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青のサボイア さんのレビュー一覧 

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     2021/07/14

    チャーリー・ヘイデンとブラジルの奇才エグベルト・ジスモンチのベースとギターおよびピアノによるデュオライブ作品。音楽家というものは複数の楽器をレベルの差こそあれ演奏出きるものだが、ジスモンチの場合はギターもピアノも最高レベルの演奏を聴かせてくれる。話によれば他にも色々な楽器を演奏できるそう。正に奇才である。ブラジル出身ということを知っていて音楽を聴いているので色眼鏡があるかも知れないが、ジスモンチのプレイを聴いていると、どこかしっとりと熱を帯びた熱帯雨林の中にいるかのような錯覚を覚える。しかも朝の霧のモヤがかかった熱帯雨林だ(熱帯雨林で霧が発生するのか知らないが)。幻想的でとても美しく、生命の息吹までをも感じる。このようなアーティストは他にはいないと思う。それにしても様々な個性のアーティストとデュオで名演を見せるヘイデンのベースプレイの巧みには感嘆するばかりだ。

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     2021/07/13

    チャーリー・ヘイデンと若き(当時)天才ブラッド・メルドーによるベースとピアノのデュオライブ作品。まず音質についてだが、教会での演奏を録音したとのことだが音が若干こもっている感じるがする。メルドーの高音のピアノは通るがヘイデンのベースがこもり気味に感じた。演奏内容はというと、若干難解な印象を受けた。ブラッド・メルドーをあまり聴かないので彼のプレイに慣れていない自分に落ち度があるとは思うが、やはり本作を聴く前にはブラッド・メルドーという挑戦的なプレイヤーに慣れていた方が良いと思う。ブラッド・メルドーが好きな人にはヘイデンの良さ(音はこもっているが)も分かってもらえるのではないか。リー・コニッツとこの二人が組んだアルバムもあるがそちらの方が取っつきやすいかも知れない。

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     2021/07/13

    チャーリー・ヘイデンと名手ジム・ホールのベースとギターによるデュオライブ作品。ヘイデンの死後発表されたヘイデン好きとしては嬉しい作品。またジム・ホールが好きな人にも満足してもらえる作品となっていると思う。二人はデュオの名手として共通点があり、そんな二人が組んだ作品が悪いはずがない。商品説明にもあったがヘイデンのルーツはフォークミュージックだ。ジム・ホール自体にフォークを感じることは少ない気がするが、本作においてはコンセプトを共有した息のあった演奏が聴ける。ヘイデン好き、ジム・ホール好き、デュオ作品好きにはマストな一枚だと思う。

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     2021/07/13

    チャーリー・ヘイデンとキース・ジャレットのベースとピアノによるデュオ作品。彼らはキースがソロデビューを飾る際にもトリオとして組んでいたし、そこから派生したアメリカンカルテットでも素晴らしい作品群を残した。二人のデュオはヘイデンの曲ごとに組み合わせの異なるデュオ作品である「クロースネス」で一曲限りで実現していたが、一つの作品としての記録は本作と本作の続編(というかアウトテイク集)の「ラストダンス」のみであるので、特大の巨人同士の組み合わせである。キースはシリアスな展開や余りにも甘美な旋律を志向する傾向があり、気楽に聴ける作品というのは少ないのだが、本作は二人の関係が反映してか、とてもリラックスしたセッションになっている。キースもやればできるじゃん、大人になったな、という感じだ。ブックレットにも本人が書いているが、是非とも自分の大切な人と一緒に聴いて欲しい。私は妻と婚約するときにこのアルバムを送り。静かに二人で聴いて愛を確かめ合った。しかしながらその愛は時を立つにつれ「腐れ縁」に様変わりするとはつゆ知らず笑

