エルガー(1857-1934)
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エルガー(1857-1934) レビュー一覧 2ページ目

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商品ユーザーレビュー

398件
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  • アンドルー・デイヴィス指揮、BBCフィルハーモニック...

    投稿日:2023/04/01

    アンドルー・デイヴィス指揮、BBCフィルハーモニックの演奏で収録されたエルガー作品集です。 『チェロ協奏曲』『序奏とアレグロ』『エレジー』『威風堂々』の4曲を収録している。 デイヴィスは若い頃からエルガーの録音を残すなど、今現在のエルガーのスペシャリストだが、その集大成とも言えるのが本CDだ。 まず冒頭のチェロ協奏曲は、ポール・ワトキンスをソリストに迎えて、録音されたもの。 このチェロ協奏曲は悪くはないのだが、今ひとつと言ったところ。 序奏とアレグロ及びエレジーもオーケストラの合奏能力の高さが分かるが、このCDの1番の聴きどころは威風堂々である。 これだけオケの気合いの入り方が違い、この曲は自分たちのレパートリーであると言わんばかりの情熱と共感が感じられる。 全5曲とも名演だが、特に素晴らしいのは有名な1番で、テンポの設定やオルガンをしっかりと効かせたその演奏は新しい名演と言える。 録音も新しいだけあり良いのだが、威風堂々は特にダイナミックに迫力がある録音で、これもこのCDの売りだろう。 おすすめである。

    レインボー さん

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  • シャンドス・レコードから発売されたエドワード・エル...

    投稿日:2023/03/29

    シャンドス・レコードから発売されたエドワード・エルガーの作品集である。 2枚組であり、1枚目はアレクサンダー・ギブソン指揮、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団の演奏で収録された『エニグマ変奏曲』と『威風堂々』である。 この音源は1994年発売のCD(品番CHAN6504)をそっくり転用したもの。 ギブソンはオペラ畑出身だが、シベリウスの様な北欧音楽から、イギリス音楽までを録音したベテランだったがCD化はそう多くはなく、シャンドスに残された録音が1番多くCDになっており、本CDもそんな1枚である。 その演奏は一言で言うならば中庸であり、イギリス的とも言えるもの。 スコティッシュ管は流石によく鳴らしており、これはこれでなかなかに立派な演奏だろう。 2枚目はエルガーの管弦楽作品からあまり知られてない作品を集めたもの。 愛の挨拶を別にすれば殆どがまずエルガーファンでもない限り知られていない作品であり、オーボエ独奏の独白や、スルスム・コルダ等大変貴重なものが収録されている。 演奏は全曲ボーンマス・シンフォニエッタ、指揮は1曲目から14曲目までが、ノーマン・デル・マーの指揮で、15曲目から20曲目はジョージ・ハーストの指揮で収録されている。 デル・マーの音源は、CHAN8371という品番のCDをそのまま収録、ハーストの音源はR.V.ウィリアムズとエルガーの作品を集めたCHAN8432からエルガーの曲だけを転用したもの。 演奏は共になかなか良く、特にエルガーを得意としたハーストの演奏は見事。 ハースト、デル・マーもギブソンと同じくCD時代ではあまり復刻されないがなかなかの実力者であるのがわかる一枚である。 録音は1975~1978年で、時代を考えれば充分な水準。

    レインボー さん

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  • このCDはエルガーのオーケストラ作品を集めたもので、...

    投稿日:2023/03/16

    このCDはエルガーのオーケストラ作品を集めたもので、『威風堂々』『自作主題による変奏曲(エニグマ変奏曲)』を収録したもの。 アンドルー・デイヴィス指揮、フィルハーモニア管弦楽団による演奏で1981年に収録されたものだ。 アンドルー・デイヴィスはイギリス音楽、特にエルガーの録音は非常に多く、大手レーベルからマイナーなレーベルまで様々な所に録音、CD化されている。 本CDは1981年にソニーに録音されたもので、トロント交響楽団音楽監督時代に、イギリスの名門オケを振ったもの。 本CDの聴きどころは威風堂々だろう。 完成度の高さは現在の最も新しいBBCフィルとの録音には負けるが、勢いの良さならこちらの方が上。 ダイナミックな1番や、躍動感に富む速いテンポの2番も良いし、3番もなかなか。 デジタル初期の録音のため、録音に難があって、1番のオルガンがあまり聴こえないなど惜しい点があるのは残念。 エニグマも悪くはないが、これと言ったところもない、良くも悪くもイギリス的な演奏。 基本的に威風堂々が好きな人以外はあまりお勧めはしない。

    レインボー さん

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  • 私が中学生の時初めて聴きとりこになったエルガーの2...

