Hi Quality CD

交響曲第2番、交響曲第5番 カラヤン&フィルハーモニア管弦楽団

シベリウス(1865-1957)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE91075
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Hi Quality CD

商品説明

EMIクラシックス・ベスト100・プレミアム
カラヤン/シベリウス:交響曲第2番、第5番

叙情的にしてスケールの大きなカラヤンのシベリウス!
EMIクラシックス・ベスト100・プレミアム HQCDで登場!

オーケストラを徹底的に磨きぬき、精妙精緻な響きを作り出すカラヤンならではのシベリウス。曲自体が持つ純粋な響きを突き詰めた透徹した美しさに満ちた演奏です。加えて壮年期の若々しいカラヤンのひたむきなアプローチが聴ける、今なお新鮮な内容です。レコード芸術推薦(EMI)

【収録情報】
シベリウス:
・交響曲第2番ニ長調 作品43
・交響曲第5番変ホ長調 作品82
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1960年
 録音方式:ステレオ(セッション)

内容詳細

1960年録音のカラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団演奏によるシベリウスの交響曲をHQCD化。壮年期の若々しいカラヤンのひたむきなアプローチが聴ける。曲自体が持つ純粋な響きを突き詰めた、美しさに満ちた演奏だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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シネラマスコープ用のシベリウス。何十年も...

投稿日:2024/01/25 (木)

シネラマスコープ用のシベリウス。何十年も前にきたいたころは、2番の終楽章など風嵐のようで面白く思ったが、その後多々聴いて表面的面白さだけだと気付いた。5番はベルグルン・フィンランドフィルに比べれば50点位。その後DGとの再録も聴いたが、次第にカラヤンから遠ざかってしまうことなった。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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 作曲者本人も絶賛し、お墨付きを与えたと...

投稿日:2023/11/11 (土)

 作曲者本人も絶賛し、お墨付きを与えたとされるカラヤンのシベリウス。おそらく同郷の指揮者以外ではもっとも早い段階から取り上げていたと思われるが、その後も何度も録音を重ねていくこととなる。  一般には1960年代にDGGからリリースされたものが名高いが、私は断然フィルハーモニア管弦楽団とのものが優れていると断言したい。迸るようなパッションが感じられ鮮度が高い。シベリウスに不可欠の澄んだ空気感、大自然にこだまするかのような壮大さが際立っている。ベルリン・フィルとの演奏は、迫力はあるが少々重厚に過ぎ、とても見事な演奏ではあるけれど、フィルハーモニア盤に比べると爽快感に欠ける。ベートーヴェンやブラームスに爽快感は必要ないかもしれないが、シベリウスには不可欠だ。また、フィルハーモニア時代特有の品位もある。この辺りはレッグの影響かも知れない。  カラヤンの演奏スタイルは初録音の頃から既に確立していたが、実際にレコードを聴けば、フィルハーモニア時代、Decca時代、DGGの60年代、70年代、80年代と、それぞれに違いがある。私は、その違いは、プロデューサーによるものであると理解している。フィルハーモニア時代はウォルター・レッグが、Decca時代はジョン・カルショウが、そしてDGGの60年代にはオットー・ゲルデスが采配を振るっていた。その個性は、単に録音の技術的な問題に止まらず、楽曲の解釈や、レコーディングのコンセプトそのものにも違いを生じさせた。カラヤンは、そうした違いを受け入れる柔軟性と、それを見事に演奏に反映させることが出来るテクニックを有していた。  フィルハーモニア時代の特徴は、LPレコードという媒体に、それぞれの作品の規範となる演奏を刻印していくんだという、レッグの確固たる意志を感じさせるもの。19世紀的なロマンティックで濃厚な個性を誇ったスタイルからノエル・ザッハリッヒカイトという潮流を経た後の新しい基軸を世に示していくに相応しい指揮者としてレッグが白羽の矢をたてたのがカラヤンだった。そして、カラヤンは、その役割を見事に演じた。この時代のカラヤンの演奏には、凛とした気品があった。それは、プロデューサーのウォルター・レッグとフィルハーモニア管弦楽団というレッグが創設した新しいオーケストラの個性を強くてイメージさせるものだった。  ここには、シベリウスの作品のスタンダードたり得んとする気概と気迫が満ち溢れている。それは、DGG時代のベルリン・フィルという世界最高のスーパー・オーケストラと成し遂げた圧倒的な完成度を誇る演奏の素晴らしさとは異なる、若々しさと勢いを感じさせてくれる掛けがえのない作品なのである。

jasmine さん | 愛知県 | 不明

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懐かしい、というか、個人的な思い入れでし...

投稿日:2011/07/01 (金)

懐かしい、というか、個人的な思い入れでしかないのだが、小学生のとき、叔父からもらったEMIの赤い透明なレコードでこのシベリウスの2番を聴いていた。 バーンスタインの火の鳥とか、ワルターが振ったシュトラウスのワルツ・ポルカ、ドラティがLSOを振ったベートーヴェンの5番などとともに、数少ないコレクションの1枚だった。 これらの演奏はインプリントされたようで、私にとってスタンダードだ。 今聴き直し、雄大な演奏だと、あらためて圧倒された。凛とした張り詰めた空気感は北欧的な鮮烈さを含み、旋律はよどみなく朗々と歌う。 重箱の隅を突くような演奏ではなく、一気呵成に力技で音楽を推進させている。その潔さが心地よい。 まるで50代のカラヤンが抱く野心と自信がにじみ出ているような。 この音楽でクラッシクに目覚めたことを幸運に思った。

shef さん | 栃木県 | 不明

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