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c.g.ponn さんのレビュー一覧 

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     2010/01/11

    未発表曲をメインとする編集盤「Lost tapes」の発表を皮切りに始まった、約2年間に渡る再結成の締めくくりとして制作された新作。楽曲はカーマイン・アピスとヴォーカルのケリー・キーリング(ナイト・レンジャーetc.)によって書かれており、往年のメンバーも参加しているものの、かつてのそれとは別物と捉えた方がいい。そう思って聴くと悪くない一枚である。なお、アピスはこれと前後して日本のバンド、PEARLの再結成に参加。2枚のアルバムをリリースしており、マーケットの特性に合わせて展開するバンドを使い分けていた。故に、発表当時本作が日本のメディアに酷評されたのは仕方のないところである。セルフカバーであるM11以降の2曲は過去の別テイクや未発表曲で、「Lost tapes」の補遺版と言うべきもの。かつて出ていた日本盤でボーナス・トラックとされていたM14(ポイズンのC.C.デヴィルが参加)は、当初から隠しトラックとして外盤にも収録されていた。

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     2009/11/29

    1980年代、彼女等の存在を抜きにテレ東の深夜は暮れることを許さなかった。"偉大なるB級"の名を欲しいままにした日本アイドル史の影の大物、まさかの集大成。正直彼女等やLady,OhのCD化の報を耳にすると一連の再発リサイクル商法も来るところまで来た感があるが、それだけに今を逃せば間違いなく次はない、その筋のファンにとってはリリース自体がセイントフォー以来の奇蹟に違いない。だから、当時の歌詞カードからスキャンしたと思しき、プロの仕事だとはにわかに信じ難いブックレットの雑な造り(特に「やってられないわ」)も許そう。でもそれならば、Be-2のアルバムと未収に終わったB面曲、そして北野ファンクラブ絡みの「修善寺で別れた大宮の女」まで収めた2枚組にしてくれれば、世間の片隅に生きるダイハードなファンも思い残すところなく成仏できたものを…。

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     2009/11/15

    長年の砦であったブロンズ・レコードの倒産に伴い、ヴァージン傘下の10(テン)レーベルに移籍しての86年作。ヴァン・ヘイレン等に代表される当時の産業ロックのモードをごく自然に取り入れつつ、揺るぎない独自の世界を見せつける好盤。そしてやはり聴きものはカヴァー・ナンバーだ。前作ではボブ・マーリィを取り上げていたが、今回はビートルズ「ヘイ・ブルドッグ」以外は、ザ・ジャム「ゴーイング・アンダーグラウンド」、エディ&ホット・ロッズ「ドゥ・エニシング・ユー・ワナ・ドゥ」といったパンク系ナンバーを標的にしているのがポイント。原曲の良さを殺さず流行りを見据えた上で独自のカラーに染め上げる、名匠マンの包丁の冴えを存分に楽しめる。ラストを飾るインスト「クロスファイア」も熱い。しかしダンス・ミュージックを推していく意向のレーベル側とは反りが合わなかったようで、次作「マスク」を最後にバンドはしばらく休眠状態に入ってしまうのであった。

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     2009/11/15

    1995年にDDDからポリドールに移籍した時に出たベスト盤。冒頭に収録されたジョン・ファーナム"You're the Voice"のイタリア語カヴァーである新曲を除けば歴代のヒット曲の再録音である。ただし、ギターのカルロ・マッラーレが脱退しているために彼のロマンティックなギターが聴けないのが残念ではある。それでもラウラ・ヴァレンテ時代、そしてアルド・スティリータ存命中のマティアを愛するファンにとっては、看過できない一枚であろう。なお、ラウラが加入して最初のサンレモ曲である"Piccoli Giganti"はこのアルバムに収録されている再録版しか現時点では入手できない。

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     2009/10/31

    メジャー・デビュー前の自主製作音源や未発表ライヴなどで構成されたレア・トラック集。ということで、初心者や一般的なリスナー向けの作品ではない。あくまでコアなファン向けの一枚である。