    投稿日:2023/03/15

    私が中学生の時初めて聴きとりこになったエルガーの2番!当時はレコードを見つけることも難しかったこの名曲がいとも簡単に手に入るようになったことは隔世の感がある。英国のBBCウェールズでエルガーに惚れ込みエルガーの伝道師としてエルガー勲章を授与された尾高の演奏だ。悪いはずはない。尾高は過去にもエルガーの交響曲のディスクを出していたが、日本では人気のある第1番についてはテンポの遅さに違和感を感じていた。この大フィル版ではテンポ設定、テンポの伸縮(特に難解な第1楽章)が適正で数ある第2番のCDの中でも一番聞きやすい。大フィルの響きも尾高の指揮のもと、立派なエルガーサウンドになっている。昨年から今年(2022〜2023)にかけて交響曲2番の演奏会ラッシュだったが、ラトル・LSOは別として尾高の演奏はとびぬけていた。このCDでは高貴で英国的な第4楽章も聴きもの。エルガーメダル所持者の尾高の至芸をお楽しみいただきたい。お勧め!

    のだめノビルメンテ さん

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  • バリー・ワーズワース指揮、ロイヤル・フィルハーモニ...

    投稿日:2023/03/09

    バリー・ワーズワース指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団によるエルガー管弦楽作品集。 収録曲は『コケイン』『エニグマ変奏曲』『威風堂々』である。 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の自主レーベルが製作したCDで、2011年に録音されたものである。 イギリスのオケにとってエルガーは自国の偉大な作曲家ということもあり、一部の曲を別にすればどれもが水準の高い演奏に仕上がっているが、この盤も例外ではなく当たりの盤である。 ロイヤル・フィルの演奏は最初から最後まで、エルガーへの尊敬と情熱が感じられるし、どの曲も新たな名演と言えるが、特にお勧めなのが威風堂々。 意外と1番から5番まで揃ったCDは少なく、それだけでもセールスポイントなのだが、隅々までコントロールされ色彩感があり、金管の充実した鳴り、メリハリのついた演奏は見事。 有名な1番も、もちろん良い演奏なのだが、2番、4番、5番はこれらの曲の代表的な演奏としても通用するのではないか。 威風堂々の最高の演奏者は自分達であるという信念が感じられる良い演奏である。 録音は新しいだけあり、綺麗だし、迫力も十分あって良い。 これはおすすめのCDだ。

    レインボー さん

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  • エルガーの交響曲もすっかりポピュラーになったが、そ...

    投稿日:2023/03/09

    エルガーの交響曲もすっかりポピュラーになったが、それでも2番のほうは人気がもうひとつ。私もナマを聴いたことがない。メロディーが乏しく地味に聴こえるからだと思うのだが、それでも私は1番より2番のほうが好きなのだ。葬送行進曲ともエレジーとも言える第2楽章の落日の味わい深さは格別、もっと演奏してほしい曲だ。エルガーのスペシャリストである尾高の指揮は錯綜した楽想をうまく整理し大変聴きやすい。第2楽章はバルビローリ(旧盤)、バレンボイム(旧盤)では崩れ落ちるような悲しみの表現が心を打つが、尾高はそこまでいかないものの壮大にまとめあげている。優れた演奏だと思うが、もう一歩かな。大フィルは技術的に何の問題もなく朝比奈時代とは雲泥の差だ。ただ、ヴァイオリンが薄く感じられ、まるでノンビブラートのピュアトーンのように聴こえるのは尾高の表現なのだろうか。

    フォアグラ さん

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  • エドワード・エルガーの合唱曲を集めたCDで、『戴冠式...

