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build2destroy さんのレビュー一覧 

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     2013/01/07

    すべてが事実ではないにせよ、マンガ創作とジャンプの裏側を週刊少年ジャンプ誌上で描くという発想が素晴らしかった。戦略を練り、血まみれにならないバトルを展開し、勝利を手にする流れは、本編でいうところの「邪道の王道」か。前のめりのスピード感がおもしろさに拍車をかける。

    作家と出版社は、良い作品を世に出したいという部分は同じでも、利害が相反する場合が少なくない(連載当初は編集部もしくは編集者が敵キャラだった)。そして企業に所属する編集者が作家側に立つことは現実的には難しいだろうけれど(その度にいちいち辞表をちらつかせるわけにもいかないだろうし)、まぁ良い夢を見せてもらったという感じ。

    とはいえ「バクマン。」が特異な名作であることには変わりない。

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     2013/01/07

    アニメ化を前に「REVERSI」の原作はあっけないほど潔く終了し、その勢いは本編にも波及して完結となった本巻。まぁここで引き延ばしが入ると笑うに笑えない状況になってしまうけれど。

    声優を取り巻く環境に詳しくないので誇張の程度はわからないが、自助努力が活かされる可能性を考えるといみじくもシュージンが言っていたように、難易度的に声優>マンガ家という側面もあるかもしれない。などと考えているうちに駆け足で迎えた怒濤の大団円。第一ページで交わした約束を忘れ去られる前に見事に描ききったラストページは、感動の一言に尽きる。もう一度1巻から読み返したくなった。

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     2013/01/07

    待望のアニメ化を前に一悶着、決まったら決まったでまた別の問題が勃発と大場システムらしく予断を許さない状況が続く本巻。夢に手が届きそうになっていく過程が描かれているのだが、最終巻を前にしてちょっと冗長に感じられる部分もある。

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     2013/01/07

    編集部の人事異動を絡めて「PCP」が月刊誌へ移籍し中学生編として再スタートを切る、という展開がものすごくリアルに感じられた本巻。新旧移行期の修羅場は現実でもこれに近い世界が展開されているのだろうな、きっと。二週に渡った観覧車の話は、平丸さん(と吉田氏)がいかに愛されているかを物語っている。

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     2013/01/07

    Directed by T.NANAMINE システムがより洗練されて復活する本巻。結果だけみると前回同様に敗北しているのだが、充分実際の運用に耐える完成度にまで到達していると思わせる描写がされている。

    現実でも話と絵という二つの異なる才能を高いレベルで持ち合わせている天才は当然、ごく一握りにすぎない。「原作」と表記されていなくとも、編集者を含めたブレインと共同でストーリーを練っていることは少なくないと思われる。リアリティを追求すればデータの収集や内容理解に時間をとられ、ファンタジーが強くなればクリエイティブな作業が増大する。

    作画については以前からアシスタントを導入して分業しているが、今後write/read両面でデジタル化が進み自由度が増してくるにつれ、マンガ界においても誰がdirectionをしたのか、という基準で作品が選ばれるようになるだろう。七峰透はその先駆けとして歴史に名前を刻むことになる。

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     2013/01/07

    新妻エイジが、二巻で宣言した「嫌いなマンガを終わらせる権限」を行使できるところまで上り詰めた本巻。週刊少年ジャンプに連載されている、十週連続(最終的には二十週連続)アンケート一位の作品を終わらせるとは、自虐というか皮肉というか…。

    アンケートの動向により方向転換を余儀なくされるので最初から細密な長期構想はないだろうが最終回については、イメージの濃淡はあるにせよ作者の頭の中に存在し、そのゴールに向かって物語を紡いでいるはずだ。しかし作者がそこに飛び込みたいと思っても、商業誌の宿命として人気作品を簡単に終わらせるわけにはいかず、悪名高き「引き延ばし」が始まる。執拗な深掘りや過剰な描写はテンポの悪さを生み、安易な新エピソード挿入は過去はもちろん最終回を見据えた未来の整合性を崩壊させる原因となり結果的に、魅力が低下してしまう場合が多い。

    作者がモチベーションを維持し、読者が途中からでも買い集めることが可能で、何度も最初から読み直そうという気持ちになり、そして一人でも多くの読者と感動の最終回を共有するためには、十年を越す連載期間は長すぎるように思える。もちろん次作や新連載がヒットする保証はどこにもないが、好きな作品が朽ちていく様子はできれば見たくない。

    そんなわけで、なるべく早く「ひとつなぎの大秘宝」に到達して欲しいものだ。

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     2013/01/07

    反則なまでに盛り込まれたマリーの(関西弁ではない)方言&病弱設定により、太陽(楽)を囲む惑星たる三本の鍵と報われぬ一丁の銃の構図が確立された本巻。急接近したり離れたりという彼女たちの複雑に変化する周回軌道を、心配または楽しそうに見守る眼鏡コンビ(できることならキョーコちゃんも入れてトリオ編成にしたいところ)と屈強なparents軍団(クロードは鶫の親代わり)がイベント毎にローテーションで絡んでいくことによりしばらくの間は、安心して楽しませてもらうことができそうだ。

    キリギリスが永遠に夏を謳歌することができないようにどこかのタイミングで、壊れた錠が修復されて楽の胸に舞い戻るエピソードが挿入されるだろう。その際の激震(まぁ、あまり大きく揺れないような気もするが)を楽しみに待ちつつも今は、キリギリスに倣って日常の楽しさを満喫することにしよう。

