ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD 輸入盤

交響曲第8番 トゥガン・ソヒエフ&トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9029528436
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


トゥガン・ソヒエフの探求心や好奇心による、新ショスタコーヴィチの世界

トゥガン・ソヒエフは、トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団の音楽監督、そしてボリショイ歌劇場の音楽監督兼首席指揮者を務め、2015/16年シーズンまではベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督も務めました。またボリショイ劇場で指揮するほか、ベルリン・フィル、フィラデルフィア管、フィルハーモニア管への客演や、ロンドン響、ウィーン・フィル、そしてNHK交響楽団など、世界有数の歌劇場やトップ・オーケストラから招かれる世界屈指の指揮者でもあります。
 今回のワーナー・クラシックスへの録音は、ショスタコーヴィチ:交響曲第8番。かつて「スターリングラード交響曲」とも呼ばれていたこの作品は、戦争の酷さや悲しみ、虚無感を投影したものとして、壮大・激烈な音響にさえ独特のペシミズムやパロディ感覚、アフォリズムの精神が備わるという含みのある重層的な性格を持っています。
 ソヒエフの師である名指揮者・教育者のイリヤ・ムーシンは、ショスタコーヴィチの交響曲第7番の初演に続く二度目の演奏指揮者でした。彼の教えを受け継ぎつつも、全ての楽器を微細に至るまでバランスよく配分させ、その総体としての合奏が形成されていきます。極小の響きの断片が色彩感と明暗を変えていくその変化は絶妙。そして推進力に満ち溢れた緊張感の持続。ソヒエフはこの演奏で、新たな地平を切り開いています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調 Op.65


 トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団
 トゥガン・ソヒエフ(指揮)

 録音時期:2019年12月7日
 録音場所:トゥールーズ、アール・オ・グラン
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)


ユーザーレビュー

総合評価

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面白い! 好きか嫌いかは別にして・・・ ...

投稿日:2020/07/17 (金)

面白い! 好きか嫌いかは別にして・・・     大変緻密に組み立てられた面白い演奏。タコ八はこれまで猟奇的演奏が多く、その最右翼がムラヴィンスキーの1982年ライブで (版が多数存在するがAltus ALSAT312 がBest)、それを越えるものは出ないかもしれない。とすれば、「猟奇的演奏」の方向性では勝負できないと見たのか、鬼才ソヒエフは室内楽的響きを用いることで、全く新しいタコ八の世界を作り上げた。私は現時点では好きではないが、一聴の価値はある。想像だにしなかった「美しいタコ八」ではある。ただオケの表現力が一歩及ばない気がする。往年のカラヤン率いるベルリンフィルがこの方向性で緻密でふくよかな演奏を展開したなら、盛り上がる部分での爆発性も含めて、ムラヴィンスキーをも超える超絶的演奏となっただろうと想像する。いつかきっとだれかがそれを実現するであろう・・・それは、名器を手に入れた際のソヒエフなのだろうか?

mickey_tonma さん | 富山県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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