    確かに、一般的なパブリックイメージが確立する前の初期音源はなかなか面白い。が、それならやはり自主音源は自主音源、ライヴならライヴでまとめて出して欲しかった(そのうち出るのだろうが)。

    となると、やはり目玉は最後のデモからのタイトル曲になるのだろうが、中途半端さが拭えない一枚ではある。

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     2009/10/10

    えっ!?ソロ名義のアルバムって今出てるのこれ一枚だけ!?「音楽活動は海援隊で」という形になって久しい昨今、こうして出ているだけでもありがたいのだけど、う?ん、残念というか、寂しいというか。シングルだけで発売された曲もあるし、オリジナル・アルバムの再発が難しいのなら曲を増やしたベスト盤を出して欲しい。ドラえもん関連の曲は本来の武田ワールドとはちょっと違うとこにあると思うので、あえて収録する必要はないと思う。

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     2009/10/01

    これぞハマーの最高傑作。全盛期のチャラいイメージの奥に見え隠れしていた、ゴスペル・ラッパーとしての本質が全開になった実に内省的なアルバム。安いし、在庫があるうちに騙されたと思って聴いてみて欲しい。ヒップホップと言うよりも黒人音楽のがっしりした伝統と豊かな水脈に育まれた、類いまれなポップ・センスを感じられるはずだ。そしてクライマックスのゴスペル3連発に、例えクリスチャンでなくとも"何か"の存在と、そこへ向けての高揚感に身を踊らせずにはいられないだろう。神の国は、ここに確かに存在する…!

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     2009/09/18

    10年くらい前に「ロンリー・ハート」が車のCMに起用されたのに便乗したとおぼしき日本企画のベスト盤だが、その通好みの選曲で話題となった一枚。

    「危機」も「ラウンドアバウト」も収録されていないが、「燃える朝焼け」や「同志」は90125イエス以降もライヴの定番だったし(「シベリアン・カートゥル」も収録されているので実に"危機"の2/3を網羅!)、モラーツ時代の「サウンド・チェイサー」や"ドラマ"からの「レンズの中へ」など、メンバーの変遷もそつなく押さえている。何より、クリス・スクワイアのグルーヴィなベースを核にアンサンブルを構築するこのバンドの骨子が、グッと凝縮されて聴き手に伝わるのが素晴らしい。ただ漫然と代表曲を並べるのがベスト盤ではない、といういい例になっている。

    が、この価格からして国内盤がヨーロッパ経由で地球を一周して届くだけのような気が。そこにこの差額を払えるかどうかは貴方次第。

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     2009/08/26

    ついに時代はカラー放送へと突入、いよいよ黄金期を迎えたテレビまんが界勃興の記録がここに。カバトットからテッカマンまで、キラ星のごとく並ぶ説明不要の作品群が、その何よりの証拠だ。一方、現在では封印作品として知られる「ジャングル黒べえ」や日テレ版「ドラえもん」の主題歌も聴くことができる。そしてこういう形でまとめて聴くことで、当時いかに「ルパンV世」が異色の作品だったかがわかろうというもの。有名な「足?もとに?からみ?つく?」の方は「その2」なので、「懐かしのB面コレクション」と一緒に買ってね。

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     2009/04/12

    カール・パーマーがエイジア加入前夜に一時的に組んだバンドの唯一のアルバム。かつてパット・スロールとフュージョン色濃厚なHRバンド、オートマティック・マンを組んで活動し、後にメイナード・ファーガソンのアルバム「ハリウッド」にも深く関与するトッド・コクランや、通好みのHRバンドとして知られるニッツィンガーのメンバーが参加していかにも当時風のニューウェイブっぽいHRを展開する。カールのプレイにはいつもの手癖が皆間見えるが、プログレを期待するのはお門違いと言うもの。かといってエイジアのような華があるわけでもなく、やはりこれは埋もれるべくして埋もれた作品と言えるだろう。