    投稿日:2023/03/04

    エドワード・エルガーの合唱曲を集めたCDで、『戴冠式頌歌』と『イギリス精神』を収録したアルバムです。 演奏はアレクサンダー・ギブソン指揮、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団&合唱団、独唱はテレサ・カーヒル、アン・コリンズ、アンソニー・ロルフ=ジョンソン、グウィン・ハウエル。 メインは戴冠式頌歌である。 この作品、威風堂々第1番の中間部のメロディが引用されている事で有名だが、全曲の録音は大変に少なくCDではギブソン盤以外だと、EMIに録音されたレッジャー盤位しか音源がないと言うもの。 しかも現時点で現役盤はこれのみと言うのだから知名度の割に聴くのが難しい作品である。 初めてこの作品を聴いたのはレッジャー盤の方で、真面目なイギリス紳士と言ったレッジャーの演奏に比べて、ギブソンの演奏は熱気があり、特に希望と栄光の国の盛り上げ方は見事。 ただ、声楽陣が個人的に弱いかなと思う部分もあり、この辺りは好みの問題だろうか。 イギリス精神はかなり珍しい作品であり、私も初めて聴いたのだが、こちらも熱い演奏で悪くないと思う。 録音年を考えれば音質は充分だと思います。

    レインボー さん

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  • ウラディーミル・アシュケナージ指揮、シドニー交響楽...

    投稿日:2023/02/28

    ウラディーミル・アシュケナージ指揮、シドニー交響楽団による、エルガー作品集で、『威風堂々』と『弦楽セレナード』を収録している。 今まで何枚か、アシュケナージが指揮したアルバムを買ったのだが、そのどれもが魅力に欠ける演奏だったので、ピアニストとしてはともかく指揮者としてはイマイチといった評価をしていたのだが、本CDに収録された威風堂々はなかなか良い演奏。 解釈はスタンダードなものだけど、メリハリのある正統派の好演奏で、楽しく聴ける。 また未完となった第6番も収録、第1番から第6番までを一枚に収録した盤は今のところこれしかないため、そういう意味でも貴重だ。 一方、弦楽セレナードはアシュケナージのよくない面が出た演奏であり、面白くもなんともない演奏だ。 威風堂々と弦楽セレナードというカラーの全く違う曲を選曲するなら、むしろ帝国行進曲や戴冠式行進曲など、威風堂々路線の行進曲を集めたアルバムにした方がより良いアルバムになった気がする。 色々な意味で惜しいアルバムと言えるでしょう。 SACD層では聴いてないが(再生機がないため)CD層でも充分の音質。

    レインボー さん

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  • リチャード・ヒコックス指揮、BBCウェールズ・ナショ...

    投稿日:2023/02/25

    リチャード・ヒコックス指揮、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団によるエルガー作品集です。 『交響曲第3番』『過ぎ去りしあまた誠の王女達』『威風堂々第6番』の3作品。 いずれもアンソニー・ペインの手が入っている。 本CDの目玉は威風堂々第6番で世界初録音。 但し、本盤は2007年7月録音で、それに先立つ事同年3月に、尾高&札幌響による録音がある事から厳密には世界で2番目。 リリースが本盤の方が早かったようで、このような表記になったようだ。 ヒコックスは2008年に若くして亡くなってしまったが、これは最晩年の録音。 演奏はさすがベテランの域に達しているだけあり、充実している。 威風堂々第6番ももちろん良いのだけど、交響曲第3番が作品の持つ魅力を見事に引き出して聴かせてくれる。 最近では録音が増えてきた同曲の中でもおすすめ出来る演奏だ。 CD層でしか聴いてないですが、音も大変優秀で聴きやすいです。

    レインボー さん

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  • このCDは尾高忠明指揮、札幌交響楽団によるエルガーの...

    投稿日:2023/02/19

    このCDは尾高忠明指揮、札幌交響楽団によるエルガーの作品集。 『交響曲第3番』と『威風堂々第6番』を収録している。 いずれもアンソニー・ペインが補筆したエルガーの未完成作品である。 本CDの最大の聴きどころは、威風堂々第6番が収録されている事である。 この作品はこのCD録音がされる1年前に初演されており、もちろん日本で録音されるのはこのCDが初めてである。 交響曲第3番は幾つか音源はあるが、日本のオケによる演奏は初のはず。 札幌交響楽団は名前通り札幌に所在し、北海道唯一のプロ・オーケストラ。 日本の地方オケの中では知名度が高く、演奏のレベルもなかなかのものであるが、このエルガーも、作品や作曲者への共感がよく感じられて名演と言えるでしょう。 良くも悪くも日本のオケらしさがないため、オケの名前が分からないと日本のオケとは気づかないかもしれません。 発売元はイギリスのレーベルのため、日本語解説はありません。 2007年3月30〜31日に、札幌コンサート・ホールKitaraで収録された物で、音質良好です。

    レインボー さん

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ありがとうございました

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