Elgar (1857-1934)
New Items Available

Elgar (1857-1934) Review List 9 Page

Elgar (1857-1934) | Review List | HMV&BOOKS online is a world class entertainment website which provides CD, DVD, Blu-ray, Games and Goods, Books, Comics and Magazines. Ponta Point available for both sites! Special campaigns and limited novelty with multiple payment & delivery options for our customer’s satisfaction!

Customer Reviews

398Reviews
Sort by.: New Arrivals| Order by Empathy Score| Higher Reviews
  • 秋日和の日曜日一気に聴いた 三者三様のエルガーであ...

    Posted Date:2017/09/03

    秋日和の日曜日一気に聴いた 三者三様のエルガーであるのは当然だが 三曲の個性もまた確かめられた ハーストの”第1番”は大らかな演奏と言える エルガーの歌謡性を活かしてよく大きな曲をまとめている 刺激を期待する人には食い足りないものがあるだろう だが書き込み過ぎ畳み掛け過ぎのエルガーのスコアをよく整頓して 音楽の焦点がボケず感興を失わないよう配慮された演奏でエルガーの美点を十分伝えている ダウンズの”第2番”は感動の焦点を見事に突いている 第1番より一段進歩したスコアであり 第1楽章は12/8でアクセントのずれた三連符で構成され 三楽章がロンドで フィナーレは3/4でモデラートという意表を突いてきた この構成のバランスをとり且つ感動のクライマックスを築ける指揮者がなかなか現れなかった 世評のある通りダウンズの演奏は優れている ダニエルの”第3番”はA.Payneによる編曲であることを忘れさせる実体感を持った演奏になっている 何より晩年のエルガーの心境が見えるようではないか 人生と創作の支柱だった妻を失ってバランスを崩し始めたエルガーの心が映っている 喪失の涙を越えて克己しようとする意志と重力を失った身のように浮き上がり透けてしまいそうな哀しみが聞こえる お聴きを

    風信子 .

    0
  • 発売されたソフトは全て購入していますが、初めて期待...

    Posted Date:2016/12/06

    発売されたソフトは全て購入していますが、初めて期待を下回る演奏に出会ってしまいました。エルガーはベルリン・フィルとの初共演に加えて、指揮者がイギリス人のラトルということも影響したのか、いつもの情感豊かで彫りの深いソロが聴けません。多少の緊張と遠慮があったのでしょうか。それに比べるとマルティヌーははるかに好調で、本領を発揮していると感じました。

    好事家 .

    1
  • ショスタコーヴィッチのコンチェルトで知ったガベッタ...

    Posted Date:2016/12/04

    ショスタコーヴィッチのコンチェルトで知ったガベッタさん、南米から世界中を渡り歩き成長、恵まれた明るい音のベッピンさんだと、思っていたら、このエルガーでは、じっくりと燃焼度、高いライヴ演奏、しかも、ラトル・ベルリンフィルの最高のバックで、なかなか濃密な演奏を聴かせてくれます。マルチヌーは、最近、ポルテラの録音(伴奏は、ダウスゴ―、お隣のベルリン・ドイツ響)も聴きましたが、こちらも若き、曲者指揮者で、ダークな処も気が入ってます。ブラボーです。ガベッタさんは、古楽もやるし、ユダヤ音楽や、北欧のヴァスクス等、平和や祈りを込めた企画盤も秀逸。スケール豊か、力強く、意と、しなやかで細やかな技と共に、聴かせ、堪能させてくれる若き才人。素晴らしい。次の盤が楽しみ。

    sunny . |50year

    1
  • 分かる人にはたまらない、「エルガーの自演を下敷きに...