    お得意の顔芸のトレンドは白目怒り(怖)。

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     2013/01/04

    各エピソードのそこはかとない唐突さに若干、先行きの不安を感じつつも全体的には相変わらず好調な本作。小野デレさんの巻とはいえ、「恥ずかしくても好きな奴の写真はちゃんとゲットしとけよ?」という素敵なアドバイスをくれたり、英文和訳の宿題プリントの内容が絶妙だったり、とキョーコちゃんの存在がきっちりアピールされている点が嬉しい。なんと三本目の鍵が登場。本来、鍵は男性の象徴なのだが(鍵穴は女性)、鍵を所有する女性が複数登場する真意が今後、明らかにされることを期待。お得意の顔芸だが、ちょっと進化しすぎのような気も…。

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     2013/01/04

    早いものでコミックスは27巻に到達し、膨大なキャラ資産を武器にネタ枯渇の心配はなさそう。綿密に練り込まれたボケとツッコミをじっくり堪能できるのもコミックスならではの楽しみだ。前巻は「大阪編」の影響で生徒会不在だったが今巻で復活(その代わりポケット団がお休みというローテーション制)。キャラ変わりすぎのデレデージーのあまりのかわいさに、こっちがデレてしまう。お約束のマロニエ・マニア絡みや「レベル高いのゴロゴロ」コマで吹き出しの下に隠れている姿も含めて、デージー成分の補給はこれでOK。来月発売の28巻で「スイッチ・オン編」が完結するとのこと。年末に合わせたうまい区切りだ。

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     2013/01/04

    表紙見返しの作者コメントに「さぁ、目指せ70巻!」と書かれていたが、ストーリー上のターニングポイントになるのだろうか? ロビンちゃんの美しさにようやく気がついた。どうやら二年後の世界に順応しつつあるようだ。一味が分散してパラレルに話が展開するためテンポは若干悪いが、読み応えは確実に戻ってきている。羞恥に身悶え、ふくれっ面で髪を結い直しそしてめがねを装着したたしぎちゃん。抜刀していざ反撃(コート着なくてもよかったのに)。ナミさん(in サンジ)とサンジの見事な男前っぷりも見逃せない。

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     2013/01/04

    一日分の内容は、「Point」でその日の概要を確認し、「Warm up!」で肩慣らし後に
    「Practice」の実践形式の問題へ、というかたちになっており段階的に進めることが
    できる。ただしタイトルを信じて二週間前から勉強を始めるのはさすがにリスキー。
    一巡目は9日目のレビューテスト後に結果確認日を追加し、最後のテストは飛ばして
    14日。二巡目は筆記を一日に二日分、リスニングは一日で消化し、レビューテストと併せて7日。最後の仕上げに実力完成模擬テストを実施し、その結果確認や全体復習、予備日を考慮するとやはり、一ヶ月前からの着手が望ましい。テスト日から逆算してスケジューリングを。

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     2013/01/04

    一日分の内容は、「Point」でその日の概要を確認、「Check」で語彙、表現、文法を理解後に「Practice」で実践的な問題を解く、というかたちになっており段階的に進めることができる。ただしタイトルを信じて二週間前から勉強を始めるのはさすがにリスキー。一巡目は10日目のレビューテスト後に結果確認日を追加し、実力完成模擬テストは飛ばして14日。二巡目は一日に二日分消化し、レビューテストと併せて7日。最後の仕上げに実力完成模擬テストを実施し、その結果確認や全体復習、予備日を考慮するとやはり、一ヶ月前からの着手が望ましい。テスト日から逆算してスケジューリングを。

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     2013/01/04

    現在中二の次男曰く、英語の授業で文法に関する説明はほとんどないとのこと。そこで中学英語の文法を学年単位でぶった切らずに通して学べる本書を購入してみた(アルファベット〜間接疑問まで網羅されている)。ふだん日本語を読み書きしている中学生が英語を学習する場合、理屈抜きで英語に接するよりも、難しい文法用語は理解できないにせよ日本語との違いや英語独特のルールを知っていた方が、習熟効率が高まるのではないかと思う。さぁ、結果はどうなるか?

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     2013/01/04

    現在中二の次男は一昨年六月実施の英検四級不合格。単語も文法も苦手とのことだったが、二兎を追っても間違いなく挫折するのでまずは、単語力をつけることに。出る順にコンパクトにまとまっていてたいへん見やすいことから本書の購入を決定。試しに眺めてみると結構知らない単語があり内心焦りつつも、本書を常に持ち歩いて空き時間にLevel1-3 の計1,100単語何度も繰り返し眺めるようアドバイスした。そんなわけで自信満々(単語のみ)で望んだ去年六月の英検四級合格、返す刀で十月の英検三級も合格してしまった。現在はLevel4&5の計720単語を自発的に眺めているらしい。ここからは例文がないため、名詞以外は辞書で調べたフレーズや例文を書き込んでいる。

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     2013/01/04

    珍しく過去編(一話もしくは一巻まるまるではないから、編ではなくエピソードか)で幕を開ける本巻。大きな山を越えるものの、すぐさま新展開が始まり読者を飽きさせないサービス満点の大場システム。新キャラを乱発せずにアシさんを絡めることで、思い入れがより深くなり好印象。相変わらず平丸さん系にはずれなし。

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