CD 輸入盤

交響曲第93〜104番 ノリントン&シュトゥットガルト放送交響楽団(4CD)

ハイドン(1732-1809)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93252
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ハイドン・イヤー屈指の話題盤!
ノリントン&SWR響による『ロンドン・セット』全曲!


ハイドン没後200年のアニヴァーサリーを締め括るのはこれしかない! ノリントン率いるシュトゥットガルト放送響による『ロンドン・セット』がいきなりBOXセットで登場します。

【最新の成果】
ノリントンはシュトゥットガルト放送響と、首席指揮者に就任した翌年の1999年にも第104番のライヴ録音をおこなっていますが、このたびは第104番を含めたすべてが2009年の最新録音となっています。音源はすべて9月におこなわれたシュトゥットガルト音楽祭での演奏をライヴ収録したもので、すべての曲の終演後に拍手が入ります。

【ピュア・トーン&ピリオド・サウンド】
持ち前の「ピュア・トーン」を武器につぎつぎと作品のイメージを一新し、とりわけベートーヴェンやモーツァルトといった古典派の作品で最高の成果を収めてきた当コンビによるハイドンとくれば、そもそも相性は悪かろうはずがありません。
 フレージングはより徹底され、音を割ったブラスやケトル・ドラムも意表を突くというよりむしろ必然とさえおもえるほど自然で効果満点。
 快速楽章が面白いのはもちろんですが、ここでは緩徐楽章での表情の激変ぶりも心地よい衝撃を与えてくれて実に新鮮。104番など驚きです。

【10年間の集大成】
前作『新世界より』も彼らの深化を続けるアプローチを実感させる内容でしたが、今回の『ロンドン・セット』は、どんなに衝撃的な部分でもエレガントさとぬくもりを失わず、なにより音楽の喜びと楽しさを授けてくれる素晴らしい仕上がりとなっている点がさすがというほかありません。これこそ10年間の集大成と呼ぶにふさわしく、彼らのベートーヴェンやモーツァルトに匹敵する注目盤として大きな話題を提供することはまず間違いのないところだと思われます。約22ミリ厚のクラムシェル・ボックス仕様。

【収録情報】
CD1 [70:37]
ハイドン
・交響曲第93番ニ長調Hob.I-93 [21:51]
・交響曲第97番ハ長調Hob.I-97 [24:15]
・交響曲第101番ニ長調Hob.I-101『時計』 [25:31]
CD2 [73:11]
・交響曲第94番ト長調Hob.I-94『驚愕』 [22:03]
・交響曲第98番変ロ長調Hob.I-98 [27:21]
・交響曲第102番変ロ長調Hob.I-102 [23:47]
CD3 [71:33]
・交響曲第95番ハ短調Hob.I-95 [20:18]
・交響曲第99番変ホ長調Hob.I-99 [21:47]
・交響曲第103番変ホ長調Hob.I-103『太鼓連打』 [29:28]
CD4 [80:01]
・交響曲第96番ニ長調Hob.I-96『奇蹟』 [24:53]
・交響曲第100番ト長調Hob.I-100『軍隊』 [28:08]
・交響曲第104番変ホ長調Hob.I-104『ロンドン』 [27:00]
 SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
 サー・ロジャー・ノリントン(指揮)

 録音時期:2009年9月7-12日(シュトゥットガルト音楽祭)
 録音場所:シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. I. Adagio - Allegro assai
  • 02. II. Largo cantabile
  • 03. III. Menuet
  • 04. IV. Finale: Presto ma non troppo
  • 05. I. Adagio - Vivace
  • 06. II. Adagio ma non troppo
  • 07. III. Menuet: Allegretto
  • 08. IV. Finale: Presto assai
  • 09. I. Adagio - Presto
  • 10. II. Andante
  • 11. III. Menuet: Allegretto
  • 12. IV. Finale: Vivace

ディスク   2

  • 01. I. Adagio cantabile - Vivace assai
  • 02. II. Andante
  • 03. III. Menuetto
  • 04. IV. Finale: Allegro di molto
  • 05. I. Adagio - Allegro
  • 06. II. Adagio
  • 07. III. Menuet: Allegro
  • 08. IV. Finale: Presto
  • 09. I. Largo - Vivace
  • 10. II. Adagio
  • 11. III. Menuet - Trio: Allegro
  • 12. IV. Finale: Presto

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総合評価

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10年前、このディスクが出たときのことを覚...

投稿日:2021/05/03 (月)

10年前、このディスクが出たときのことを覚えていますが、今回約半額で再発されたことを喜びたい。とは言えですねぇ、先日ベートーヴェンの全集を激賞したばかりでありますが、彼のハイドンは評価が難しいと思います。93年録音のロンドンクラシカルプレーヤーズとの演奏と基本的には同じ。ベートーヴェンと同じ路線を期待していたのに、なんでかなぁ、このレガートの多用は。レガート自体を否定するものではないのですが、HIPアプローチと合わない気がして仕方ありません。もしかしたら、融合を目指したのかもしれませんが、ハイドンとは違う気もします。この演奏は、もちろんサーロジャーのような素晴らしい指揮者が検討に検討を重ねた録音であり、私ごときがどうこう言える話ではないことは理解しております。それでも、アーノンクールや弟子のファイのハイドンを聞くと、サーロジャーは少しもどかしく思えます。演奏って難しいものなのだと、改めて思いました。

てつ さん | 東京都 | 不明

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聞く前からだいたい予想ができていたのです...

投稿日:2010/10/09 (土)

聞く前からだいたい予想ができていたのですけれど、ハイドンのエスプリを充分に表現で着ていたと思います。こう言ってはなんですが、眠くならない(藁)。ほとんど一気に聞いてしまいました。なので★5つを進呈。

小田春永 さん | 東京都 | 不明

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ある種の自虐的行動は、芸術的な創造活動に...

投稿日:2010/09/04 (土)

ある種の自虐的行動は、芸術的な創造活動に転化しうるかも知れない。ここでのノリトンは、ある種の兆しを内包しているようで、それがそのまま演奏につながりつつもある。また近年のノリトンと云えばこの自己との痕跡の闘いの様にも思える。それは自己の状のなモノから次第に造形のようなモノが現れ初めようとしている事で、この頃のノリトンのあり方と今の表現方法は全く違い、見方によってはノリトンそのモノの肖像のようにも思える。やはりノリトンには失礼だが〜BMW-6を運転しながら聴ける『ハイドン』はNORRINGTON だけ(^_^)v

レエル さん | 兵庫県 | 不明

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ハイドン(1732-1809)

ハイドンは1732年に生まれ、1809年に亡くなっています。その77年の生涯は、29歳から58歳までを過ごした30年に及ぶエステルハージ時代を中心に、それ以前とそれ以降の3つの時期に分けて考えることができます。「エステルハージ以前」の28年間は、幼少期の声楽やさまざまな楽器演奏の修行、青年期に入ってからの作曲の勉強に

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