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     2021/07/13

    チャーリー・ヘイデンと名人ハンク・ジョーンズによるベースとピアノのデュオ作品。彼らの組み合わせは1995年の「スティルアウェイ」にから2012年と20年弱の再会である。前作と同様、ゴスペル、スピリチュアル色の強い曲、演奏内容となっている。ハンク・ジョーンズは正に何でも出きる名人であるが、こういったジャズのルーツ的な音楽をやっても超一流である。奇しくもこの作品がハンク・ジョーンズ名義のはいったアルバムの遺産となったはずである。モダンスタイルからスタンダードそして先鋭的なグレートジャズトリオと様々なスタイルを演奏してきた彼が最後に祈るような宗教的な音楽で人生の最後を飾ったことは感慨深いものがある。

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     2021/07/13

    チャーリー・ヘイデンとキューバの生んだ天才ゴンサロ・ルガルカバによるベースとピアノのデュオライブ作品。2005年東京でのライブ録音ということで、その前の年に二人が組んだ「ノクターン」と「ランドオブザサン」の世界観を汲んだライブ録音となっている。両作品はグラミー賞のラテンジャズ部門を受賞して世間的にも評価を得ているので、その流れを汲んだ本作もまた必然的に素晴らしい演奏内容となっている。グラミーを受賞した両作品を気に入ったのなら、是非とも本作にも手を伸ばしてもらいたい。ライブならではの生々しさも加わり最高の音楽空間が待っていることと思う。

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     2021/07/13

    キース・ジャレットは自信がソロデビューを飾るに当たり、自身のマイルスのDNA、チャーリー・ヘイデンのオーネット・コールマンのDNA、ポール・モチアンのビル・エヴァンスのDNAという三代巨星のDNAをブレンドしてトリオを結成した。キースというとソロやスタンダーズの人というのが巷の認識である気がするが、マイルス、オーネット、エヴァンスを追いかける身としてはむしろこのトリオそして後のデューイ・レッドマンを加えたアメリカンカルテットでの活動の方にむしろ興味のあるところだ。アメリカンカルテットは割と息が長くライブアルバムも存在していたが、この初期トリオのライブ音源は無かった。そこで痒いところに手が届いた感があるのがこのアルバムだ。内容は実に攻めていてスリリングだ。彼らがスタジオだけでなくライブの場に置いても奇跡的なケミストリーを起こしていたことが証明された。

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     2021/07/13

    チャーリー・ヘイデンと天才パット・メセニーのベースとギターのデュオ作品。ヘイデンは多くのデュオ作品を作ったが、ギターとのデュオ作品は割と多い。その中でも燦然と輝く一枚がグラミー賞も受賞した本作だ。正直なところ私は個人的にパット・メセニーがそれほど好きではない。ギターの音音はどこまでも美しいが、ギタープレイ自体は激しいことが多くアンマッチな印象を受けることと様々なアプローチの作品に手を出しているがその音色が必ずしもそのアプローチにマッチしているとは思えないことが多いからだ。そんな彼の作品においてここまで彼のギターの音色と作品コンセプトがマッチした演奏はあっただろうか。またミズーリ州という望郷コンセプトを共有したヘイデンとの息の合いようは奇跡としか言いようがない。さらには普段、ジャズを聴かない人にも幅広く受け入れられる懐の広さを感じさせる。数あるヘイデンのデュオ作品の中でも屈指の一枚だ。パット・メセニーには他にもヘイデンと組んだアルバムはいくつかあるが、不思議と彼のリーダーアルバム(もちろん私の趣味に合うアルバムはいくつもあるが)よりも、ヘイデンと組んだ作品は出来がよい(チャレンジが空振りしていない)ことが多いように思う。対キースジャレットにしてもそうだがヘイデンと組むと不思議と軌道が修正されるのではないかと感じさせられる。

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     2021/07/13

    チャーリー・ヘイデンと天才パット・メセニーのベースとギターのデュオ作品。ヘイデンは多くのデュオ作品を作ったが、ギターとのデュオ作品は割と多い。その中でも燦然と輝く一枚がグラミー賞も受賞した本作だ。正直なところ私は個人的にパット・メセニーがそれほど好きではない。ギターの音音はどこまでも美しいが、ギタープレイ自体は激しいことが多くアンマッチな印象を受けることと様々なアプローチの作品に手を出しているがその音色が必ずしもそのアプローチにマッチしているとは思えないことが多いからだ。そんな彼の作品においてここまで彼のギターの音色と作品コンセプトがマッチした演奏はあっただろうか。またミズーリ州という望郷コンセプトを共有したヘイデンとの息の合いようは奇跡としか言いようがない。さらには普段、ジャズを聴かない人にも幅広く受け入れられる懐の広さを感じさせる。数あるヘイデンのデュオ作品の中でも屈指の一枚だ。

