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検索結果:210件中31件から45件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/07/12
世情、わかれうた、化粧と強い歌の入ったアルバム 世情はとにかく情景がうかぶ力強い歌なのに、実は歌詞は不思議に抽象的なところがあって、押しつけがましくないんですね 説教の為に使おうとしても聴いた相手が別の事を考えてもいいようなそういう聞き手に解釈がゆだねられた懐の深さを感じます そしてわかれうた この歌詞はとにかくすごい 最初の「呼び続けたことはありますか」という問いにかつてとある芸人さんが「あるわけないだろ!」というツッコミを入れてたことがありますね ほんと普通の人はそんな経験あるわけないのですが、そこはもう反応したら負けで、その時点でみゆきワールドに呑み込まれているのです 自分の経験と照らし合わせて考えてしまった時点でもう歌の中に入っているのです 立ち去るものだけが美しくて残されたものはみっともなくうごめくしかないとか 好きで別れを歌う訳じゃなくて他に知らないだけとか 道に倒れて誰かの名を呼び続けたことはない私ですが、それ以外の部分にはすごく「納得」させられてしまいます そして化粧 この曲はとんでもねーな!と男の人が感心するのをよく見る気がします すごい情念の歌なんですけど、実は相手を責めてない ほとばしる情念の表現なんだけど、自分(男)を責めないから冷静に眺めて納得してしまうような怖さがあるのかなと思いました 私にとっても、すごい業がありながら不思議に前向きで建設的なところもあり、とても印象的な歌です
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/07/11
このアルバムは何と言っても12月ですね 何万人の女たちが自分だけは違うと思っていたのに 何万人の女たちと同じと気が付いてしまう という部分がすごく刺さりましたね 知らされるんじゃなくて自分で気づいてしまう 本当は最初から分かっていたというのが あと涙はいいですね 相手が「いい人」という事以外何もわからないところが、何もかもぼやけているようで
色々な人生を集めた短編集みたいなアルバム 極楽通りは「中島みゆき」をフィクションで完璧に表現した歌詞だと思います ひとからバカだって言われて、殴り返したい気持ちであざ笑いに来た人に 対する包容力(でも決して慈悲深い聖人のようではなく) みゆきさんの真骨頂だと思います あと肩に降る雨は淡々としながらメロディーがきれいで「曲」として一番好きです それ以上言わないではそれを言っちゃあお終いよということを言われた時の気持ちを鮮烈に切り取っていて鮮やかです 曲として聞きやすいアルバムなので気負わずに聴いてほしい1枚です
時代のセルフカバーも入ってるよ!一番聴くアルバムかも 提供曲のセルフカバーなので、曲のクオリティーが高くて裏ベスト的に聴けます 歌詞がすごく好きなのが多い 「私ときどきおもうの」はみゆきさんの歌詞の中で一番好きです 本当にそのとおりだと思うし、葬式の時に流したい 命は 命は なんにもしないうちに 終わってしまうから 「若い時」なんて あたしたちにも もう、ないの みゆきさん…! 「ローリング」はみゆきさんとはちょっと世代の違う私ですが、すごく刺さる 「それを宝にするにはあまりに遅く生まれて 夢のなれの果てが転ぶのばかりが見えた」 みゆきさんの歌詞の中で一番私たちの事だ!と思い、時代と一緒に収録したという事に意味を感じてしまいます 工藤静香提供曲なども収録されていて聴きやすいし、みゆきさん入門にいいのではないでしょうか
大島弓子さんが作詞に参加の「鳥は鳥に」(大島弓子「綿の国星」のアニメ映画主題歌)が名曲です! 浩子さんのメロディーは淡々としているが、覚えやすくてきれいなのです ひとつになれるまでと言いながら、鳥は鳥で人は人とはっきり断絶している この曲には「あなた」は出てこなくて、背中はなでてくれても寂しいと ひとつになれないことを受け入れる大人の歌だと思います ぜひ聴いてほしい!
