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TERRY さんのレビュー一覧 

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     2009/11/23

    アナログ盤をいまだに愛聴していますが、さすがに傷みも激しいので一応CDも買いました。84年作ですからもう25年の歳月が流れたのですね。皆さんが書かれているように文句なしの最高傑作ですが、私が特に気に入っているのは『レッドギター』です。坂本龍一のピアノが、本当に独特な世界を表現していると思います。この曲のビデオクリップをもう一度見て見たいです。よく覚えていないのですが、モノトーンで『老人と海』みたいな作品だったと。有名な監督が撮ったとか?誰か教えていただけないでしょうか?

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     2009/11/23

    今から31年前、このアルバムに出会い、いまだにベストワンのCDです。ブローバイブローとの比較なんてもうどうでもよくなってます。驚くべきは、いまだにジェフはスリリングな現役であること。同じ時代に生まれたことに感謝します。
     さて、あまり話題に上がってこない曲『ソフィー』について。8分の7拍子、マイケルウォルデンのしなやかに叫ぶドラム、クラヴィとローズを歌わせるミドルトン、そしてジェフに絡みミニムーグをオモチャにしまくるヤン・ハマー。この曲をカバーしたバンドを私は今まで見たことがありません。皆さんはいかがでしょう?
     ギタリストからひとこと。ジェフはこの曲のソロでオクターバーとリングモジュレーターを駆使しています。その使い方が分かったのは実はつい最近です。1曲目の『レッド・ブーツ』でもそうですが、フィードバック+オクターバーだけでもカッコイイのですが、それに不協和音を編み出すリングモジュレーターが、マーシャルアンプから出てくるとこうなるのです。ヤン・ハマーもこれには随分影響を受けたようで、ギタリスト増尾秋好とのジャパンツアーでもこの技をシンセでカバーしていました。
     いまだに謎なプレーは『グッバイ・ポーク・パイハット』の前半、Aパターン5-6小節あたりの軽いフィードバック奏法に、途中から別の音が混ざってきてフィードバックを起こす部分です。これはオーバーダブなら簡単なことですが、どうやら違うようです。私はライブで何度かやってみて成功したことは無いのですが、ジェフはきっとこうやっているのではないでしょうか?↓
     ラストノートがフィードバックしだしたら、次に来てほしい音をフレッティングし、ピックアップと弦の近くでそのノートと同じ音程の声を出し、共振を待ち、それをフィードバックさせる??
     まぁこんな風に、いまだに謎な部分だらけのこのアルバムですが、私にとって最大の謎は『レッドブーツ』のイントロです。色々な譜面やMIDIデータを調べましたが、どれひとつしっくりくるものはありません。あの譜ワリは一体どうなっているんでしょう?マイケルウォルデンが単に走りまくっているのか?ライブでは8の裏で入っているのですが、オリジナル音源では2回目は16の裏のような気がしてならないのです。

     長くなりましたが、この31年間でLP3回、CD2回買いなおし、それでも何かを探し続け、向き合いながら生きてきました。きっとこれからも、この先30年は容易に、このアルバムを聴きながら生きてゆくのではないかと思っています。やがて一生を終える日が来たら、是非とも私が納まっている棺の中に入れて欲しい、そんな偉大な作品です。

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     2009/11/18

    もう随分長い時間が過ぎていますが、誰かが見てくれたら嬉しいです。私は今48歳、そう26年前パットメセニーグループのカバーバンドを大学生の時やってました。当時このアルバムは『雲の上の存在』でしたが、ライブでIt’s for You とEstupenda Graca を演奏したことがあります(笑)

    1曲目のAs Falls Wichita, So Falls Wichita Falls は本当に敷居が高かった。PMGはオーバーハイムというシンセサイザーを駆使してこの壮大なサウンドを作り上げていたのですが、私はこれをKORG POLY-6でかなり近いサウンドを完成させていましたが、人前でいまだに演奏する機会がありません。死ぬ前には一度やってみたいと、今でも思っています。

    この曲は、実は戦争反対という大きなメッセージが流れているのを、皆さんはお気づきでしょうか?(勝手にそう思い込んでいます。間違っていたならお許し下さい)大きなスピーカーで聞くと分かるのですが、超低音波がバンバン出てきます。それからシンクラビアというシンセで作ったと思われる、ヒュ〜ンっていう音が出てきますが、これは爆弾投下の音でしょう。ヘリコプターらしき効果音もバンバン出てきます。パーカッションのナナがボイスを入れていますが、戦火の下、逃げ回る人間の叫びに聞こえます。最後には子供たちの声、パイプオルガンに包まれて、シーケンサーを使った『宇宙的』なサウンドで締めくくられています。アナログ版のA面がこの1曲でした。

    音楽雑誌のインタビューで、パット自身が語っていた中に、曲の後半に数字を数える部分があるのですが、その数字はパット自身、何も考えず思いつきで出た数字だったそうです。最後の『3(スリー)』という言葉は、私には『FREE(フリー)』→WAR FREE(戦争の無い世界)に聞こえてしまいます。

    きっと、人々が争いあう、犠牲になる人が沢山いる、時代は変わり次の世代を担う子供たち、明日が平和な世の中になりますように、というメッセージだと思っています。

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