    Posted Date:2016/11/25

    分かる人にはたまらない、「エルガーの自演を下敷きにした」部分が確かに見受けられる名演。特に第2の第1楽章提示部はほぼ27年録音のテンポ(世間に出回っている殆どの演奏よりも快速!)を忠実に再現し、この曲の真価を知らしめています。それにしてもこの頃のロンドンフィルがまた凄い。金管もこれ程のタンギングを要求されながらも全く崩れないのは圧巻としか言いようがありません。録音は第1が優秀録音で、第2は第1と比較するとティンパニと木管がやや引っ込み気味。ショルティ自身はハンガリーの出身ですが、確かにエルガーという作曲家を尊敬し、正統的なアプローチを残そうと努めた跡が随所にうかがえます。様々な盤を聴いてきましたが、総合的な出来では第1はデ・ワールト/ロイヤルフランダース、第2はヒコックス/BBCOWと並んでどちらもトップクラスだと思います。併録の序曲2つも素晴らしい。

    Seiru .

    1
  • シノーポリのエルガー!?なんだか聴く気がしない…とい...

    Posted Date:2016/10/30

    シノーポリのエルガー!?なんだか聴く気がしない…という先入観で今まで耳にしていなかったことを後悔している。 マイスキーの指示なのかもしれないが、シノーポリの指揮はこれ以上考えられないほど理想的だ。マイスキーのチェロがこれまた耳をとらえて離さず、思わず目を閉じて集中してしまう。同曲には、デュプレをはじめとして、コーエンやトルトゥリエなどを愛聴しているが、録音も含めと、このマイスキー盤がベストな気もする。

    ヒューブーン .

    0
  • 暗い雰囲気ですが、救われるような美しさをいっぱい湛...

    Posted Date:2016/10/19

    暗い雰囲気ですが、救われるような美しさをいっぱい湛えています。ウォルトンのチェロ協奏曲は魅力にあふれた優れた曲だと思います。第3楽章の静けさを破る突然の爆発的盛り上がりも好きです。

    テリーヌ .

    0
  • 素晴らしエルガーのディスクが出た。久しぶりに爽やか...

    Posted Date:2016/10/10

    素晴らしエルガーのディスクが出た。久しぶりに爽やかな気分になった。「南国にて」は冒頭から勢いのある演奏。エルガーサウンドが炸裂する。ローマの古戦場を想起するような中間の部分やコーダにもう一つ勢いがあればと思うが、旋律がクリアでバランスの良く、これからも何度もチョイスしたい良演である。「エニグマ」は主題の部分から優しさがあふれ、第1変奏の弦が美しい。アリスを愛するエルガーの思いが伝わってくる。第6変奏のヴィオラソロの線の太さ、第7変奏でのティンパニの強打がかっこよい。優しさが溢れる第8変奏の後に続く「ニムロッド」!極端に遅いテンポ、徹底したピアニッシモがで始まる。その後の展開、そして頂点のスケールの大きさに感動する。「ああ、これがエルガーだ」と。約4分強、かなり遅い部類に入るが、美しい「ニムロッド」である。その後の変奏も気持ちよく流れ、第14変奏のフィナーレ(EDU)スケール感やバランスよさで最後まで楽しめた。残りの4曲は珍しい作品。すでにボールト盤で出ている「カリヨン」などは上記2曲に比べればかなり落ちるが、「砂漠の声」は本当に美しい。歌詞の内容はともかくエルガー最期の輝き・美しさがある。エルガーが好きな方ならば是非聞いてい欲しい小品である。玉石混交のCDだが、今まで述べた3曲だけでも十分に価値がある。心から推薦できる。最後に一言。BBCスコティッシュがここまでできるとは思わなかった。ブラボー!

    のだめノビルメンテ . |50year

    0
  • 日本のオーケストラに抵抗感があるため購入を躊躇って...

