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鬼が島 さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/26

    HMVのレヴューにもあるとおり、好企画が続く韓国ユニバーサルからの登場であるが、カラヤンやショルティーが新リマスター、オリジャケによる韓国ユニバーサルのオリジナル企画であるのに対し、過去にヨーロッパや日本でも個別に発売された発売された協奏曲全集やソナタ全集などの廉価集成である点は、同じ韓国ソニーのワルターやセルのエディションに近い企画といえよう。そのため、2台ピアノのためのソナタK448が重複収録されている。それは、とくに問題ではないが、むしろK459が2枚に分割されて収録されている点などは何とかならないものか。

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  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/19

    ワルターに続く、韓国ソニーの好企画で、セルの主要な録音がよく集められているが、いくつかの不満もある。購入予定ではあるが、あえて不満を述べると、第一に、これまで発売された異なるシリーズの寄せ集めで統一感に欠けること。たとえば、ベートーヴェンはDSDによるオリジャケ盤のマスターであるのに対し、ドヴォルザークの交響曲はSBM盤によるヘリテッジシリーズのマスターが使用されていると考えられ、カップリング方針や採用されているリマスター(つまり音にも)に一貫性がないこと。第二に、寄せ集めということとも関係があると思われるが、スメタナの「モルダウ」や「売られた花嫁」からの三つの舞曲、マーラーの4番などの音源が落ちていること。第三に、コンチェルトがほとんど入っていないこと。協奏交響曲、クラリネット協奏曲、フライシャーとのK503というモーツァルトの3曲のみがおさめられているのはどういう基準だろうか?スターンとのモーツァルト、フランチェスカッティとのメンデルスゾーンとチャイコフスキー、ゼルキンとのブラームス、カザドシュとのモーツァルト、フライシャーとのベートーヴェンなど、優れた演奏ながら、現在では入試しづらいタイトルがコンチェルトにもたくさんあり、どうせならこれらも収録してほしかった。第四に、あえていえば、ワルターに比べて、価格が高いこと。これは、最近の円安とも関係があるのだろうか?一枚当たりがこの価格であれば、どうせなら、最新リマスター、オリジャケによるCBS録音コンプリートのような形で発売すれば、はるかに魅力あるものになったはずである。

    11人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/11

    没後50年ということで本来であれば、最新リマスターによるオリジャケのCBS録音コンプリートが発売されてもよいところであるが、企画されないのが残念ながら現在のワルターの欧米での人気の反映かもしれない。そんななか、韓国から生誕120年企画で単売されたバージョンが廉価集成再発されるのはせめてもの朗報である。当SBM盤はステレオ録音を中心にバラで相当数所有しているが、明記されているリイシュープロデュサーによってリマスター方針にかなり違いがあるようで、ベートーヴェンやワーグナーなどはややヒスノイズが目立つが、生気のある自然な音作り、いっぽう、マーラーの1番や2番、ブルックナー、シューベルトのグレートなどは、ノイズはよく消されているが、情報量も少なく細身で平板な音という印象であった。また、ブラームスはその後のDSDリマスターに一番近いと感じた。ワルターのステレオ録音というと、マックルーアのリマスターがすべて最高と盲信しているファンも多いが、当SBM盤やその後のDSD盤ともタイトルによって一長一短で、DSDリマスターからもすでに10数年が経過しているので最新の良質のリマスターを期待したいところであるが、オリジナルマスターがすでに劣化しており、難しいかもしれない。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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