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2 people agree with this review 2020/10/28
89年に小澤征爾がライブ録音した名盤を長く愛聴してきたが、それを凌駕するディスクが登場した。ジャンヌはセンターにピタリと定位、ソリストと合唱は 左右一杯に広がる素晴らしい録音。たたみかける小澤に対して、じっくりと作品に向かい合った演奏である。フランス語って、こんなに魅力的だったんだ、と感じ入った。
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0 people agree with this review 2018/05/06
同封の解説も含めて、非常に丁寧に作られたセットだと思う。一枚ダブっていたが、購入して正解だった。
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3 people agree with this review 2018/02/18
合唱を1声部1名が担当しているので、ドイツ語の発音も明瞭に聴き取れるし、むしろバッハの音楽が綾を織りなすように進んでいく様子がはっきりと分かる。SACDであればロケーションの空気感がもっと出ると思うが、CDのフォーマットでも十二分に楽しめる優秀な録音である。私はこのセットに大変満足した。
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1 people agree with this review 2018/02/11
枚数の多い組物で価格の安いセットのCDには、明らかに出来の悪いものがあり、音質的なレベルが非常に低いものがある。しかし、このセットは明らかに違う。HMVから付与されるクーポンを差し引くと、一枚当たり何と100円である。にもかかわらず、音質的には新発売のCDと遜色の無い水準を確保している。しかも、アーノンクールの創るバッハの音楽は確信に満ちており、聴く側に迫ってくるものがある。素晴らしいセットであり、バッハの音楽を堪能されたい方には、是非とも推薦したい。
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4 people agree with this review 2012/12/25
超優秀録音である。これがライブ録音かと疑うほど個々の楽器にフォーカスがピタリと合い、全ての音にアクセス出来る。このレーベルのディスクの中では、最高の出来だと思う。先日、ヤンソンスはバイエルンのオーケストラと来日し、ベートーヴェン・チクルスで充実した演奏を披露したが、これからも大いに期待したい。
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0 people agree with this review 2012/09/28
この録音の後、小澤は80年代にボストン響と再録音した。また2008年のベルリン・フィルとの演奏を映像で見ることが出来る。このディスクはもう40年近く前の録音になるが、しかし、全く色あせていない。30代の小澤の感性がストレートに出た名演である。フィリップスの4チャンネル録音テープからSACD化したようだが、素晴らしい音質だ。音場は左右一杯に拡がり、ホール・トーンを満喫することが出来る。
1 people agree with this review 2011/10/15
届いて開けたところ、各CDは発売当時のジャケットが印刷された丈夫な紙に入っており、これには感心した。廉価盤特有の薄っぺらな紙ではない!演奏内容だが、バロックオーケストラなのでしっとりと大人しくやっているのかと思いきや、エネルギッシュで隙がなく、個性的な世界を展開している。録音の良さもあり、とても満足している。
1 people agree with this review 2011/09/23
オールソップの指揮は曲の壺を心得ているようで、打楽器のメリハリもはっきりと付けている。特に「ヴァイオリン協奏曲」は抒情性に溢れていて素晴らしい。NAXOSレーベルを買うのは初めてだったが、録音のレベルも悪くない。
0 people agree with this review 2011/09/09
「アパラチアの春」はいろんな指揮者で聴いてきたが、『very slowly』以降のゆったりとした時の流れは、バーンスタイン盤に勝るものは無い。ほぼ30年前の録音だが、全く新鮮で、聴いた後の充実感は当曲随一のものであると思う。かつて輸入盤のLPで愛聴してきたが、手軽に高音質を手に入れることが出来るという点でも、当SHM-CDを推薦したい。
5 people agree with this review 2011/02/10
この演奏には凄く感銘を受けた。最後の最後にぐっとテンポを落として、がっちりと足場を固めながら、頂点を目指していく。壮大なゴチック建築を想起させる名演である。しかしこのテンポについていくオケも凄いと思う。さすがに最後のトランペットによる主題は爆演にかき消されて聴き取れないが、ハイティンクの音楽を堪能出来る1枚である。同じオケによる自主制作盤でありながら、ハイティンクが指揮したシカゴ響のそれと比較すると、演奏内容・録音ともに数段上に思える。
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2 people agree with this review 2010/10/14
演奏内容については言うこと無し。これぞモーツァルト!録音は20年以上前のものだが、非常にナチュラルで無理がない。
3 people agree with this review 2010/10/09
ゲーベルのもと、メンバーが丁々発止とやり合う様子は、「ターフェルムジーク」という言葉からは想起できないものである。またテレマンの音楽がいい。大切なものが一杯、詰まっている。
2 people agree with this review 2010/09/25
演奏がスタートすると、凄まじい緊張感に包まれていることが分かる。そして、その緊張感は最後まで持続することなる。「火刑台上のジャンヌダルク」も名演だったが、小澤にこのような声楽入りの曲を振らすと天下一品である。私は満足した。またディスクがSACDのシングルレイヤーだったせいか、録音も出色である。ホールの拡がりを部屋に持ち込んだようで、非常に自然な仕上がりだ。
1 people agree with this review 2010/08/05
非常に清潔な、手垢のついてないカルミナ・ブラーナである。欲を言えば、運命に抗うことの出来ない人間の無常感のようなものが表出されていれば良かったと思う。それにしても、プティボンはうまい。
6 people agree with this review 2010/05/14
ミンコフスキの才気躍動!94番の2楽章には驚いた。どの曲も新鮮で個性に溢れている。
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