このアルバムは何と言ってもクルルカリル(扉を開けて)ですね この1曲の為にアルバムを買ってもいいぐらいの名曲 浩子さんの曲はいつもこの世界の扉を開けてどこかへ連れて行ってくれるのです ”ああだけどきみは”の くやしさがこぼれるところがこの世界と向こうの境目でしょうか 淡々としながらメロディーが素敵で退屈さはなく聴きいってしまう バックの音も楽器の音がきれいで最高です マギーは歌詞がいきなり「死んだマギー」というマザーグース的な残酷さがすてき 情景が浮かぶ聴きやすい曲が多いアルバムだと思います
シンセサウンドと斉藤由貴さん提供曲で80年代のきゅんとする空気を閉じ込めた1枚 MAYもいいですが、ひまわりが! やっぱり感情移入して聴いていると二人が会えないまま終わるので、え、それでいいの?といつまでも心に引っかかってしまった時点で浩子さんの術中にはまってしまっているのです 今でも時々会えなかった二人について思ってしまいます あと時の回廊がいいな 怖いけどどこか惹かれてしまう ここではないどこかへ迷い込みたい気持ちはきっと誰にでもあるから
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/07/10
恋するニワトリも入ってるよ! ほおずきランプともしてやうさぎのような童謡テイストの曲 物語を語る組曲 そして妙に生々しい恋の歌とバラエティに富んだ1枚 私はうさぎが一番好きですね アイドルに提供した曲だったということですが、谷山さん本人が歌うと田舎っぽい女の子じゃなくてどこにもない空想の世界の女の子の歌みたいに聴こえます
組曲というかコンセプトアルバム? メルヘンかと思わせて最終的に骨とか鬼とか大変血なまぐさいです もちろんそういうの大好物です 色々な物語を妄想してしまうアルバムです 曲も説明的な淡々から盛り上がっていく構成で大好き かくしんぼからの鬼こごめのすれ違いが切ない そして、え、そこで終わっちゃうの?どうなっちゃうの?という余韻がいいです
みんなのうたのまっくら森の歌に斉藤由貴さん提供曲も入ってるので谷山入門編にいいのではないでしょうか しかしやっぱり素晴らしいのは地球滅亡三部作 粉雪の日は雪がふるたびに、このまま雪が止まなくて全てが消えてしまう世界を想像してしまいます ガラスの巨人は夢の中で自分がどこまでも大きくなる映像が浮かびます 夜中歩いていて、もしこのまま…と想像してしまう 穀物の雨が降るはさすがに普段妄想することはありませんが どこまでも映像が浮かんでしまうだいすきなアルバムです 、 恋の歌は片想いの曲が多くて感情移入しちゃいますね 人生のふとした時にこのアルバムの曲を歌ってしまいます こなゆきこなゆきせかいをつつむこなゆきこなゆき地球がひえる かなしみがせめてくるよもっとおおきくならなければ
ラブソングなんだけど、物語性が高い 青色帽子ツアーなんて内容は失恋励ましソングなのに、この発想はすごい でもちゃんと現実の物語に収まっているところも面白いですね 森へおいでもかなしい歌なのですが、いつものアルバムと比べると「ぼく」に実力行使をする気配が薄いです ちょっと自己完結気味?である意味平和なアルバムと言えるかもしれません それが特に顕著なのがタイトル曲の冷たい水の中をきみと歩いていくですね こわいけどうつくしい すごく映像が浮かぶ歌です いけないことなのに、どこか惹かれてしまう そんな不思議な魅力に満ちたアルバムです
ラブソングばっかりのアルバムです しかしその愛のカタチが少し変わっているのが浩子さん 海の時間が大好きです すごい愛の唄のはずなのに、どうして何か不穏を感じるんだろうと思ったら 相手の反応が一切書かれてないからかなと思いました ボクが一方的に愛を語ってるだけ 相手の子はもしかして?と妙に深読みしてしまったり というか、このアルバム通してそういうストーカーっぽい一方的な愛の唄が多い しかしだからこそ妙に純粋な愛を感じるのかもしれないと思いました ディストピア×ラブソングな不思議なアルバム
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/07/09
家庭で育てるのに適した一般的な花や木がいっぱい載っています 育て方についてはプリムラなどよく知られている草花については詳しく載っていますが、ほとんどの草花は1頁に3種類ぐらいの記述で栽培のコツがあっさり書かれているだけです どちらかというと宿根草にはこんな種類があるんだな〜とかページを眺めて楽しむ本と言った感じでしょうか 気に入った花があったらあとはネットなり本なりで調べる必要があります それでも何を植えようか漠然と考える時にはすごく便利だし、眺めているだけで楽しいですよ
手探りで作ったアルバムなのかなと思っているのでした(個人の感想です) 良くも悪くも歌謡曲(商業ベースの音楽)になっていないおかげで、今聞くと年齢不詳の不思議な音楽として聴けるんじゃないかと思います 私としてはフォークっぽいのはまだ聴けても歌謡曲っぽいと古すぎて無理と感じてしまうので、このアルバムは私にとって奇跡的なバランスでタイムレスな名盤です 歌詞はメルヘンなようでいて、別れや死の影がにじんでいてはっとします なんといってもねこの森には帰れない 帰れないんじゃなくて帰らない 返事も届かなくていい という強い決意の歌なんですよね 甘いのかなと思うと辛辣な不思議な世界 ぜひ聴いてみて
オフコースとしては最後のアルバム 80年代路線の集大成と言った感じで手堅いシンセサウンドでまとめています ラストアルバムということで別れの歌が多いですね 、 小田さんにしては随分湿っぽく感傷的な悲しい愛を終わらせてや夏の別れ →傷ついて恨んだりするべきではないという多分 その哀しみは →前向きな昨日見た夢や君住む街へ という曲目から「葛藤したけど、君に説教されて結局納得したよ」みたい流れを感じました ニューミュージックの佳作的なアルバムなので、スルーするには惜しい1枚だと思います 4人時代のオフコースって割と無視されがちなのですが、激動の80年代をバンドという形でしのげたのは小田さんのキャリアにとってもよかったのではないでしょうか また4人時代に無理してでも(当時の)流行りの音に寄せて現役アピールをしたことによって「伝説の大御所」みたいな存在にならずに済んだと思います まあどの時代も小田さんの才能はやっぱり凄いので、聴かないのはもったいないですよ!
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