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　2006/05/12

素晴らしいのひとことに尽きる。ｳﾙﾘｯﾂｧなど楽器をｼﾝﾌﾟﾙながらも効果的に配置し、ｴｲﾐｰの繊細で落ち着いたｺｸのある歌声がこのｱﾙﾊﾞﾑを何倍にも美しく魅力的にしている。歌詞もぜひ読んで欲しい。非常に哲学的で深い。ﾏｸﾞﾉﾘｱの曲いり。

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　2006/05/12

透明に色はない。だが人は透明ということばにある種の色彩をｲﾒｰｼﾞする。彼女のうたはｶﾊﾞｰが多いが、ｼﾝﾃﾞｨのｶﾊﾞｰ曲をうたっているとき、その空間はただ優しく柔らかな透明に彩られてゆく。

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　2006/05/12

涼やかな､そしてすこしさみしげな秋の趣を爽やかにたたえた傑作だ｡いいものはいい｡そして悪いものは悪い｡そうきっぱりと言い切るｼｪﾘﾙは潔く､思慮深くもﾜｲﾙﾄﾞで非常に魅力的だ｡

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　2006/05/08

轟きわたるような激しさと優美さを併せ持つ作品。若い世代の私達にはﾏｲﾙｽをﾘｱﾙﾀｲﾑで聴いていた人逹にくらべ自慢できるｼﾞｬｽﾞ作品があまりに少ないがこれは胸を張っておすすめできる

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　2006/05/08

美しい声だった。溶かしたキャラメルのように滑らかで優しく甘く、そしてほんの少しほろ苦く。ｼﾞｬｽﾞ、ﾎﾞｻﾉｳ゛ｧを若年ながら老練に歌いこなす。優雅に。軽やかに。心楽しく。少女の面影をのこしてスキップするかのように。

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　2006/05/08

男性と女性の声。その出会いはこんなにも、優しかった。そのハーモニーはこんなにも、美しかった。むしろ野蛮ささえ感じさせるほどに。ｼﾞｬｽﾞの本質をそのままに映したこの作品は、私達の心に痛いほどにしみいってくる

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　2006/05/08

私のｼﾞｬｽﾞの入口になってくれた一枚。ｼﾞｮﾆはﾌｫｰｸでは、と思いますか？これはｵｰｹｽﾄﾗとｼﾞｬｽﾞの邂逅した作品でｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞ集なんです。しかも恋のはじまりからおわりまでを描いており、そういう選曲という凝ったもの。ﾊﾝｺｯｸなどｼﾞｬｽﾞのﾌﾟﾚｲﾔｰが多数参加。

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　2006/05/08

ﾛｯｶｰのうたうｼﾞｬｽﾞ。 その素晴らしい科学反応はこの作品からｽﾀｰﾄし、全部で四作にもいたる大好評ｼﾘｰｽﾞとなった。ﾛﾏﾝｽ溢れるうたたち。ﾅｯﾄｷﾝｸﾞｺｰﾙのようだ。ただ違うのは、ﾛｯﾄﾞが甘いﾊｽｷｰﾎﾞｲｽだということ。部屋の雰囲気はにわかにがらりとかわるはず

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　2006/05/08

このシリーズは古きよきｱﾒﾘｶのうたを彼がずっとずっとながいあいだ歌いたくて、私財をなげうつかの様にしてやっと着手したもの。それだけの情熱に聞き手たちも応えた。ｼﾝｶﾞｰとﾘｽﾅｰのｺﾗﾎﾞﾚｰｼｮﾝなくしてこのｼﾘｰｽﾞは四作も続かなかったろう

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　2006/05/08

ﾛｯｸ歌手だからと侮ることなかれ。ｼﾞｬｽﾞｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞをきめこまやかな表現で流れるようにうたう。ゲストたちとも息ぴったりで、ずっと彼がうたいたかった積年の望みをいまかなえ、奏でている

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　2006/05/08

ムード満点のｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞ集第四段だ。枚数を重ねるたびに完成度はましていき、唄のﾛﾏﾝは研ぎ澄まされてゆく。ｼﾞｬｽﾞの唄のもつﾀﾞｲﾅﾐｼｽﾞﾑのようなものとその心が存分にあじわえる

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　2006/05/08

マイルスの数ある作品のなかでも特に渋く豪奢な作品だとおもう。彼はいろいろなことをいわれているけれどやはり偉大で、作品もまた不変の偉大さをたずさえているのだ

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　2006/05/08

ｼﾝﾌﾟﾙでｴﾚｶﾞﾝﾄ。そしてﾜｲﾙﾄﾞでｼｯｸで知的。このｱﾙﾊﾞﾑには沢山の言葉が似合うけれど、どの言葉もこの作品を表わし切ることはできないと思う。雄弁にして寡黙、そんなアルバムだと感じる

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　2006/05/04

嬉しかった。レイが本当に最後にわたしたちに遺してくれた本作はサプライズパーティーの如く、楽しくやわらかく、そして懐かしいような作品だったからだ。グルーウ゛ｨーなソウルのプレゼント。リボンを解いたならうれしさが溢れてくる

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　2006/05/04

よく眠れない夜に聴いた。涙のこもった様な、辛さや歓び、人の持ちうるすべての感情を感じせるその声。彼が亡くなってからきくようになったけれど、ちっとも遅くなんてなかったとおもう。彼は永遠だから。彼は音楽だから。不安な夜も力づけてくれるあたたかな音楽自身だから