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トップ > My ページ > Yousei さんのレビュー一覧
検索結果:6件中1件から6件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/01/01
本人の体験に基づく自伝的な物語と思われる。 エッセイにもよく書かれている、コピーライター養成所、フーテン、ヘルハウス時代を切り取っているのだろう。 合間合間にウィリアムバロウズばりのシュールな文章がはさまれている。 想像力の欠如した読書に表現者としてあるべき(ロックンローラーであるべき)と啓蒙する書でもある。3コード、8ビート、8トラックス、そしてロックンロール万歳!
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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16歳の少年、ホールデンの2日間のできごとを綴っている。 あらすじを書いていくと、陳腐なものになってしまう。 この本の優れたところはストーリーではない。 大人と子供の間の16歳の少年の心の動きを、1人称の僕という語り口でストレートな文体で語ってる点が素晴らしい。 訳が少し古い気もするが、今読んでみても50年前の小説とは思えないほどの普遍性を持っている。 インチキ野郎(インチキという言葉が度々使われている)な大人たちに対する不信感。ホールデンは「まったく反吐がでそうだ」と表現している。 自分より弱い子供たちへの深い愛情の念。 自分が金持ちの子ということによる、貧しい人への引け目。 そして、それらを語るどうしようもなく不安定な16歳の少年。
ビートニク、ヒッピー達のバイブルだったらしい。 それに、ボブディランが自伝の中でこの本に夢中になった時期があったと書いていて、なにかと気になる本だったのです。 最初はね、なんとも読みにくい文章だなwと思いましたね。 人物が次から次に現れるし、アメリカの地名にいまいちピンとこないし… 100Pくらいまでは読むのが苦痛ですらあった。 中盤以降は完全にこの本の病的なまでの熱にやられ、文章のことなんか気にならなくなってきました。 ディーン・モリアーティーと主人公、「いったいこいつら、アメリカ大陸を何往復するつもりだ!」
今まで読んだアメリカものは1人称で口語調のストレートな文体のものが多かった。 けどこの本は違いましたね。 ごっつい語彙と精巧な文章で圧倒されます。 自分の語彙力のなさを無理やり気付かしてくれます 19でこの本を書き始めたらしい。 とんでもない人ですね。 真の天才です。 学校に満足に通っていなくて、算数は全然駄目やったらしい。 引き算すらできなかったって… 文章には関係ないのね
知っているキーパーソン、キーワードが増えたので、色々な所がつながった。 デイブ・ヴァンロンク、ウディ・ガスリィ、レッドベリー、ジョニーキャッシュ、ウィルコ、ビリーブラッグ、ケルアック… 興味深いのが、曲が作れるようになるまでの過程を書いているところ。 突然降って湧いて、書けるようになれるのではないのが良くわかった。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/05/29
音数の少ない簡潔なシンプルさを感じるアコギの音。 音数が少なく行間読ませて、尚且つ現代音楽のような内向き、難解さ、理論先行な面の無い シンプルで心地よいアコースティックな音楽が実は今、一番新しいのではと思ったりもします。 ギターの他にもピアノなどの生楽器も使ってて、やっぱり音が少なく静寂の使い方が絶品です。 ミニマル的だったりで共通点がみられるJames Blackshawですが、音の行間の少なさでは好対照な二人です。 小さなレーベル500枚限定プレス。 お早めに購入してください。
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