    余談。本盤を含め現在出回っているこの作品の音源は、もともと約10年前にファンクラブ限定で発売されたものであり、聴けばいわゆる盤起こし音源であることがわかる。この事実に目をそむけ、あれこれ付加価値を付けて商売をしようとする日本のレコード会社の姿勢には首を傾げざるを得ない。本当に高音質盤、高付加価値盤を作りたいのなら、本当のマスターテープを発掘する努力をするのが条(すじ)ではないだろうか?SHM-CDという規格そのものに漂う"安易さ"を含め、プロとしての見識を疑う。という

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     2009/03/11

    作品そのものについては他のレビュアーさんの書かれている通り。僕も"It's Alright"大好きです。"長い夜"のニューバージョンも、ライヴ映えを意識した音響派な仕上がりで格好イイっス。この80年代の名盤が、ラットやドッケンと一緒にライノの廉価レーベル、フラッシュバックから爆安リリース(つまり演歌の1000円CDと同じ扱い)!前作「17」まではボートラ付きの豪華リイシューだったのに、なぜ?こんな所にもリーマン・ショックの影響が来ているってことか。やはりこのバンドは、どこまで行ってもアメリカの世相を映す鏡なのかも知れない…。

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     2008/10/26

    QMSのツインギターの片割れ、ゲイリー・ダンカンによる"クイックシルバー"名義(あくまで昔のバンドとは別らしい)でのスタジオ新作。基本ゲイリー一人での録音のようで、一部打ち込みも使ったクリアな音作りは往年の「サイケ」を期待すると、一聴しただけではあまりに普通のギターインストなことに肩透かしを喰うかも。

    が、聴き込むうちに広がる世界。特にジャズの古典「ラウンド・ミッドナイト」の創造性に満ちた解釈を体感した時、このシスコの名門の放つ輝きには未だ一点の曇りもないことを確信するであろう。ゲイリー自身の筆によるジャケットイラストも最高だ!

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     2008/09/08

    イエスのドラマー、アラン・ホワイトが仲間と結成したバンド。イエスと並行してのソロワークなので、イエスとは違う現代の重厚なロックを展開している。けして「プログレ」を期待して聴くアルバムではない。本作最大の失敗はジャケットをロジャー・ディーンに発注してしまったことだ。加えて、この日本盤では紙ジャケやら脈絡のないボーナストラック「ラン・ウィズ・ザ・フォックス」やらで、発売元の見識のなさが露見した仕様となっている。内容はむしろ本家よりもいいと思うだけに非常に残念だ。現状では輸入盤を奨める。

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     2008/09/06

    現在のシカゴの起点となったアルバム。これ一枚で「80年代のシカゴ」を確立し、「フォスター・スタイル」の雛型として世界中にフォロワーを生んだ功績は計り知れない。その証拠に、メンバー、ファン、関係者…シカゴに関わる誰もかれもがこの時代から逃れられず、態度はどうあれ意識せずにはいられないのだ。このアルバムに対する批判や怨み言は、そのままこのアルバムへの賞賛でしかない。何より、このアルバムの成功がなかったら、バンドは今まで存続し得ただろうか?でも、「いっそテリーが亡くなった時に解散していれば良かったのに」「いや、最初の来日公演の後で…」とか、本気で思ってる人もいるんだろうなぁ。でもそれって某プロデューサーなんか問題にならないくらい

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     2008/08/19

    (英spectrum 5443252の解説)同じタイトルの米acadia盤が1stと2ndを2in1にしたものなのに対し、この英盤はA&M時代全体からのオーソドックスなベスト盤である。同じ趣向の編集盤"20century masters:The millennium collection"よりもバランスのいい選曲がされており、アルバム未収録曲もフォローしていることなどから、この特異なロックバンドに手軽に触れてみたい向きには、その価格も含めて最適の選択と言えるだろう。

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