    Posted Date:2016/08/30

    日本のオーケストラに抵抗感があるため購入を躊躇っていたが、エルガーの曲(大部分は編曲者ペインのものであるが)であるため購入した。結論から言えば、客観的に☆5つ、積極的に購入をお勧めする。「客観的に」と前置きしたのは、私の中にはアンドリュー・デイヴィス氏のCDがあるためだ。実は私はロンドン滞在中にこの曲の初演を聴いている。演奏前、編曲者とデイヴィスによるレクチャーで完成までの細かい過程が説明され、どのようにしてエルガーの曲としての完成度に近づけたかが語られた。(この内容についてもっと論じたいが、本製品のレビューとしての論点からそれるため省略する)しかい、演奏後の聴衆の反応は上々であったが。やはり1・2番に比べて密度が低いということを語っており、自分も同感であった。このことが本CDでも顕著に現れている。要するに、デイヴィス盤に比べて水っぽい印象が残るからだ。しかし、それはクック版のマーラーの10番でも同様、あくまでスコアに起因するものであることであり、デイヴィスの演奏は早めのテンポで、BBC響の(エルガー演奏に慣れた)実力で水っぽい印象が少し薄まっているからだ。ほか数枚出ているCDでも同じことが起こっている。従って、尾高氏のように遅いテンポで演奏されれば、それだけ低密度に感じることは仕方がないことなのである。しかし、この演奏を否定はしない。それはこの曲(ないしはエルガーの作品)に対しての理解と共感、愛情がこもった演奏であるからだ。速く締まったデイヴィス盤がある意味無機的の感じる演奏であるが、尾高氏の演奏は極めて有機的で温もりを感じる。この点でデイヴィス盤よりも優っている。その一番の理由は第3楽章であろう。一音一音に魂があり、飽きないのだ。そして札響のレヴェルの高さも評価したい。この曲に対する尾高氏の要求に100%応えている。札響に対する印象が一変に変わった。結論として、この曲を聴きたいが、どの演奏を選べばよいか尋ねられれば躊躇なくこの演奏を推薦したい。長くなったので最後にしたいが、このコンビによる2番の演奏に大いに期待したい。尾高は間違いなくエルガー指揮者である。

    のだめノビルメンテ . |50year

    0
  • このCDはレコード時代からの名盤と言いたいが、これは...

    Posted Date:2016/08/05

    このCDはレコード時代からの名盤と言いたいが、これはブラームスを聴くディスク。ハイドン変奏曲については、ベーム・VPO、ハイティンク・コンセルトへボウがお気に入りだったが、今ではすっかりこの演奏に惹かれている。全体的に速い演奏だが、LSOの実力で緻密でなおかつダイナミックな仕上がりとなっている。第1変奏と5・6変奏、最終変奏が特に良い。問題は「エニグマ」だ。私のニックネームからお気づきの方がいるかと思うが。エルガーに対しては特別の感情を持っている。この曲は知名度は高いが、名盤は意外と少ない。最終変奏(EDU)はこの曲の中で最も善し悪しが分かれる。曲想やテンポが次々と変わり、この変化に苦慮し、ゴツゴツして躓くような演奏に陥るからだ。英国の指揮者でもなかなか良いものを見つけにくい。しかし、このCDではヨッフムは健闘していると思う。しっかりとスコアを読んでおり、曲に愛着があることは理解できるからだ。だが最終変奏につては同じ罠にはまっている。また、第8変奏の後半に音が鈍る場所がある。これは演奏上の問題ではなく、録音側に問題がある。批判ばかりで恐縮だったが、「ニムロッド」は素晴らしい。通常は4分代が普通だがこの演奏では5分もかかる。しかし極めて遅いテンポでもしっかりと歌い上げ、クライマックスへと膨らみ、静かに終わる。終わった時には長大な曲を聴き終えたような感動を覚える。おまけのワグナーはかっこよい。だが敢えて入れる必要があるのか?天国のブラームスが怒るのではないのか?

    のだめノビルメンテ . |50year

    0
  •  このコンチェルトを演奏しているドン・スク・カンと...

    Posted Date:2016/07/31

     このコンチェルトを演奏しているドン・スク・カンというバイオリニストは現状無名に近い存在のようですが、今回のこの演奏には圧倒されました。不遜にもエルガーのコンチェルトはそれほどの名曲ではないのではないかと今まで思っていたのですが、すべてのフレーズに生命が宿っているような彼の情熱的な演奏を聴くにつれ、その感を完全に改めました。CDで聴く限りでは、単に情熱だけではなくそれを支える技術も素晴らしいものを持っています。  また、バックを指揮しているエイドリアン・リーパーも素敵な演奏をしており、冒頭から非常に聴かせるものをもっています。  とにかく、ぜひ一聴していただきたい演奏だと思います。

    花菖蒲 .

    3

You have already voted

Thankyou.

%%message%%