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検索結果:186件中31件から45件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/07/04
元々が連れ子を持った同士の再婚で繋がった家族だった。そしていつの間にかみんながバラバラになっていたが、父が亡くなり、その葬儀でまたみんなが顔を揃える。葬式の通夜ぶるまいは母が作ると言って譲らず、手料理が出されるが、それを口にすると過去が甦ってくる。家族を繋ぐものは料理の味とか、そういうものに喚起されるのかもしれない。色々と考えさせられる映画です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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2011年の東日本大震災で制御不能になった福島第一原発内部で、電力会社の職人達が命をかけて被害の拡大を抑えようとする姿を描いた映画。放射能の汚染が拡がる区域には、若い職員を行かせる訳にはいかないと、ベテラン職員が向かう姿は、それだけ放射能の恐ろしさが伝わる。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/07/03
吉田修一の原作を映画化した作品。田舎町で起きた少女の誘拐事件をきっかけに周辺の人間関係が崩れてゆき、この町を少しずつでも良くしようという行為がはみ出し者へとレッテルを貼られることになる。およそタイトルとは程遠い環境の町だが、それでも希望を持とうとする主人公の女性が事件の起きたY字路で未来を探る姿が印象的である。
キューブリック監督の代表作と云える「シャイニング」の続編となるストーリーの映画化、大人になったダニーが超能力シャイニングを駆使して、悪霊達と対決して、また幼い頃の惨劇が起きたホテルへと戻ってゆく。一見、前半と後半でテイストが違うようにも感じるが、それが現代でのシャイニングと悪霊の闘いのアップデートと考えるべきだろう。そして、因縁のホテルに戻ることで、あの時代へと遡るのである。
アマゾンの紙様とされていた半魚人が、アメリカの研究所に運び込まれたというストーリー。研究所の清掃係として働く言葉の出ない女性は、この怪物とコミュニケーションがとれる。研究所でこの怪物の解剖が決まったこと知った女性は逃がす計画を考える。とてもファンタジックなラブストーリーですね。
身寄りのない少女が居候先の銭湯を手伝うことで自分の居場所を見つけてゆく作品。やりたいことがみつからない主人公の澪は、東京に出てきて居候するもようやく見つけたアルバイトも長続きしないが、銭湯の仕事を手伝うことで生活が形成されてゆく様を淡々と描いている。
辻村深月原作の映画化作品。一度だけ死者との面会を仲介するツナグ。半信半疑の生者が死んでいった者の本当の気持ちを聞くことができるという設定。ここでも生前の樹木希林の演技が光っている。遺族だけでなく友人でも会えるというところでいろんな再会が生まれる。続編も作れるストーリーです。
フィクションとは言い切れない、現実とのリンクが散見されている国家権力による情報操作という闇に切り込んだ作品。あまりにも政府批判の色が濃い為か、主演にはシム・ウンギョンが抜擢されている。そのキャスティングが奏功していて映画作品としての重さを増している。
筒井真理子の独壇場の作品。訪問看護師が患者の孫に勉強を教えてあげていることから、誘拐事件を誘発してしまう。その事実が発覚して、彼女は全てを失い、理性が崩壊していく。その狂気の演技が筒井真理子独特で、海外でも高い評価を受けたのだろう。
どこかで壊れてしまった家族の絆を年月を経て、少しずつ繕ってゆく様を描いた作品。家族に暴力をふるう父、家族を守る為に夫を殺した母、殺人犯の子供達が大人になった後も、その事件に縛られていて、自らの幸せを実現出来ないでいる。そんな中、刑期を終えた母が帰ってくる。事件の日に止まってしまった家族の時計が動き出すがその針はスムーズには動いていかない。もう一度、家族になれるのか・・・
日本の警察で実際にあった不祥事をモチーフにした映画。北海道の刑事が裏社会と組み、拳銃や麻薬の摘発で成績を上げていくに伴い、いつしか自分もその闇に取り込まれてゆく様を豪華なキャスティングで描かいている。最初は必要悪としての許容範囲にいたと思われる刑事が、段々と後戻り出来なくなってゆく様は、権力が腐敗していく姿を克明に映し出している。
凶悪な保険金殺人事件の真相を描いたノンフィクションの映画化作品。収監されている死刑囚が週刊誌の記者に手紙を書き、面会に行った記者に告白する。まだ明るみになっていない殺人事件の首謀者「先生」が塀の外でのうのうと暮らしていると憤る。死刑囚役のピエール瀧の無慈悲な演技も凄みがあるが、先生役のリリー・フランキーも静かな凶暴性を見事に演技している。実際にこんな人間がいると思うと恐怖を感じずにはいられない映画です。
映像がとにかく凄い映画です。AIを搭載した美女ロボットとプログラマー青年の恋の駆け引きがスリリングで、徐々に罠にはまっていくような恐怖が終盤に膨れ上がります。それでも、この視覚効果は自然にしか見えないし、素晴らしい映像に結実している映画だと思います。
アメリカ社会の差別の問題を凝縮した作品。黒人少年シャロンは身体も小さく、いつもイジメにあっていた。そんな中、1人だけ心を許せる友達ケビンが心の支えになっている。月明りの海辺で2人が心を触れ合わせるシーンは印象的だし、「リトル」というあだ名だったシャロンが大人になってマッチョになっている姿もコンプレックスの裏返しを表現している。いくつもの偏見がのしかかるシャロンが生き延びる理由とは何だろうと考えさせられる映画でした。
是枝裕和監督が、フランスで豪華キャスティングの映画を撮った作品。初老の大女優が自伝「真実」を出版するに辺り、家族が集まるが、娘はその内容に納得しない。女優業で忙しかった母は、育児に情熱を持ってなかったという心情を吐露して、家族の間に不協和音が流れ出す。作品の中でも自己中心的なカトリーヌ・ドヌーヴが恐らく撮影時には遠くない振る舞いであったろうというのが画面から伝わってくるのがこの監督の作品の面白さだ。
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