザーレビュー

総合評価

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1743年作曲のヴュルテンベルク・ソナタ(ヴ...

投稿日:2023/07/27 (木)

1743年作曲のヴュルテンベルク・ソナタ(ヴュルテンベルク大公に献呈されたのでその名がついた)全6曲をキース・ジャレットが1994年に自宅スタジオで録音したディスク。何故今頃世に出てきたのか、についてはECMのHPにも記載されていないので謎のまま。「私はチェンバロ奏者がこのソナタを演奏するのを聴いて、ピアノ版にもなりうると感じたのです」とECMのHPにも記載はあったが、少なくてもこの曲の第1番にはグールドの録音があるし、そのくらいの検索はできただろうから、この話は鵜呑みにはできない。さて本題の演奏だが、父バッハの存命中の曲であるものの、明確に父とは違う路線。対位法よりも、もっとメロディと伴奏というスタイルで、明晰かつ音楽としては甘美。演奏としてはグールドよりも流線型で、ふくよか。楽器は、おそらくスタインウェイと思うが、ベーゼンドルファーのような柔らかい音を聴かせる。その結果、なんか最上のBGMを聴いている気になる。なぜキースは数多ある鍵盤の曲からこの曲を選び、かつ自宅で録音までしたのだろうか?当然ながらお得意の唸り声など一切聴こえない。純粋に曲と向かい合った気持ちが伝わる。先ほどの「私はチェンバロ奏者がこのソナタを演奏するのを聴いて、ピアノ版にもなりうると感じたのです」という言葉は、キースがこの曲を取り上げたモチベーションだったのかもしれない。それにしても、エマニュエルバッハのこのソナタ、時代を先取りした名曲。かつ「6曲ワンセット」というのが、父へのリスペクトであり、嬉しくなる。難癖をつけるとやはりジャケット。「カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ」と「キース・ジャレット」としか記載がない。曲目はない。なんとなく既視感バリバリのモノクロ遠近法写真と相まって、必要以上に地味になっているのが勿体無い。ところでキースは今懸命にリハビリ中だそうだ。彼の場合左手が動かないので、左手のためにある名曲が弾けないが、このディスクを聴くと、どういう形でも良いから、再びキース・ジャレットの新録音が聴ける日が来ることを祈らずにはいられない。

てつ さん | 東京都 | 不明

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