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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/10/07
アンダは1962年から1971年にかけてモーツァルトの協奏曲全曲を録音しましたが、ここに収録されている3曲は いずれも最初の年に録音されています。 つまり、アンダが録音以前から好んで弾いていた曲と考えられます。特に6番は、初期の作品でありますが、後期の傑作に遜色がない、むしろ初々しい感じがするだけ魅力的と感じます。 1楽章はピアノの艶やかな音色が美しく、左手の三連音符が印象的な2楽章は秀逸、そして3楽章は思わず口ずさみたくなるような愛らしい旋律です。 21番は、2楽章がアンダの演奏が映画に使われたことで有名です。アンダのモーツァルトはそこはかとなく色っぽいところがあり、それがこの2楽章では顕著です。 17番は、規模といい内容の充実度といい、後期の傑作に遜色がないと言えると思います。 モーツァルトのピアノ協奏曲は25番以降は2.3楽章がシンプルになる傾向があり、わたしは2.3楽章の充実しているこれらの初期中期の曲のほうが好きです。 アンダのモーツァルトの演奏は清らかさの極みで、透明感のある潤んだ音色がとても特徴的です。
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