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     2021/07/13

    チャーリー・ヘイデンと名人ハンク・ジョーンズのベースとピアノのデュオ作品。ヘイデンは多くのデュオ作品を残したがピアノ作品が特に多い。その中で本作の特徴はかなりゴスペル色が強いことだと思う。普段、ゴスペルを聴く人は果たしてどれくらいいるだろうか?私自身、ゴスペル歌手というのは数えるほどしか知らない(ソウルも歌う人ならいっぱいいるが)し、ゴスペルアルバムもほとんど持っていない。そんな私のようなゴスペルに詳しくないリスナーにとっては貴重なコレクションになるのはずである。

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     2021/07/13

    チャーリー・ヘイデンと巨人リー・コニッツのベースとアルトサックスのデュオ作品。ヘイデンは多くのデュオ作品を残したがホーンとのデュオ作品は少ないと思う。恐らくリー・コニッツの聴き方が分かっていない自分が至らないのだと思うが、本作は私には少々退屈に感じた。フリージャズ好きとしては少々刺激が足らなかった。タイトル通り少々甘い演奏である。

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     2021/07/13

    チャーリー・ヘイデンと名手ケニー・バロンのベースとピアノのデュオ作品。ヘイデンは多くのデュオ作品を残したがピアノのデュオは特に多い。その中で本作の印象であるが、かなり上品な演奏であると感じた。ややもするとカクテルジャズと言われがちな甘くイージーな展開もあるのだが、その一歩手前で「芸術」の領域に昇華しているのは、流石は名手ケニー・バロンともいえるし、ヘイデンの名サポートのおかげとも言える。普段ジャズを聴かない人にも気軽にオススメできる名盤だ。

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     2021/07/13

    チャーリー・ヘイデンとキースジャレットによるベースとピアノのデュオ作品。ヘイデンは多くのデュオ作品を残したが特にピアノとの作品は多い。その中でも同じセッションのキース・ジャレットとのデュオ作品「ジャスミン」はウルトラ級の名盤だった。それと比べると本作は「ジャスミン」の二番煎じというかアウトテイク集的な感じがして少しテンションが低いように感じる。とはいえ名演には変わりないので胸を張って人にオススメできる。なお、本作はヘイデンの生前最後に彼の名義がはいった作品でありタイトルの「ラストダンス」とは感慨深いものがある。

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     2021/07/13

    チャーリー・ヘイデンとブラッド・メルド−のベースとピアノのデュオ作品。ヘイデンの死後発表。ヘイデンは数々のピアニストとデュオを行っているが、いずれも聞き応えのある作品となっている。では本作はというと、まず内容の前に音質があまり良くない。好みの分かれる点だと思うが私には音がこもって聞こえた。内容はというと他のピアノのデュオ作品に比べてやや難解な気がする。普段ブラッド・メルドーを聴かないので彼がいつもこういったプレイをするのかデュオだからなのかは判断付かないが、往年のピアニストには無い感覚があり、理解するにはメルドーの作品により多く触れる必要があるのではないかと思った。

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     2021/07/13

    ブルーノートの前作「コンプリート・コミュニオン」の延長線上にある作品でこちらの方が編成が多く正にシンフォニーの体がある気がする。特にファラオ・サンダースの参加が嬉しい。同じテナーのガトーも十分迫力はあるのだがサンダースの前には引き立て役(もしくは良い対比相手)となっている感がある。攻撃的なサウンドに対してヴィブラフォンの参加も清涼感がありサウンドに奥行きをもたらしている。ここでのモチーフは後々チェリーが良く使うモチーフがいくつかあるので、是非ともこの作品をおさえてから(コンプリートコミュニオンも然り)、チェリーの諸作を聴くのがよいと思う。

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