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0 people agree with this review 2014/05/10
モーツァルトの世俗的なカノンは、民放のテレビなどでたまに取り上げられることがあるが、まだ偏見が根強く、残念ながらカノン集自体の録音は少ない。有名な世俗的なカノンもよいが、アカペラで歌われている宗教的なカノンは絶品で、モーツァルト好きなら必聴であろう。録音も演奏もよい。
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0 people agree with this review 2014/04/24
バッハ演奏で定評のあるフェルトホーフェンだが、このモーツァルトのレクイエムはいたって普通の演奏でがっかりしてしまった。ピリオド楽器によるモツレクは山のように出ているのだから、何かプラスアルファが欲しいところだ。版も基本的にはジュスマイヤーと同じ。余白のヨハン・クリスティアン・バッハのミサ曲はよかった。
0 people agree with this review 2014/04/04
この大ミサ曲は、レクイエムほどではないもののさまざまな版があるが、このCDでは指揮者のラングレが編集したものを使っているようだ。予想に反して非常にダイナミックな演奏で(特にクレドなど)、独唱者も豪華で出色の一枚だろう。
1 people agree with this review 2014/03/28
現在でもあまり多くないアロイジア・ウェーバーのためのアリア集。正直デセイでも無理に声を出している箇所があるが、これらの曲集を聴くために重要なCDであることには違いなく、推薦の一枚。
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1 people agree with this review 2014/03/19
グートの演出は、前回のドンジョヴァンニでははっきり言って失敗だったと思うが、このコジはまだドンよりかはましな方であった。ただし予想通り演出とセリフが一致していなかったり、フィオルリディージがデスピーナに軍服を持ってこさせる場面が省略されていたり、変装をろくにしていなかったりと、人によっては不満の残る演出ではある。
4 people agree with this review 2014/01/10
現代的な演出ではあるが、ザルツブルグのような奇抜さ、珍奇さはなく、安心して観ることができる。なお4幕のマルチェリーナとバジリオのアリアは省略されている。残念なのは伯爵夫人役の歌手がビブラートをベタベタに付けて歌っていること。なので星は4つにした。
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3 people agree with this review 2013/12/24
複数のピアノを使い分けてのモーツァルトのピアノソナタ全集。音の装飾は少なめではあるが、繰り返し聴くにはむしろこの方が耳に煩わしくなくてよい。私が好きなK330,331のソナタが、シュタインのフォルテピアノで弾かれているのも個人的には嬉しい(多くのフォルテピアノ奏者はヴァルターを使用している)。前打音の扱いが独特で、何度聞いても飽きのこない演奏である。大推薦。
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2 people agree with this review 2013/11/26
このヤーコプスの演奏は、フレージングやテンポなどあれこれ工夫していてオモシロいのだけれど、何度か聴くとあざとく感じ飽きてしまう。まあヤーコプスの他の演奏でもだいたい似たような印象を持つのだが。ヤーコプスはどちらかというと、モーツァルトよりもハイドンの方が向いていると思う。
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4 people agree with this review 2013/11/25
ホグウッドの指揮なので、さぞ穏健でのんびりした演奏なのだろうと思って聴いてみたが、たいそうダイナミックで劇的な演奏なのでビックリ。特に第7番から第9番はティンパニが最強打され、ホルンは野獣のように咆哮する爆演。ただし第9の終楽章は旧スタイルによる演奏なのが残念ではある。なおヴァイオリンは両翼だが、バスは通常通り向かって右の配置。私的にはノリントンよりもホグウッドに軍配を上げる。
0 people agree with this review 2013/11/18
モーツァルトの未完の2曲のオペラを収録したアルバム。明るく、屈託のない曲ばかりのせいか、サリエリの曲を聴いている感覚になる。凡作とは言わぬが、完成していても、フィガロやコジのような傑作オペラになっていたかどうかは疑問だ。演奏もやや重い。
1 people agree with this review 2013/10/28
シュトラウスのワルツ集のCDは近年ではニューイヤーコンサートぐらいしかなくなってしまったが、このCDは演奏も選曲も秀逸だ。特に「美しき青きドナウ」ではリピートをすべて遵守すると、非常にくどくなるという新たな発見があったりしておもしろい。また無駄な「ため」もなく、モダン楽器でやるときのようなうるささがないので安心して聴ける。この種の曲では個人的にはクライバーに次いで聴くべきCDとなった。
0 people agree with this review 2013/10/18
レビューにもある通りテンポは超快速で、他の演奏と比較して、どの楽章も1分ほど早くなっている。そのためせかせかした、そっけない感じがするのは私だけではないはずで、残念な点ではある。伴奏のケルン・アカデミーももう少しアクの強い演奏をしてほしいものだ。
2 people agree with this review 2013/10/14
数少ないフォルテピアノによる演奏の中では、このCDがベストだろう。音色がひたすら美しい。続編も希望。
1 people agree with this review 2013/10/10
古楽畑のヘレヴェッヘだが、オケはトランペット、ティンパニを含めモダンなので、音がやや団子になっているし、tuttiでは大音量になっており細かなニュアンスが聴き取りにくくなってしまている。正直このような現代モダンオーケストラによる演奏を聴くと、ピリオド楽器による演奏が恋しくなってしまう。ただし他のモダンオケの全集と比較すれば、高水準であることは間違いない。
0 people agree with this review 2013/09/30
定評のある映像作品だが、70,80年代のユニテル社制作の映像は、どれも綺麗に整いすぎていて私には物足りない。それに大オーケストラでの演奏なので、音が団子になっていてその点でも不満である。古楽器によるベートーヴェン全集のDVDを期待したい。
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